「幸甚」の意味と例文と書き方
-
看護師さんに礼状 書き方
ケガや病気で入院すると不安や孤独感にさいなまれます。そんな悩みを診断や手術を施すことで解決するのが医師であれば、入院中の健康状態や食事さらにはお通じなどをサポートするのが看...
-
自動車委任状の書き方
自動車を購入する時、売る時、登録を変更するときなどには関連する様々な書類を提出しなければなりません。もし、それをすべて自ら行なうことが可能なら、委任状は必要はありません。し...
-
レジュメの書き方
1.会議に合わせたレジュメの書き方 2.書き方によるレジュメの特性 3.レジュメに必要な情報について 会...
-
敬老会演芸の依頼状の書き方
敬老会とは、長年にわたり世の中のために尽くしてくださった高齢の方に、感謝の気持ちと長寿のお祝いを兼ねて行うものです。敬老の日に合わせて、自治体や地域の行事として行うところが...
-
研修の感想文の書き方
研修の感想を書くにあたって、どのようなことを研修で行ったのかをはっきり記載する必要があります。感想文の形式などにもよりますが、箇条書きにする場合にはそれら様式にあった形で記...
-
「平素」の意味と例文と書き方
ビジネスの文章では、平素からご愛顧いただき、という文章がありますが、平素とは普段、平常という意味で使われる言葉です。いつも、という副詞的な使用をすることが多いです。 &nbs...
-
月額証明育休の書き方
月額証明というのは、職業安定所に育児休業給付金や介護休業給付金の支給申請をするためのもので、これを基準に一定の金額が育児休暇や介護休暇中に支給されますので、需給のためには必...
-
16分割メモの書き方
仕事をしているときや勉強中、また違う場面でも、メモをする場面はたくさんあります。でもメモって後でどこに書いたかわからなくなってしまったり、雑然としてまとまっていなかったり、...
-
規約改正の書き方
公共機関や政府、条例に限らずとも、規約やルールは存在します。例えば学校のクラブ活動や大学のサークル活動などです。これらの決まりは年を経る事にふさわしくなくなっていくものもあ...
-
フィールドノートの書き方
フィールドノートとは、その名の通り、主に野外における調査内容を記録しておくノートです。使用される分野は幅広く、野鳥観察や植物観察といった趣味に使う方もいれば、研究用の調査活...

幸甚という言葉。普段の日常生活を送る上ではなかなか聞きなれない言葉です。まず読み方ですが、「こうじん」という風に読みます。幸という字はまさに読んでそのままの「幸せ」という意味でつかわれます。
そして甚という字が日常生活では見慣れない文字であるわけですが、形容詞「いたし」という語源から「程度がはななだしいさま」、また「非常に」という意味を持つ文字となります。
この2つの文字が組み合わさることで
幸甚とは「非常に有り難い」こと、或いは「この上ない幸せ」という意味になります。見た目からも何だか堅苦しい文字で、なかなか家族や仲間内とのやりとりでは使いづらいと感じる方が多いでしょうが、この言葉はかしこまるべき相手とのやり取りや、ビジネスの場面で主に手紙やメールで使用することが多いです。
知ってはいても実際となるとどういう時に、どのように使えばいいのかわからないという方の為に、例えばどんな場合で使用することができるのか、例文を踏まえて下記を挙げておきますので参考にしてみてください。
かしこまるべき相手とのやりとりとして、まだ会ったことない人や、会っていたとしてもそこまで気心の知れない人。また、近しい関係であったとしても敬意を表すべき場面としてよく取り上げられるのが、パーティーや式典の招待状です。来てくれたら嬉しい。来てほしいという思いを、この言葉にたくして招待状を送ってみましょう。
例文として下記のような使い方が考えられます。
ご参加の有無を○月○日までにご連絡いただけますと幸甚に存じます。お忙しいとは存じますが、この度の式典にご出席いただければ幸甚の至りでございます。
この言葉は相手に好印象を与える言葉ですが、1つの招待状や案内状では1回使えば十分です。何度も非常に有り難い、とても幸せだと言われると、逆に相手にはプレッシャーになってしまいます。
使いすぎることは時として相手にとって失礼になりかねませんので
あまり乱用しないように気を付けてください。次にビジネスの場面になります。ビジネス上では特に現代はメールでお客様や取引先様等とやり取りする機会が多くなってきていますが、そいういった場面でもとても重宝する言葉になりますので、下記例文を参考にしてみてください。
○○の資料一式に関しまして、来週末を目途にご提供いただけますと幸甚に存じます。資料をください。とだけ言うのは少し乱暴ですし、資料をもらう立場でありながら上からな態度ですと相手に嫌な印象を与えてしまう可能性があります。
資料をいただけるととても助かる。有難いという柔らかい言い方のこの例文を使えばきつくならずに資料のお願いや催促ができてしまいます。ご要望いただいておりましたxxにつきまして準備が整いましたので、ご査収いただけますと幸甚です。
これも、自分が作った資料について先方に確認してもらう立場にあるときには、相手を立てる言い方として有効です。また、謝罪の場面でも使用することができます。先日は大変申し訳ございませんでした。日頃のお付き合いに免じましてご容赦頂けますと幸甚の至りでございます。
なお、これらの例文は全て取引先の相手やお客様等、ビジネスの場面とは言え、公式にかしこまって使用するものですので、社内の部下や同僚に使用するのはふさわしくありません。
いかがでしたでしょうか。
この幸甚という言葉を使うことで、手紙やメールの印象が大きくレベルアップし、差出人について相手からよい印象を持ってもらえることが多くなります。使い慣れないからといって尻込みしてしまうのではなく、どんどん使ってみましょう。
ただこの言葉は手紙やメール等の改まった時に用いることが主ですので、普段の会話としては聞きなれない場合が多いものす。直接会っているときに突然使うと、相手にうまく主旨が伝わらないこともあるかもしれませんので、会話の中に織り込みたいときは相手との距離感を意識して、注意して使うようにしてください。
そして、繰り返しになりますがこの言葉、とてもかしこまった言葉ですので、身近な人に簡単に使用すると、逆に慇懃無礼にとられる可能性もあります。特に上司に叱責を受けた時など「許していただければ幸甚です」などいうように使用すると、バカにされているように取られてしまうこともあります。
社会人として、臨機応変に、場面を自分で読み取って、使用するかしないかの判断を適切に行うことをお勧めします。難しく、聞きなれない言葉ほど、誤った使い方をすると周りの笑い者になってしまいがちです。
ご自分宛ての日常受け取る手紙やメール等にも目を配り、実際の例を参考にしてみるのも、今後この言葉を使っていく上で、参考になるはずです。
美しく正しい日本語を使う日本人になって、一目置かれる存在になりましょう。長くなりましたが、ここまでお読みくださいましたこと、幸甚の至りでございます。