「幸甚」の意味と例文と書き方
-
形式的な書類の書き方を学ぶ手間を省く
書類を作成するというのは比較的面倒な手続きである場合も多く、しかもその書類は形式上手続きのために必要なだけであるということもしばしばあります。そういった書類の作成に労力を費やすのは...
-
年末調整:保険料控除申告書の書き方
1.生命保険料控除欄の書き方 2.地震保険料控除欄の書き方 3.社会保険料控除欄の書き方 4.小規模企業共済等掛金控除欄の書き方 ...
-
図表の書き方
1.図表とは 2.図と表の違い 3.図と表の書き方の違い 4.図と表の違いがわかる一般例 図表とは ...
-
建設業の許可表の書き方
建設業者は国土交通大臣あるいは都道府県知事から許可がでたら、建設業法第40条の規定にしたがって、各店舗あるいは各建設工事現場ごとに、所定の様式による標識を、公衆が視認しやす...
-
履歴書の書き方も非常に大切です。
さて、就職活動の必需品と言えば履歴書です。履歴書と言えば、自分自身の名前や住所等の情報と、自分自身の経歴や職歴を書くものです。職務経歴書があるし、と適当に流して書いてしまっている人...
-
新しい機械購入のための稟議書の書き方
どの会社でも、お金を使用するときには、その役職やポジションによって自由に使用してよい範囲内があります。それを超えて使用したいときには、何らかの制限を設けているものです。 &n...
-
一筆箋の書き方
普段お世話になっている方に何かの贈り物をすることはありませんか?そのような時、ただ物を差し上げるだけでなく、言葉が添えられていると相手は喜ぶものです。もちろん贈り物事態うれ...
-
確定申告の年金控除の書き方
1.税金の種類について 2.申告書の書き方 3.所得の計算方法 4.確定申告の期限について 税金の種類に...
-
9月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
季節の便りやビジネスで送ることがある手紙やメールなどでも季節の挨拶というのはとても大切です。9月の挨拶などは、初秋の候、貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます、と書いたり、秋分の...
-
農業確定申告の書き方
確定申告とは、税金に関して行う申告手続のことであり、個人の場合には1年間の収入・支出・掛かった医療費・寄付した金額・家族などの扶養状況から所得を計算し、税務署に申告書を提出...

幸甚という言葉。普段の日常生活を送る上ではなかなか聞きなれない言葉です。まず読み方ですが、「こうじん」という風に読みます。幸という字はまさに読んでそのままの「幸せ」という意味でつかわれます。
そして甚という字が日常生活では見慣れない文字であるわけですが、形容詞「いたし」という語源から「程度がはななだしいさま」、また「非常に」という意味を持つ文字となります。
この2つの文字が組み合わさることで
幸甚とは「非常に有り難い」こと、或いは「この上ない幸せ」という意味になります。見た目からも何だか堅苦しい文字で、なかなか家族や仲間内とのやりとりでは使いづらいと感じる方が多いでしょうが、この言葉はかしこまるべき相手とのやり取りや、ビジネスの場面で主に手紙やメールで使用することが多いです。
知ってはいても実際となるとどういう時に、どのように使えばいいのかわからないという方の為に、例えばどんな場合で使用することができるのか、例文を踏まえて下記を挙げておきますので参考にしてみてください。
かしこまるべき相手とのやりとりとして、まだ会ったことない人や、会っていたとしてもそこまで気心の知れない人。また、近しい関係であったとしても敬意を表すべき場面としてよく取り上げられるのが、パーティーや式典の招待状です。来てくれたら嬉しい。来てほしいという思いを、この言葉にたくして招待状を送ってみましょう。
例文として下記のような使い方が考えられます。
ご参加の有無を○月○日までにご連絡いただけますと幸甚に存じます。お忙しいとは存じますが、この度の式典にご出席いただければ幸甚の至りでございます。
この言葉は相手に好印象を与える言葉ですが、1つの招待状や案内状では1回使えば十分です。何度も非常に有り難い、とても幸せだと言われると、逆に相手にはプレッシャーになってしまいます。
使いすぎることは時として相手にとって失礼になりかねませんので
あまり乱用しないように気を付けてください。次にビジネスの場面になります。ビジネス上では特に現代はメールでお客様や取引先様等とやり取りする機会が多くなってきていますが、そいういった場面でもとても重宝する言葉になりますので、下記例文を参考にしてみてください。
○○の資料一式に関しまして、来週末を目途にご提供いただけますと幸甚に存じます。資料をください。とだけ言うのは少し乱暴ですし、資料をもらう立場でありながら上からな態度ですと相手に嫌な印象を与えてしまう可能性があります。
資料をいただけるととても助かる。有難いという柔らかい言い方のこの例文を使えばきつくならずに資料のお願いや催促ができてしまいます。ご要望いただいておりましたxxにつきまして準備が整いましたので、ご査収いただけますと幸甚です。
これも、自分が作った資料について先方に確認してもらう立場にあるときには、相手を立てる言い方として有効です。また、謝罪の場面でも使用することができます。先日は大変申し訳ございませんでした。日頃のお付き合いに免じましてご容赦頂けますと幸甚の至りでございます。
なお、これらの例文は全て取引先の相手やお客様等、ビジネスの場面とは言え、公式にかしこまって使用するものですので、社内の部下や同僚に使用するのはふさわしくありません。
いかがでしたでしょうか。
この幸甚という言葉を使うことで、手紙やメールの印象が大きくレベルアップし、差出人について相手からよい印象を持ってもらえることが多くなります。使い慣れないからといって尻込みしてしまうのではなく、どんどん使ってみましょう。
ただこの言葉は手紙やメール等の改まった時に用いることが主ですので、普段の会話としては聞きなれない場合が多いものす。直接会っているときに突然使うと、相手にうまく主旨が伝わらないこともあるかもしれませんので、会話の中に織り込みたいときは相手との距離感を意識して、注意して使うようにしてください。
そして、繰り返しになりますがこの言葉、とてもかしこまった言葉ですので、身近な人に簡単に使用すると、逆に慇懃無礼にとられる可能性もあります。特に上司に叱責を受けた時など「許していただければ幸甚です」などいうように使用すると、バカにされているように取られてしまうこともあります。
社会人として、臨機応変に、場面を自分で読み取って、使用するかしないかの判断を適切に行うことをお勧めします。難しく、聞きなれない言葉ほど、誤った使い方をすると周りの笑い者になってしまいがちです。
ご自分宛ての日常受け取る手紙やメール等にも目を配り、実際の例を参考にしてみるのも、今後この言葉を使っていく上で、参考になるはずです。
美しく正しい日本語を使う日本人になって、一目置かれる存在になりましょう。長くなりましたが、ここまでお読みくださいましたこと、幸甚の至りでございます。