「幸甚」の意味と例文と書き方
-
市に提出する要望書の書き方
どのような提出方法、そして書き方をすればいいのでしょうか。実は、要望書の提出には、決まったパターンがありますので、参考にしてみるといいでしょう。 ...
-
源泉所得税の誤納額還付請求書の書き方
サラリーマンなどの給与所得者は、毎月の給与の支払い時に所得税を源泉徴収されますが、この源泉徴収される所得税のことを源泉所得税と呼ぶことがあります。 ...
-
読書感想文の書き方:高校の出だし
読書感想文で必要なのは当たり前ですが本ですね。しかしどのような本を選ぶかで読書感想文の中身は違ってきます。本自体は薄いにもかかわらず内容が濃いものだと、感想文がすごく長くな...
-
テニスの協賛の礼状の書き方
1.協賛とは 2.宛名と差出人名 3.テニスイベントに対する協賛のお礼状 4.お礼状はすぐに送付する 協賛と...
-
医療同意書の書き方例文
1.医療同意書とは 2.医療同意書の書き方 3.医療同意書の例文 4.同意書の効力 医療同意書とは ...
-
書き方はとても大事です
書き方を正しく学んで、きちんとした字を書いていますか。書き方に自信のない人もたくさんいると思います。でも、今からでも書き方を学べば大丈夫。正しい書き方を学んで、ぜひ美しい字を書いて...
-
パスポート住所欄の書き方
パスポートの一番最後のページには「所持人記入欄(INFORMATION ON BEARER)」という欄があります。これは旅券所持人の氏名や現住所等を任意で記入する欄で、万が...
-
すっきりとまとまった文章のポイントとは
文章を書く際、できるだけすっきりまとめたいと思うが故にうまくかけず、冒頭でつまづいてしまうことがあります。今回は、文章をすっきりまとめて書く書き方をご紹介したいと思います。 ...
-
強制認知:認知届の書き方
1.認知とは 2.父親が認知しないとき 3.シングルマザーになる前にしっておくこと 認知とは ...
-
部下の推薦状の書き方
部下の仕事の頑張りを認めてやりたいと思う上司に大切なのが推薦状です。これによって部下を昇進させることもできますので能力がある人だと会社のために貢献してくれ、自分の仕事も少な...

幸甚という言葉。普段の日常生活を送る上ではなかなか聞きなれない言葉です。まず読み方ですが、「こうじん」という風に読みます。幸という字はまさに読んでそのままの「幸せ」という意味でつかわれます。
そして甚という字が日常生活では見慣れない文字であるわけですが、形容詞「いたし」という語源から「程度がはななだしいさま」、また「非常に」という意味を持つ文字となります。
この2つの文字が組み合わさることで
幸甚とは「非常に有り難い」こと、或いは「この上ない幸せ」という意味になります。見た目からも何だか堅苦しい文字で、なかなか家族や仲間内とのやりとりでは使いづらいと感じる方が多いでしょうが、この言葉はかしこまるべき相手とのやり取りや、ビジネスの場面で主に手紙やメールで使用することが多いです。
知ってはいても実際となるとどういう時に、どのように使えばいいのかわからないという方の為に、例えばどんな場合で使用することができるのか、例文を踏まえて下記を挙げておきますので参考にしてみてください。
かしこまるべき相手とのやりとりとして、まだ会ったことない人や、会っていたとしてもそこまで気心の知れない人。また、近しい関係であったとしても敬意を表すべき場面としてよく取り上げられるのが、パーティーや式典の招待状です。来てくれたら嬉しい。来てほしいという思いを、この言葉にたくして招待状を送ってみましょう。
例文として下記のような使い方が考えられます。
ご参加の有無を○月○日までにご連絡いただけますと幸甚に存じます。お忙しいとは存じますが、この度の式典にご出席いただければ幸甚の至りでございます。
この言葉は相手に好印象を与える言葉ですが、1つの招待状や案内状では1回使えば十分です。何度も非常に有り難い、とても幸せだと言われると、逆に相手にはプレッシャーになってしまいます。
使いすぎることは時として相手にとって失礼になりかねませんので
あまり乱用しないように気を付けてください。次にビジネスの場面になります。ビジネス上では特に現代はメールでお客様や取引先様等とやり取りする機会が多くなってきていますが、そいういった場面でもとても重宝する言葉になりますので、下記例文を参考にしてみてください。
○○の資料一式に関しまして、来週末を目途にご提供いただけますと幸甚に存じます。資料をください。とだけ言うのは少し乱暴ですし、資料をもらう立場でありながら上からな態度ですと相手に嫌な印象を与えてしまう可能性があります。
資料をいただけるととても助かる。有難いという柔らかい言い方のこの例文を使えばきつくならずに資料のお願いや催促ができてしまいます。ご要望いただいておりましたxxにつきまして準備が整いましたので、ご査収いただけますと幸甚です。
これも、自分が作った資料について先方に確認してもらう立場にあるときには、相手を立てる言い方として有効です。また、謝罪の場面でも使用することができます。先日は大変申し訳ございませんでした。日頃のお付き合いに免じましてご容赦頂けますと幸甚の至りでございます。
なお、これらの例文は全て取引先の相手やお客様等、ビジネスの場面とは言え、公式にかしこまって使用するものですので、社内の部下や同僚に使用するのはふさわしくありません。
いかがでしたでしょうか。
この幸甚という言葉を使うことで、手紙やメールの印象が大きくレベルアップし、差出人について相手からよい印象を持ってもらえることが多くなります。使い慣れないからといって尻込みしてしまうのではなく、どんどん使ってみましょう。
ただこの言葉は手紙やメール等の改まった時に用いることが主ですので、普段の会話としては聞きなれない場合が多いものす。直接会っているときに突然使うと、相手にうまく主旨が伝わらないこともあるかもしれませんので、会話の中に織り込みたいときは相手との距離感を意識して、注意して使うようにしてください。
そして、繰り返しになりますがこの言葉、とてもかしこまった言葉ですので、身近な人に簡単に使用すると、逆に慇懃無礼にとられる可能性もあります。特に上司に叱責を受けた時など「許していただければ幸甚です」などいうように使用すると、バカにされているように取られてしまうこともあります。
社会人として、臨機応変に、場面を自分で読み取って、使用するかしないかの判断を適切に行うことをお勧めします。難しく、聞きなれない言葉ほど、誤った使い方をすると周りの笑い者になってしまいがちです。
ご自分宛ての日常受け取る手紙やメール等にも目を配り、実際の例を参考にしてみるのも、今後この言葉を使っていく上で、参考になるはずです。
美しく正しい日本語を使う日本人になって、一目置かれる存在になりましょう。長くなりましたが、ここまでお読みくださいましたこと、幸甚の至りでございます。