レポートの書き方と例

pixta_tegami_01

レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。

 

  1. 1.構成に気を付けて書く
  2. 2.レポートの書き方のポイント
  3. 3.引用したときの注意点
  4. 4.わかりやすい文章で書こう

 


構成に気を付けて書く

pixta_tegami_02

レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。レポートを書くときに気を付けたいのは、最初に文章の構成を考えてから書くことです。

 

思いつくままに書いていくと、同じことの繰り返しになったり、読む人がわかりづらい文章になってしまうことがあります。読む人に内容が伝わらなくては、書いた意味がありません。書き手が何を伝えたいのかわかりづらい文章だと、読み手は疲れてしまい、最後まで読む気がしなくなるかもしれません。

 

レポートの上手な書き方は、序論、本論、結論の3構成になるように文章を組み立てて書くことです。そのためには、自分で何を一番伝えたいのかということがわかっていなくては書けません。自分の中で書きたいテーマとその結論をはっきりまとめてから、書き始めるようにしましょう。レポートの場合、結論をまず最初に持ってくるという書き方をするのもよいです。

 

そうすれば、読み手は何について書かれているものなのか、最初から理解できます。そして最後にもう一度詳しく結論を書くと、文章全体にまとまりが出て、わかりやすいレポートになるでしょう。これまでうまく書けないと悩んでいた人は、まず頭の中で構成をまとめてから、序論・主論・結論の3構成になるように気を付けて書いてみてはいかがでしょうか。

 


レポートの書き方のポイント

pixta_tegami_03

レポートの書き方がよくわからないという人は、感想文とどう違うのかわからないと思っている方もいらっしゃるでしょう。感想文とは、本を読んで書く読書感想文などがあり、子どもの頃から慣れている方が多いかもしれません。たとえば読書感想文であれば、書くことは本を読んで感じたこと、主人公と自分の比較、主人公の姿勢から何を学び、

 

今後どう生かしたいか、ということなどを書きます。そのため本の内容について書くだけでなく、自分のことについて書くことになります。一方、レポートは自分の感想について書くものではなく、事実に基づいたことを書きます。自分の感想は書く必要がありませんので注意しておきましょう。その点が、感想文との異なる点です。

 

レポートの基本形は、序論・主論・結論の3部に分かれた構成です。この構成を意識して書く内容を組み立てていくとよいでしょう。書き方のポイントは、まず序論で問題提起をし、主論で仮説をたて、その仮説が正しいか検証し、証拠を示して結論に至ります。問題提起をして答えを導くという書き方をするのが、レポートの特徴とも言えます。

 

また感想を書く必要はないのですが、意見として書くことは問題ないでしょう。書き方の例をあげると「〇〇と思う」という書き方をするよりも、「〇〇と思われる」という書き方をしたほうがよいでしょう。これまでレポートを書くことに苦手意識を持っていた人も、書き方のポイントに気を付けて書くと、上手に仕上げることができるでしょう。

 


引用したときの注意点

pixta_tegami_01

レポートを書くときは、他の書物から引用をすることがあるでしょう。しかし引用を多用してしまうと、レポートにはなりません。どうしてもその引用がなくては成り立たないというような必要なものならともかく、必ずしも必要ではないものまで引用をしてしまわないように注意しましょう。

 

引用をした場合は、その部分に「」をつけるようにしましょう。そうすれば、引用した文章がどこで始まりどこで終わるのかはっきりとわかります。また引用をしたら、その文章をどの書物から引用したかわかるように、参考文献を必ず書いておかないといけません。参考文献は最後に作品名と著者名や出版社名などを記載しておきます。

 

もし複数の引用がある場合は、引用の部分に数字をつけておきましょう。例を示すと「〇〇〇(引用した文章)」(1)と印象した部分の後ろに(1)や(2)と番号をつけておき、文章の最後に(1)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。引用の後ろに(2)をつけたものは、その文章を引用した参考文献を(2)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。

 

著者名や発行年など書く順番は、レポート内で統一するようにしておきましょう。また、インターネットのサイトの記事から引用をした場合は、出典元となったサイト名とURLを記載しておくようにしましょう。著作権の問題がありますので、くれぐれも引用をしただけで参考文献や出典元を書き忘れることがないように注意しましょう。

 


わかりやすい文章で書こう

pixta_tegami_01

せっかく素晴らしい内容のレポートを書いても、わかりにくい文章だと内容の素晴らしさが読み手に伝わりません。そのため、誰が読んでもわかりやすい文章で書くように気を付けましょう。1行があまりにも長文だと意味がわかりにくくなってしまいます。長文になりすぎないように、適度に文章を切って書くようにしましょう。

 

また、句読点がない文章は読みづらいです。句読点の打ち方は、社会人であっても実はよくわからないという人がいるでしょう。句読点が多すぎるとテンポが悪い文章になって読みにくいですが、句読点が少なすぎる文章もどこで区切るかわからないので読みにくいです。

 

句読点によって意味が変わる文章はいろいろありますが、代表的な例をあげると「ここではきものを脱いでください」というものがあります。「ここで、はきものを脱いでください」と「ここでは、はきものを脱いでください」というように、句読点を打つ場所が1文字ずれただけで意味が違うものがあります。

 

句読点を適切な場所に打つことで、文章はずいぶん読みやすくなります。読みやすい文章を書くためには、句読点に注意して書くようにしましょう。レポートを書き慣れていない人は、難しいと感じるでしょうし、何度か書いたことがあってもレポートを書くポイントやコツを知らなかったら、

 

上手に書けずに苦手意識を持ってしまうでしょう。レポートを書くコツをおさえて、構成を考えましょう。また、読みやすい文章が書けているか、自分で読み返すだけでなく、他の人に読んでもらってチェックしてもらうのもよいでしょう。

 

マンガの書き方について

マンガの書き方について紹介します。大まかな流れは、プロット→ネーム→下書き→ペン入れ→仕上げという工程となります。   どの作業も一つ一つがとても重要で、作品...

外国郵便の宛名の書き方

  1.日本宛てに外国郵便を送る宛名の書き方 2.海外の方に外国郵便を送る宛名の書き方 3.船便などで荷物を送る場合 4.自分の住所や名前...

【7月】手紙の書き方

季節の挨拶状や手紙などには正しい書き方というものがあるということです。その正しい方法をしっかりと理解しておくことで、相手へ伝えたいことを書くことができるようになります。その...

「何卒」の意味と例文と書き方

ビジネス文書や目上の人への手紙というのは、普段でも書くときに緊張するものです。ましてや、相手に何かの依頼をするとなると、失礼のないような書面にしなければなりませんので、普段よりも注...

履歴書資格の書き方

  1.免許、資格欄の書き方の基本 2.記入欄に書いても困らないものについて 3.特殊な資格や免許などを書く場合 4.取得予定の資格につい...

フィールドワークレポートの書き方

フィールドワークレポートの書き方についてですが、1度でも現地に行って体験すること、それはとても重要なこととなります。そしてその体験したことに対してレポートを書くことが重要で...

書き方と持ち方について

文字の読み書きは、教育の基本です。特に文字を書くことは、読むことと比べると難しく、教える側にとっても簡単ではありません。なぜなら、文字の形を教える以前に、まずは鉛筆など書くものの持...

「ご愁傷様」の意味と例文と書き方

ご愁傷様の意味と正しい使い方を紹介します。「愁」という言葉は「愁える」とも読みますので、悲しい思いを持っているという意味になります。   さらに「愁傷」になれ...

市街化調整区域住宅建替え理由書書き方

太平洋戦争が終わり高度成長期のまっただなかにあった日本では、市街地の計画性に乏しい乱開発が進みました。そのため、農地の無秩序な買収を防ぎ隣地を守るだけでなく、自治体側として...

7月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方

パソコンや携帯電話の普及によって、知らせたいことや伝えたいことがあるときには電話やメールで済ませてしまい、手紙を書くことがめっきり少なくなってきました。親しくしている友人や日ごろか...

スポンサーリンク