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卒業式の謝辞を考えるにあたって、何を書いたらいいか分からないといった方は多いのではないでしょうか。卒業式の謝辞は、卒業生の保護者の代表者が述べます。誰に対してのお礼なのかをしっかり把握しておくと、ピントの合った謝辞を書くことができます。
卒業式の謝辞は誰にむけてのお礼か
卒業式の謝辞を考えるにあたって、何を書いたらいいか分からないといった方は多いのではないでしょうか。卒業式の謝辞は、卒業生の保護者の代表者が述べます。誰に対してのお礼なのかをしっかり把握しておくと、ピントの合った謝辞を書くことができます。謝辞とは学校や園に対してのお礼です。校長や担任、それ以外の教師や事務員、給食員といった子供たちがお世話になった方に対して述べるものです。
まずはそこを抑えておくことが必要です。謝辞の書き方は実に様々ですが、分かりやすく話がスムーズに出来るよう謝辞における一連の流れを考えて文章を構成すると失敗が少なく仕上げることができます。その流れはまずお礼の文章を構成します。その後、保護者からみた学校生活や、教師の教育に対しての指導のお礼な具体的なエピソードを述べます。
そして最後に結びの挨拶で締めます。こうすることで、話にメリハリがついて聞き手に伝わりやすい文章を作ることができます。そして謝辞を書き終えたら、教師に目を通してもらってチェックしてもらうと安心できますし、よりよいものに仕上げるアドバイスをいただけます。また謝辞は単なる便せんなどに書けばいいといったものではありません。
きちんと専用の式辞用紙というものがあるので、こちらに毛筆で丁寧に縦書きをしていきます。もちろん手書きに自信がない場合はパソコンでの印刷でも可能です。表書きは「御礼の辞」で裏には自分の名前を記入します。謝辞を述べる際には、一礼をするタイミングなども念入りに打ち合わせをしておく必要もあります。
謝辞の流れと書き方(挨拶編)
卒業式の謝辞で最初の流れとしてまず挨拶を考えていきます。冒頭は季語などを含む文章から始めることがおすすめです。時候の挨拶をつかって卒業の季節にあったものを選ぶと間違いはありません。「桜のつぼみが膨らんで春の訪れを告げる」「柔らかな春の日差しが感じられる」「若葉が萌えだす早春の」といったものなど多数ありますので、
そこに「今日の佳き日に」とつなげていくことで卒業式の冒頭の文が出来あがっていきます。そして学校側に対して卒業式を開いていただいたことへの感謝、子供たちのために駆け付けてくださった来賓の方への感謝の気持ちをつなげていきます。一般的に教職員に対しては「私どもの子どものためにこのような盛大かつ厳粛な卒業式を執り行っていただき誠にありがとうございました」
といった挨拶であったり、来賓の方に対しては「忙しい中私どもの子どものために駆け付けていただき、また温かいご祝辞をいただき心から感謝いたします」といった挨拶が選ばれます。このあと僭越ながら自分が保護者や卒業生の代表で一言挨拶をさせていただくという言葉を加えてから、次に進みます。
そしてこれまで教育に携わって子供たちを導いてくれたことに対して、校長先生や教職員にお礼の気持ちを述べます。「今日の日の旅立ちを迎えることができたのも、教職員の皆様のおかげです」といった言葉も加えるといいでしょう。
4.子供が入学した頃の話
5.卒業する子供が成長したと実感できるエピソード
6.卒業生たちへのお祝いと、はなむけの言葉
7.教職員方へのお礼とお願いの言葉
8.年月日 氏名
謝辞の流れと書き方(エピソード編)
そして次に述べるエピソードが一番大事になってきます。エピソードは入学時からの出来事を具体的に書くことで、心に響く謝辞につながります。ここで注意しておかなければならないのが、エピソードといっても自分の子どものエピソードではないということです。あくまで自分は保護者の代表であるということを忘れず、
卒業する児童や学校の職員、他の保護者が共感できるようなエピソードを選ぶ必要があります。まず大きなランドセルを背負って桜の門をくぐったといった、入学時のエピソードから始まります。次に子供が成長したと実感できるエピソードを述べます。ここが一番の謝辞におけるポイントです。
これは一つの行事に対して感動したことや子どもの成長を感じられたことといった具体的なエピソードを選ぶと、卒業式の出席者みんなで共感することができます。例えば運動会や合唱発表会、学習発表会といった保護者が子供たちの頑張りを近くで見守り、成長を感じられたことなどがお勧めです。
運動会では練習する姿から当日の練習の成果が表れた姿をみて感激したこと、下級生の時はただ教わるだけだったのが上級生になって教える立場になって成長を感じたなど、どんなことでもいいのでエピソードを記述していきます。
この後にも「こうした成長は先生方の指導のおかげである」といったお礼の言葉を付け加えたりします。そして卒業生へのはなむけの言葉を述べます。卒業生にこんな風に歩んでいってほしいといった気持を綴ります。自分の好きな言葉を交えながら、分かりやすく伝わるように気を付けます。
謝辞の流れと書き方(結びの挨拶編)
最後に教職員へのお礼と、お願いの言葉を述べます。改めてお礼を述べると共にこれからも見守ってほしいという旨を伝えます。「巣立っていく子供たちや、それに続いて未来へすすんでいく子供たちへの尽力をこれからもよろしくお願いいたします」といった文でまとめることができます。そして「益々のご発展と校長先生を始め先生方の健康を心よりお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。」
といった言葉で結ぶと綺麗に締めることができます。最後に日付と保護者代表である自分の名前を入れることも忘れないようにしましょう。卒業式は学校生活の中で最も盛大な式典であると同時に、厳かな儀式でもあります。そのため、式辞や祝辞といった大人のスピーチが非常に多いです。謝辞は教職員や来賓といった大勢の人の前で話をするのに慣れた人に比べて、経験のほとんどない人間が話すことがほとんどです。
ですが保護者だからこそ分かる子供たちの成長を素直に書き綴ることで、感動的で卒業式らしいスピーチになります。謝辞にこうでなければならないといったルールはありませんが、常識的なマナーやルールといったポイントを押さえて、子供たちの成長に対しての喜びと学校への感謝の気持ちを丁寧に書くことで、
気持ちのこもった謝辞に仕上げることができます。また感動させたいと意気込みながら文章を考えてしまいがちですが、聞き手に分かりやすく伝わらなければ意味がありません。身近な話題を織り交ぜながら堅苦しく考えず、自分の言葉で一つ一つ綴ることががおすすめです。