11月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
-
入試の推薦書の書き方
入試において推薦書は「推薦を受けた受験生がどういう人間なのか」や「受験生がいかに受験先の学校にふさわしい人間なのか」を受験先にアピールするためのものです。  ...
-
建築請求書の書き方
家屋などを建築した際に発生する費用を支払ってもらうための請求書の書き方を説明します。建築関係の請求書は他の業界と比べると専門用語が多く、どの項目にどの費用が含まれているのか...
-
ビジネスアポイントに関する手紙の書き方
取引先や顧客など、ビジネスにおいて人に会う約束を取り付けることをアポイントメントを取ると言いますが、初めは手紙やメールなどの書面で伝えるのが一般的です。また初めて連絡する方...
-
職務経歴書の書き方:調理師
調理師が職務経歴書を作成するうえで意識するべきポイントは「内容が明快であるか」・「自分のアピールポイントがしっかり訴求されているか」と言った事などです。 ...
-
結婚式への出欠ハガキの書き方
結婚式の招待状は封書で送られてきて、中に出欠を確認する返信用のハガキが同封されています。出席と欠席のどちらであっても必ず出欠ハガキを返送するようにしましょう。 &nb...
-
プール図面の書き方 参考
プール図面とは、文字通り夏の小学校などで人気を博す水泳授業などで使われるプールの図面の事を指します。 1.プール図面の描き方の初歩 2....
-
板書の書き方1つで変わる学習効果とその工夫の仕方
学生に対して授業を行う際には板書の書き方1つでその授業の印象と評価が大きく変わります。小学校、中学校、高校では黒板を使った授業が基本的であり、限られたスペースをうまく使ってわかりや...
-
リハビリサマリーの書き方
1.リハビリサマリーとは 2.リハビリサマリーの書き方 3.リハビリサマリーで大切なこと リハビリサマリーと...
-
8月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
季節に応じた手紙やメールを書くだけでより丁寧で相手を思いやる心が伝わるものになります。いつの季節でも使っているような文章で文末を締めくくるよりも、時候に合わせた文章にするだけで相手...
-
結婚 祝いの書き方
祝儀袋の選び方や表書きをどのようにしたらよいのか自信がないという方もいらっしゃるでしょう。祝儀袋は文具を扱っているお店で買うことができますが、さまざまなものがあります。 ...

手紙の書き出しにはさまざまなものがあります。それぞれの季節に応じた書き出しを行い、相手方に対しての礼儀を重んじる姿勢を見せるわけなのです。それを時候の挨拶といいます。これらは月ごとに異なり、その月の季節感を出した季語を入れていくことによって作られます。
11月の場合は
秋もそろそろ終わりに向かう、冬に向けての準備をしていく月です。そのため、これらの季語も秋の深まりを感じさせるものが多く、紅葉というよりも落ち葉のような、だんだんと寒々しい雰囲気を漂わせるものが多くなっています。
いくつかたとえを上げるのであれば、一般的には次のようなものが11月の挨拶に使われます。
晩秋の候、落葉の候、爽秋の候、深秋の候、向寒の候、向寒の候、霜寒の候、季秋の候、深冷の候、立冬の候、初霜の候、初冬の候、暮秋の候などが11月の挨拶です。また、候の部分は折、みぎりといったものに変えることもできます。このあたりはご自身の好きなように変更してしまってかまいません。
またこれら以外にも
次のような季節を感じさせる一文も使われることがあります。小春日和の今日此頃、紅葉の季節を迎えました、こたつの恋しい季節になりました、鮮やかな紅葉の候となり、めっきり寒くなってまいりましたが、吐く息も白くなり、舗道に落ち葉が散る頃、冬将軍はもうそこまでやってきています、
日毎に寒さが加わり、朝夕一際冷え込むころ、朝夕の寒気が身にしみるころとなりましたが、日足がめっきり短くなりました、冷気日ごとに加わり、落ち葉が風に舞う頃となりました、秋気いよいよ深く、追々寒さに向かいますが、ゆく秋の寂しさ身にしみるころ、夜寒の折柄、秋も一段と深まり、冷雨が降り続く、向寒のおりから、といったものです。
また、これらを使った実際に11月の挨拶として使われる例文は、次のようになります。向寒の折、貴社におかれましてはますますご清栄の事とお喜び申し上げます。
立冬の候、舗道にも落ち葉が目立つようになりましたが、みなさまおかわりありませんでしょうか。
日足がめっきり短くなりました、貴社ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。冷雨が降り続く寒々しい日々が続いておりますが、お変わりありませんでしょうか。向寒の候、ご一同様にはいかがお過ごしでしょうか。
霜月の候、貴社の皆様方におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。冬将軍はもうそこまでやってきています、皆様おかわりありませんでしょうか。朝夕一際冷え込むころ、皆様にはご一同様お元気でしょうか。
鮮やかな紅葉の候となり、秋気もいよいよ深くなってまいりました秋も一段と深まってまいりましたが、皆様にはおかわりございませんでしょうか。落葉の候、寒さも増す中みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
こたつの恋しい季節になりました、みなさまますますご健勝の事とお喜び申し上げます。日毎に寒さが加わり、時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます。夜寒の候、日々寒くなってまいりますがおかわりございませんでしょうか。寒い冬がまた来ますが、貴社ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
落葉の候、ますますご清栄の事と存じます。初霜の候、時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます。朝夕の寒気が身にしみるころとなりましたが、ますますご繁栄の事と存じます。落ち葉が風に舞う頃となりました。皆様にはますますご清栄の事とお喜び申し上げます。
深秋の候、ますますご清栄の事とお喜び申し上げます。晩秋の候、貴社ますますご隆昌の事と存じます。めっきり寒くなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか。落ち葉が風に舞う頃となりました、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。
小春日和の今日此頃、貴社ますますご繁栄の事と欣喜の至りに存じます。そぞろに冷たい日が続いておりますが、貴社ご一同様お元気でしょうか。寒さに向かいます折、貴社ますますご清栄の事と存じます。虫の声が夜ごとに細くなっていく今日このごろですが、みなさまにおかれましてはおかわりありませんでしょうか。
冷気日ごとに加わり、ますますご繁栄の事と存じます。落ち葉の降り積もる頃、貴社ますますご健勝の事とお喜び申し上げます。
もちろんこれだけに限らず
他にもさまざまな組み合わせ方がありますので、相手方に応じてうまく組み合わせてみてください。また、11月の挨拶とはいっても上旬、中旬、下旬によってもまた使うべき文頭語は変わってきます。
木から葉がほとんどなくなってしまうような11月の下旬に紅葉の美しい季節になりました、などという言葉を使うことはもちろん適しません。そのあたりには十分気を付けて、相手方にとって失礼の無いような挨拶文を作ってみましょう。
また、相手方がビジネスシーンではより形式ばった表現を、友人などの場合はよりフランクなものを選んでみると良いのではないでしょうか。
他の挨拶の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:11月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方