13回忌の案内状の書き方

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法要とは故人の命日に亡くなった月の祥月を合わせた祥月命日に故人を弔う儀式の事を言います。一般的には49日の法要が過ぎると以降は定められた年に年忌法要を行う事になります。

 

  1. 1.13回忌法要を行う時期
  2. 2.13回忌の案内状の書き方
  3. 3.編年体式の職務経歴書や資格などの書き方
  4. 4.キャリア式の書き方を知ろう

 


13回忌法要を行う時期

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法要とは故人の命日に亡くなった月の祥月を合わせた祥月命日に故人を弔う儀式の事を言います。一般的には49日の法要が過ぎると以降は定められた年に年忌法要を行う事になります。近年では核家族化が進み、お寺に永代供養を頼んだり、地方から若者がいなくなる等の事情から法要をしない家庭も増えています。

 

そのような事情からいざ年忌法要を執り行おうと思っても、何をすればいいのかわからなかったり、身近に聞ける相手がいない状況になっています。しかし故人を偲ぶのに憚られる事情があるのは悲しい事ですので、13回忌の法要に必要な情報を書いていこうと思います。

 

まず、13回忌の法要を行う時期についてです。1回忌は命日の翌年に行いますが、3回忌以降は回忌の年数からー1した年に行います。つまり13回忌とは、干支が1巡した満12年目に行う年忌法要です。しかし日程に都合がつかない事もあるので必ずしも祥月命日に拘って法要を行わなければならないと言う訳でもなく、

 

時期によってはお寺側も都合がつかない事もあるので前もって早めにお寺や他の遺族・親族の方と相談して日取りを決めるようにしてください。出来れば2~3ヶ月前、遅くとも1ヶ月前にはお寺に連絡を取って相談するのがいいでしょう。

 

服装については13回忌は基本的に遺族及び近しい親族のみで行いますので、光るものや明るすぎる色等派手な格好や化粧を避ければ、必ずしもフォーマルな服装でなくても構いません。しかしあくまでも仏事である事を念頭に置いて、事前に他の参列者の方と意識合わせはしておいた方がいいでしょう。

 


13回忌の案内状の書き方

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13回忌の案内状の書き方ですが、まず句読点は使ってはいけません。結婚式の招待状や賞状などを見ても句読点は使われていません。これは①元々日本では文字を書く時は毛筆で書かれていた為句読点は使用されていなかった為冠婚葬祭や式典等の厳粛な場では慣習に則るというもの、 

②句読点は読み手に理解を促す為に使われるようになったので、句読点がなくても文章を読み取る事が出来る人物に対して失礼にあたるという考え、③句読点を付けることで流れに区切りがついてしまうと考えられている為等諸説ありますが、畏まった文書には句読点を使うのは避けましょう。

 

13回忌の案内状の前半には挨拶文を入れます。挨拶文には『拝啓+敬具』『謹啓+敬白』などの頭語と結語を入れます。続いて時候の挨拶、相手の安否を気遣う挨拶を入れます。時候の挨拶はその時の季節に、安否の挨拶は案内状を出す相手によって変わって来ますので、適切な挨拶文を入れるようにしましょう。

 

そして一番大事な部分ですが、故人との関係、誰の、何回忌の法要なのかを書きます。施主と故人の姓が異なる場合は、故人の氏名を書きます。そして後半には日時や場所等の情報を書きます。日時を書く時には、慣例として西暦は用いず、

 

『平成○○年○月○日(○曜日)』と和暦で書き、必ず日時・曜日・時間(午前○時・午後○時)を書きます。次に場所を書きますが、自宅で行う場合は『自宅にて』等と記載し、お寺やホテル等で行う場合は住所と部屋(○○の間等)、

 

最寄り駅からの時間や交通手段等を記入すると良いでしょう。法要の後にお斎(会食)のある場合はその場所も記載します。そして施主の氏名・住所・連絡先を記入し、最後に返信の依頼と期限を記載します。

 


13回忌の法要にかかる金額

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お寺の僧侶を呼んで法要をしてもらうときにはお経を読んでもうお礼にお布施を渡します。お布施は大体3万~5万円を渡すのが多いようですが、1万円という場合もあります。地域や宗派によって異なってくるようなので、周りに聞ける人やわかる人がいなければ思い切ってお経を頼む僧侶に聞いてみるのがいいでしょう。

 

お布施は白色の無地の封筒に『お布施 姓名』または『お布施 施主家』等と記載します。熨斗袋や二重封筒は使用しません。文字は薄墨ではなく真っ黒の墨を使用します。法要をお寺ではなく自宅やホテルなどで行った場合、僧侶に足を運んでいただいた足代としてお車代を用意します。

 

施主がタクシーなどを手配した場合は、施主が直接タクシー会社等へ代金を支払いますが、自動車やバイク等僧侶自身の運転でお越し頂いた場合等は法要を行う場所までの距離によって適当な金額を用意します。お車代も、お布施と同じく白色の無地の封筒に『お車代』と記載し、真っ黒の墨を使用します。

 

法要の後に会食をする場合、僧侶が会食を辞退しお帰りになる場合、または会食を予定しない場合はお膳の変わりにお膳料を用意します。僧侶が会食に参加される場合は必要ありません。金額は5千~が多い様ですが、お弁当やお酒の小壜をお持ち帰りいただく場合は用意しなくても構いません。

 

お膳料も白色の無地の封筒に真っ黒の墨を用いて『お膳料』と記載します。これらは僧侶がお帰りになる際にお渡ししますが、切手盆や小さいお盆に載せ、文字の正面を僧侶の方向へ向けお渡しします。

 


13回忌の法要の準備

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法要の準備は2~3ヶ月前位から開始します。この時、身内の他の個人の法要と年や時期が被ったら施主や参列者の負担を減らすために併修する事が出来ます。併修は合斎とも言い、異なる人物の法要を一緒に行う事で、併修する場合法要が遅れるのは故人に対して礼を欠く事になるので祥月命日が早い方に合わせる様にします。

 

併修が許されるのは3回忌以降なので注意しましょう。まず法事の日程・場所を決め、お寺に連絡をします。塔婆供養をする場合は依頼と金額の確認をします。会食を予定する場合参列者の人数を考えて会場を選びます。会場が決まったら食事の内容・引き出物を決めます。

 

法要にお呼びする予定の方々へ案内状を出しますが、13回忌なので遺族や近しい親族だけで行う場合は電話での連絡でも構いません。案内状を出す場合、出欠の返事が法要の2週間前には届くように、法要の1ヶ月位前には先方へ届くように手配します。参列者の人数が決まったら、料理内容・引き出物の数・席次などをそれぞれの関係先へ連絡します。

 

引き出物は一世帯に一つ、法要への出席のお礼として配ります。表書きには上に『志』『粗供養』と書き、下に施主の家名または姓名を書きます。熨斗については地方や宗派で異なる事が有り、相手に対して失礼になる事があるので事前に親戚の詳しい人やお寺に聞いて確認するのがいいでしょう。

 

お寺に再度連絡をして、お越し頂く僧侶の交通手段などを確認します。自宅で行う場合、お仏壇と、塔婆供養を行う場合はお墓も前日までに掃除しておきます。法要の前日、お布施やお車代・お供物・お花・遺影・位牌・引き出物等、きちんと準備が出来ているか最終確認をします。

 

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