パスポートの所持人記入欄の書き方

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パスポートの所持人記入欄に住所と名前を記入するかしないかは任意となっており、パスポートを所持している本人の自由となっています。パスポートは何かの申し込みをする際や身分を証明する際に、保険証や免許証と同じように公的機関が発行する身分証明書とみなされます。

 

  1. 1.所持人記入欄の書き方と記入するメリット
  2. 2.所持人記入欄に記入するデメリット
  3. 3.所持人記入欄に記入する際の注意点
  4. 4.所持人記入欄の書き方まとめ

 


所持人記入欄の書き方と記入するメリット

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パスポートの所持人記入欄に住所と名前を記入するかしないかは任意となっており、パスポートを所持している本人の自由となっています。パスポートは何かの申し込みをする際や身分を証明する際に、保険証や免許証と同じように公的機関が発行する身分証明書とみなされます。

 

銀行口座の開設や携帯電話の契約申し込み、官公庁への本人確認や郵便物の受け取りにも使えます。ただしそういった身分証明書として使う場合は、パスポートの最終ページにある所持人記入欄に電話番号以外の住所が記入されている場合のみ、身分証明書として有効です。

 

所持人記入欄の書き方としてはローマ字で記入するか日本語で記入するかは本人の自由であり、またボールペン、鉛筆、万年筆など書くものの選択も自由となっています。所持人記入欄に記入するメリットは身分証明になるということのほかに、海外で事故や地震、また殺人などにあって死亡した際に大使館職員が身元を早く特定しやすいということです。
 

そのような事態になった場合でもパスポート番号で調べればわかるのですが、地震などで機関が正常に働いていない場合や旅券番号が調べられない場所にいる場合などは効力を発揮します。

 

パスポートを海外で紛失した時に届けてもらえるのではないかという期待で書く方もいますが、パスポートは紛失した場合速やかに紛失届を出すのでその時点で無効になります。またパスポートが日本のものだとわかれば大抵現地警察から日本大使館のほうに届くので日本語であってもローマ字であってもどちらでも良いということになります。

 


所持人記入欄に記入するデメリット

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パスポートの所持人記入欄に氏名や住所を記入することによって紛失や盗難のあった際にトラブルに巻き込まれることを懸念して所持人記入欄に記入をしないという方も少なくありません。所持人記入欄に電話番号が書いてある場合、本人になりすました詐欺等のトラブルにあう可能性があります。

 

そのほか海外では組織的にクレジットカードの番号が盗まれることが多発しています。特にホテルなどのクレジットカードを使うサービスを受ける場合でパスポートの確認をする場合は、所持人記入欄に記入してあると氏名や住所などが不特定多数の人に知られてしまう可能生があります。

 

海外ではそういったクラークの従業員による犯罪もありますが、クレジットカードのスキミング犯罪は多くの場合従業員に気づかれないうちに仕込まれていることが多く、また氏名や住所の確認で氏名が見やすい位置に隠しカメラが仕掛けられていることもあり、そういった場所でのパスポートの提示を求められた場合所持人記入欄に名前が書いてある方は注意が必要です。

 

また一部の国でパスポートの所持人記入欄に記入がない場合に入国ができないところもありますが、上記の理由から記入したくない方は鉛筆などで記入しておけば、あとで修正することもできるので便利です。海外でもし住所の確認が必要になった場合でも、現地で滞在しているホテルなどの住所を書いておけば良いのでしょう。不特定多数の人に住所が知られる不安をなくすためにあえて日本語やひらがなで書くという人もいます。

 


所持人記入欄に記入する際の注意点

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パスポートの所持人記入欄に訂正をする場合は、修正ペンや修正テープ、黒く塗りつぶすなどの修正してしまうと損傷旅券と判断されてしまい、外国での出入国で別室で取り調べを受けることになったり、ひどいときには賄賂を要求されるような事態になる可能性もあります。

 

所持記入欄の訂正の書き方は必ず訂正箇所を二重線で消しその上の余白に訂正内容を記入するようにしましょう。所持人記入欄がいっぱいになったからといって他のページに書くことも損傷旅券とみなされることがあるので控えましょう。同様の理由でパスポートにステッカーなどを貼ることや、メモや絵などを書き込むことも控えてください。

 

また所持人記入欄に旧姓などのほかの名前を書くことは基本的に認められていませんが、例外として海外や所持人がその氏名での活動が認知されており、戸籍上の氏名だと活動に支障がある場合などはその旨の書類を提出後、認められた時のみ所持人記入欄に併記することが認められています。

 

その場合は本来の使命の後に括弧書きで記入します。しかしこの場合の別名併記は例外的な措置になるためICチップには本来の戸籍上の氏名しか記録されません。そのほかYをJと書く非ヘボン式の記入も基本的に認められおりません。

 

しかしその表記での生活実態がありパスポート申請時に同時に書類を申請した場合は記入することができます。ただし一度申請した後に記載を変更したい場合は現在住民登録している都道府県の申請窓口に相談してください。

 


所持人記入欄の書き方まとめ

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パスポートの所持人記入欄の書き方は任意の記載なので本人が重要だと判断した書き方で書くことができ、記入方法はひらがな・カタカナ、日本語表記かローマ字表記など好きなもので記入できます。また記入する際に鉛筆やボールペン、万年筆など特定の筆記用具である必要もありません。

 

記入されていいなくても出入国で問題になることはまずありませんが、一部の国では入国時に審査対象になることがあるのでその場合は鉛筆などの修正可能な筆記用具で記入するとよいでしょう。その場合でも電話番号の記入はしなくても問題になりません。記入欄の訂正の書き方は訂正場所に二重線をひいて消し、その上の余白に訂正内容を記入しましょう。

 

なお修正ペンや修正テープ、黒く塗りつぶして消すなどの修正方法ですと損傷旅券とみなされ外国での出入国で別室審査の対象になるなどのトラブルの原因になることがあるので必ず旅券申請事務所の記入訂正指導の例にしたがって訂正しましょう。所持人記入欄がいっぱいになっても他のページに書き込んだり、メモを書くなどの行為も損傷旅券とみなされますので注意しましょう。

 

基本的に戸籍上に記載のある氏名以外の表記は認められていませんが、どうしても表記が必要な場合は必要であることを証明するような書類を提出し認められた場合に限り併記することが認められます。また非ヘボン式での記入はその表記での生活実態がある場合、旅券申請時に非ヘボン式の表記にするための書類を一緒に提出すれば認められます。

 

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