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貿易会社などでは、社内定款を定めていますが、その約款を定める前に、まず、諸外国との貿易で起こり得るトラブルについて考えなければなりません。
貿易で起こり得るトラブルについて
貿易会社などでは、社内定款を定めていますが、その約款を定める前に、まず、諸外国との貿易で起こり得るトラブルについて考えなければなりません。確かに、米国や英国などとの貿易ではトラブルなどの発生確率は低いのが現状でしょうが、それでも全くのゼロというわけではありません。
そんな中、我が国の多くの会社は、関係悪化が叫ばれていますが、未だ持って中国を最大の貿易相手国としているわけであり、トラブルなどは日常茶飯事ではないでしょうか。その主な事例ですが、例えば、現地でしっかり買い付けたのに、物が送られてこないなどというのは良くあるトラブルではないでしょうか。
また、それらの他にも、細かい所では、荷物の到着が遅れたりとか、頼んだものと全く違う物が送られてきたなど、様々でしょう。嘘偽りなく、普通に仕事をしていれば、何も問題が無く、皆、幸せに過ごすことができるという考えは、我が国だから成立するのであって、他国では、人を出し抜くなど、当たり前に行われている訳ですから、トラブルなどが発生しない方がおかしい訳です。
貿易会社で社員を採用して、人数が多くなってきた場合は、社内的な規則を作る必要があります。その社内的規則については、主たる貿易相手国がどの様な国家になるのかを、しっかりと把握しておかなければなりません。さもなくば、非常に詰まらないトラブルでも、大きな問題として取り上げられるようになり、終いには、相手側の企業と不仲になり貿易できなくなってしまう可能性も秘めているからです。
貿易する相手国や会社について
現在、我が国の企業が貿易する場合、その取引相手国は、圧倒的に中国が多いと言われています。それは、海上輸送量でも一目瞭然でしょう。しかしながら、昔はアメリカとの貿易が多かったといわれます。アメリカとの貿易は、非常にやり易かった部分もあるらしく、未だに米国は、我が国第二の貿易相手国として君臨しております。
第一位は、中国なのですが、この中国は実は非常に付き合いにくい部分が多いといわれます。それは、社会的に未成熟で、賄賂が横行していることにあるといわれるからです。中国の高級官僚になってしまえば、それこそ賄賂など貰いたい放題だそうです。俗に清官三代と言われる言葉が中国にあるそうです。
清朝の時代、日本で言えば江戸時代末期から明治時代に掛けてなのですが、この時代に清朝の官僚になることができれば、後の三代、自分の孫の代まで、自分がもらった賄賂で何もしなくても食べていけるといった言葉が、本当にあるそうで、驚かされます。今でもこの様な考えは多く、中国の高級官僚の家族並びに妾は、カナダのバンクーナーに逃すとか、色々と工作していると聞きます。
詰まる所、自分自身の家族が充分に食べていけるだけの金を手に入れたならば、自身もカナダなどに逃亡するという算段なわけです。科挙という役人登用試験が全てを悪くしたというのは簡単ですが、現実問題として、日本の多くの企業は、この賄賂大国を最大の貿易相手国として選んでいる訳です。国自体がそうなのですから、その国の会社の姿勢など、推して知るべきです。
様々ある貿易条件について
貿易には、様々な条件があります。会社の定款にまでは、この条件まで記す必要はないでしょうが、この条件くらいは社員が覚えておかなければなりません。主なものとして三つほどあります。最も古くからある条件の一つに、フリーオンボードというものがあります。これは、大航海時代からあるものです。
俗に船べり通過の理論とも称され、この出荷地にて船べりを通過した時点で、荷物の所有者が移転するという仕組みになっております。しかしながら、このシップスレール理論は現状にそぐわない訳で、その点を日本とアメリカが共同で指摘したことがあったそうです。ですが、この共同指摘は、英国とフランスによって、
大航海時代を知らない田舎者と揶揄され、バカにされて叩き潰されたそうで、現状のシップスレール理論がそのまま残っているというわけです。また、この他にも有名なものとして、コストアンドフレートというものがあります。これは、売主が船賃を支払うということで、荷揚げ港に積み下ろした時点で所有者が移転するといった条件になります。
更に、現在多い条件としては、コストインシュアランスフレートという条件です。これは、船賃、いわゆる輸送費に荷物を損失した場合の保険料を売主が負担するとの条件での表示です。現在ではこの条件での売買が多くなっているように見受けられます。国家間の売買の場合は、税関を通過しなければならず、そこで検分を受けます。この検分をしっかりやる国は、アラブ系の国家が多いようです。
貿易会社における定款の書き方
商社における定款の書き方についてですが、まず、会社設立以前に、古物商の取り扱い免許を持つ必要があります。インターネットが発達した今日において、その貿易は、昔の大いなる夢を抱いて海外に羽ばたく商社マンの専売特許だった時代とは全く様相を異にしている感じがあります。
そんな中でも貿易条件などについて理解しいていなくてはならない場合が多いのですが、それ以上に、小さく始めるに当たっても、まず最初に古物商の取り扱い免許は確実に必要でしょう。但し、副業でのネットオークションなどの場合は、金額が少ないということもあってか、多額の金額を扱うのでなければ必要が無いというのが本当の所ではないでしょうか。
続いて、定款の書き方ですが、貿易業などの、どうしても規制を設けなければならない業種というのは、その定款などについても、事前に当該事業者が加盟する組合などでサンプルとして作っている場合が多く、そのサンプルをそのまま流用すれば、登録料が少なくて済むなどのメリットがあるといった仕組みになっています。
これと同様なのが、旅行代理店の業界で、どうしても規制を設けなければならない訳で、旅行業協会や観光庁などの主導でモデルの定款を定めており、これをそのまま流用するならば、それ程、登録などについてはお金がかからないといったことも謳っています。これは規制が多い業種というのもありますが、危険が伴い、多額の保険金を積まなければならない業種であるとも言え、商社も当然これに該当する訳です。