就活での志望動機の書き方

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まずは大原則で当たり前のことですが、手書きで丁寧に志望動機は書きましょう。もちろん志望動機に書かれている内容に関しても重要ですが、それ以外に表面上に出ない裏に隠れたその人の性格、人間性を人事担当者は読み取ろうとします。

 

  1. 1.手書きで丁寧に書きましょう
  2. 2.必ず志望する会社に特化した志望動機
  3. 3.自分が入社後できることを記載する
  4. 4.退屈しない文章構成、書き方

 


手書きで丁寧に書きましょう

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まずは大原則で当たり前のことですが、手書きで丁寧に志望動機は書きましょう。もちろん志望動機に書かれている内容に関しても重要ですが、それ以外に表面上に出ない裏に隠れたその人の性格、人間性を人事担当者は読み取ろうとします。丁寧な字で書かれていたら、

 

「この人は、本気で会社に入りたいからじっくり時間をかけて丁寧に志望動機を書いてくれたんだな。きっとこの人なら入社しても会社のために丁寧な仕事をしてくれるだろう。」と感じます。一方、汚い字で書かれていたり、修正だらけの志望動機だったら、

 

「この人は、この志望動機に時間を多くとれなかったのだろうな。きっと数ある入りたい会社の中の1つ、もしくはすべり止めだろうな。それでは入社後、自分に仕事が合わなかったらすぐ辞めてしまいそうだ。」と感じます。手書きではなかったらもっての外です。
 

丁寧だと感じる志望動機を書く上で重要なことは、時間的なゆとりを持つことです。どうしても他の志望している会社と入社試験のスケジュールは重なりやすく、志望動機を書く時間は制限されるでしょう。しかし、本当に志望している会社であれば、時間をかけて、文章の推敲や文字の記入を行い、人事担当者に熱意が伝わる、読みやすいものを作り上げましょう。

 

また、志望の本気度の度合いで優先順位をつけるのもいいでしょう。本当に入りたい会社には多くの時間をかけ、そうでもないがとりあえず興味はあるので志望する程度の会社には時間をかけず効率的に志望動機を書くことも、自分の願いを成就させるためには重要でしょう。

 


必ず志望する会社に特化した志望動機

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人事担当者は入社志望者がどのように会社にマッチし、会社にはなくてはならない存在になるのか、そして会社に愛情を注いでくれるのか、ということを念頭に入れながら選考作業を行います。そして、ほぼ間違いなく冒頭部を一番最初に読むでしょう。そこで冒頭部には必ずその会社に特化した志望動機を記載するようにしましょう。

 

「特化」ということですが、その比較対象は何かというと同業他社です。同業他社にはなくえその会社にはあるもの、同業他社にはできなくてその会社にはできること、を明確にし、それを自分の志望動機に結び付けるべきです。やはり人事担当者も同業他社はライバルであり、最も意識する相手になります。

 

同業他社ではなくこの会社に入りたいんだ、という気持ちを前面に押し出していきましょう。またその同業者の中で特化している会社の特色はなるべく具体的に記載するようにしましょう。内容的に薄いと、人事担当者は「あ、これはホームページで調べたな。本当に志望しているのか?」とかえって逆効果となる場合すらあります。

 

就活する上では必ず就活生は志望会社のホームページを一度は見ます。薄っぺらな知識は誰でも持っています。そしてその知識が薄っぺらかどうかは必ず人事担当者が暴こうとします。書面で具体的に記載するだけでなく、それ以上の知識を面接の時に披露できるよう詳しく調べておきましょう。そういった意味ではOB・OG訪問は非常に有効です。その会社の内部にいる人しか分からない情報を知ることができるからです。

 


自分が入社後できることを記載する

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下調べして、その会社の特徴は把握したものの、その会社に対して一体何ができるのか、ということも人事担当者はもちろん知りたいところです。それを必ず書くことにしましょう。ここでしっかり自分を売り込むようにしましょう。就活は自分を商品とする、ある意味プレゼンテーションのようなものです。その商品を売り込む能力というのも会社に入ってからは重要です。

 

特に営業職の場合はそのような能力が求められる部分が大きいのではないでしょうか。ここでもOB・OG訪問など会社内部の調査が重要となります。社内では実際にどのような人材を必要としているのかを明確にし、それにマッチする自分を売り込んでいかなければなりません。また、ここでは必ず今まで自分の人生で経験したことを具体的に記載し、説得力を与えるようにしましょう。

 

やはり会社に入る前までの経験値も気になるところです。会社の業務と多少でもマッチする仕事の経験があり、戦力になりそうな人材の方が欲しくなるのは当たり前の話です。むしろ志望動機を書いている時期はまだ面接も少なく、日程的に余裕があるので、志望動機につなげられる経験、

 

例えば短期アルバイトやボランティア、旅行などをしてみることもいいかもしれません。たまに嘘をついて経験談を語る就活生もいますが、面接で突っ込まれて嘘がばれてしまう方も沢山いらっしゃるでしょう。実際の経験とは話に奥行を与えるので、面接時にも対応能力が身につきます。就活に役立ちそうな経験はすぐにでも実行してみましょう。

 


退屈しない文章構成、書き方

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読み手に最後まで興味を持って読ませるには文章構成も重要となります。例えば中々人事担当者が知りたい情報が出てこず、ようやくそんな内容が出てきて、それを読む頃にはもう飽きている、ということはよくあることでしょう。ですから、一番最初に人事担当者が興味を示しそうな内容を記載し、そこから話を広げていくという構成がいいでしょう。

 

またテンポのいい記述の方が、読み手としても読むリズムがついてきます。あまり1つの内容にこだわりすぎて、その部分を長々と語るような構成にはしないようにしましょう。いい構成の文章を書くためには、自らの推敲と第三者による添削というのも大切です。自分の書いた文章を見せるのは恥ずかしいと思う方も沢山いらっしゃるでしょうが、

 

第三者が読まなければ気づかないことも沢山あります。そして第三者による添削は、必ず教員や親など社会人に頼むようにしましょう。社会人になると沢山の仕事の書類を作成するようになります。その社会人の文書作成の基準には学生は全く到達していません。友人など頼みやすい相手ではなく必ず社会人の文章力の基準に到達した大人に添削してもらいましょう。

 

こういう面に相手に対する配慮がうかがえるのです。これは人事担当者にとってきっと好印象につながります。実際入社後仕事をしていてもほとんどが相手があってこその仕事です。商談相手、顧客、上司、部下などあらゆる配慮によって仕事はまとまっていくものです。逆にそれができない人間とは一緒に働きたくないと思うのが当然です。これは仕事にも反映される人間性で、人事担当者も観察している部分ですので、気を付けましょう。

 

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