物を返す時のお礼文の書き方

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  1. 1.お礼状はすぐに出しましょう
  2. 2.守った方がよいお礼状の形式
  3. 3.入れた方がよい時候の挨拶
  4. 4.文面に書き加えた方がよい品物の感想
  5. 5.それぞれの場合のお礼状と結び

 


お礼状はすぐに出しましょう

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人生の途上で、さまざまな方から品物の形で好意をいただくことがあります。励ましの意味やお祝いの意味をこめて、心をこめて選んでいただき、お金をかけたり手間をかけたりしてお送りいただいた品物へ返すのお礼状、お例文は、失礼のない書き方をこころがけたいものです。

 

まず、物品をいただいたときに出す、お礼状ないしお例文は、包みを開けたときの鮮やかな印象が薄れてしまわないうちに、すぐに出すのが基本です。一番簡単なのは、ハガキを用意して短い文章を書き、翌日か翌々日には投函するというのがよいでしょう。

 

遅れてしまっても、お礼状は出すべきです。そのときには、お例文の前に、「お礼が遅れてしまいまして、本当に申し訳ございません」といった文章を必ず載せることが必要不可欠であり、肝要な事柄です。

 


守った方がよいお礼状の形式

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まず、オーソドックスなお礼状の基本文はこのように書かれます。「拝啓 このたびは大変結構なお品を頂戴いたしまして、本当にありがとうございました。お心遣いに心より感謝申し上げます。早速、有難く拝受いたしました。みなさまも、どうぞご自愛くださいませ。

 

取り急ぎ、書中にてお礼を申し上げさせていただきます。ありがとうございました。 敬具」というふうに書けば、用件は足ります。必須なのは、冒頭の「拝啓」と、文末の「敬具」です。最初につける「拝啓」を「頭語」といって、文章の一番始めに書きます。

 

そのあとに一文字あけてから文章をかきはじめ、最後の文章を書き終わったら、その行の一番下に来るように「敬具」と書きます。紙面に余裕があるようでしたら、次の行の一番最後のスペースに「敬具」と書きます。

 

縦書きでしたら次の行の一番下に書き、横書きでしたら次の行の一番右に書くことになります。親しい間柄でしたら省略することは可能ですが、親しい間柄でも、目上の方にはおつけした方がよいです。

 

また、「お礼申し上げます」「感謝申し上げます」という言葉を強調したいときには、「深く感謝申し上げます」「厚くお礼申し上げます」という言い回しが一般的です。逆に、「深くお礼申し上げます」とか「厚く感謝します」とは言わないので注意が必要です。

 


入れた方がよい時候の挨拶

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しかし、これだけでは電報のようで味気ないですから、ここにさまざまな味付けを入れます。入れた方が良い味付けは、まず、「拝啓」のあとに、「時候の挨拶」です。春夏秋冬、日本には月ごと、季節ごとに時候の挨拶があります。

 

冬でしたら、「寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。」という文面が使えます。春でしたら、「暖かくなって参りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。」夏でしたら「暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」と書きます。

 

秋でしたら、「日ごとに秋が深まる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか」という文章が使えます。いずれにしたらよいか迷った場合は、シンプルに「拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」の一言で終わらせることもできます。

 


文面に書き加えた方がよい品物の感想

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時候の挨拶を述べ、次に、「お心遣いに感謝いたします」と感謝をひとしきり申し上げたら、次に入れた方が良い味付けは、「品物に対する感想と感謝の気持ち」です。幾種類か、感想や感謝を書き表す方法はありますが、具体的には、先方が同僚や目下の方でしたら、その品物を選んで下さった、相手のセンスをお褒め申し上げることです。

 

無地の食器などの場合は、「デザインがシンプルですばらしく、大変気に入りました」「機能的でこの上なく使いやすいデザインです」「これでお茶をいただくのが楽しみです」といった書き方です。キャラクターなどは「私の大好きなキャラクターで、毎日楽しく過ごせそうです」という表現もあります。

 

こうした言い回しは、目上の方に対しても有効ではありますが、「センスがいいですね」などというと失礼にも受け取られかねないので、言葉を少し選ぶ必要があるでしょう。「素敵なお品を頂戴いたしまして、本当に感激しております」といった言い回しを使うのが好ましいです。

 

また、先方をお褒め申し上げるかわりに、お送りいただいた品物でどれだけ助かったか、ありがたかったかをお伝えするのもとてもよい方法です。「毎日使っています」とか、「子供が喜んで使っています」などど、どういう状況でどんな風に使っているかを述べて、いかにお役に立ったかを申し上げると、相手に感謝がよく伝わります。

 


それぞれの場合のお礼状と結び

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あとは、それぞれのケースに応じた言葉を入れます。結婚祝いをいただいて、お礼に先方をお招き申し上げたいときには、「新居も片付きましたので、ぜひ遊びにいらしてください」と書き加えます。

 

目上の方でしたら、「今後ともご指導よろしくお願い申し上げます」「人生の先輩として、どうか様々にお教えいただければと思っております」と書くことできますし、先方が目上で伴侶のおられる方なら「是非見習いたいと、夫婦で話しております」といった書き方も有効です。

 

日頃お世話になっているお礼、いただいた結婚祝いへの感謝、自分個人だけではなく、自分たち夫婦などについて書きます。出産祝いのときには、赤ちゃんの名前と読み方をさらりと伝えます。赤ちゃんが長男で名前が太郎というなら、「このたびは、長男太郎(たろう)のために結構な品物をありがとうございます」と伝えるとスマートです。

 

品物のお礼を必ずや申し上げ、夫婦のみならず、家族がいる場合は、家族全員で喜んでいることを伝え、必ず夫婦連名で出します。そして、服を頂戴したら「頂いたベビー服を着せて、ご挨拶に伺いたく存じます」というように、今後の予定を伝える書き方をするのもよいです。

 

お礼の訪問の予定がない場合は、おつきあいや支援をお願いする言葉を書きます。就職祝いの品物へのお礼なら、近況を書き添えます。成人式のお祝いの品物なら、式の時の写真を同封します。

 

お見舞いのお返しなら、仮我の回復具合をご報告します。そして、最後に、結びの言葉は、相手の健康を気遣う言葉を入れます。再び気候についてふれ、「寒くなりますがお体をご自愛ください」という書き方で先方に心を配る書き方も無難です。

 

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