現代人にとって必要な「書き方」の訓練
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「~の折」の意味と例文と書き方
ビジネス文書や手紙など、書面で相手と連絡をとるときには、日常会話ではあまり使わないような語句や言い回しをすることがあります。 会話というのは相手の相槌など...
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正しい手紙の書き方とは
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ラボノートの書き方
ラボノートとは、その日行った実験の様子や結果など、実験者が実際にどういった実験を行ったかを示すための物的証拠になるものです。 1.ラボノート...
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三回忌の香典袋の書き方
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金型図面の書き方
金型とはどういうものかが分からずに設計をしても設計通りに金型が作れるとは限りません。また、金型があまりに複雑になってしまうと制作コストのが高くなりすぎるといったこともありま...
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申告書Bの書き方
毎年2月16日から3月15日までの1ヶ月間は、所得税の確定申告の手続きを行う期間にあたります。確定申告を行う際にはたくさんの書類を提出しなければなりませんが、その中で最も重...
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「ご多様・ご多忙・お忙しいところ」の違いと使い分け方と書き方
先方に対して用件を伝える場合、あるいは、依頼などの本文に入る前の前置きとしてや詫びとして、使う言葉では「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「お忙しいところ恐れ入りますが」という文...
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トピックセンテンスの書き方
トピックセンテンスとは、文章を要約した一文の事です。通常、文章の冒頭に書き記して利用します。例えば、文章の冒頭に「エゾヒグマはヒグマの一種であり、日本の北海道に限って生息す...
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統一感のある文章の書き方
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7月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
近年はデジタル化が急速に進んでおり、誰もが携帯電話やスマートフォン、パソコンを日常生活の中で使いこなすようになり、手紙よりもメールという風潮になりつつあります。これはなにも若者に限...

現代人は昔に比べて随分と文章を書く機会が減ったように思います。それは、近年のパソコンや携帯電話の普及など、今までアナログであったものがデジタル化されることにより、直接文字を書くことが少なくなったからです。
もちろん、そういった電子機器にも、入力画面に文章を入れることはするのですが、それはもう文字を「書く」ことではなく、「打つ」ことになっているのです。そのように便利な機械が普及することにより、学生時代が終了すれば鉛筆を持たない、ペンさえも滅多に使わない、という大人が増えてきています。
しかし、こういった状況が長続きすればどのようなことが起こるでしょうか。たとえば、何かのメッセージを文字として相手に伝えたい場合、昔であればその思いを手紙にしたためることが一般的であったはずです。
その文章は、一からその人が考えたもので、その言葉の言い回しや表現方法、また筆跡なども書いた人自身の特徴がよく表れていることが多いものです。また、それを書いた本人もその内容を忘れることなく、きちんとメッセージが伝わったかどうか、などと心配になったり、書きあげた満足感などを味わったりします。
それぐらい、自分の手で書きあげた文字というものは
思いがこもっており、特別な価値さえ生み出すといってもよいのです。一方、同じことをデジタルで行おうとすると、そこには何かが欠けていることに気がつきます。
それは、メッセージを送ろうとする人自身の人間味です。画面に書かれた文字は、誰が入力しても同じ、またその文章も、どこかから借りてきたような一般に広く使われるようなもので、何かしら特別な意味合いは感じないようなものが多いのです。
その中に含まれているものを感じだそうとすると
手掛かりはその無機質な文字の並びと、ときどき使われている絵文字などを見て判断するしかありません。このようなやりとりでは、昔であれば築き上げられていたはずの人間関係も、人間味が感じられないことで非常に薄まってしまう可能性も大いにあります。
だからこそ、現代人にとっては自分の手でしっかりとした文字を書くために、「書き方」について今一度考える必要があるのです。これを意識することで自然と相手のことを思いやる気持ちや、自分自身の心の柔軟性や豊かさを育て上げることにも繋がるはずです。
デジタルの世界では
書き方について意識することはあまりありません。人がメッセージを伝えたいのであれば、その真意が伝わるように書き方を意識し、相手のことを思いやる気持ちをもつこととが大切です。
現代人に、長文を書くことや、手紙をしたためることが苦手な人が多い背景で、あえて自分の手で表現する訓練をすることも大切ではないかと考えます。
色々な書き方については下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:機械図面の書き方