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理事長とは、学校法人や様々な社会法人などのトップのことを示します。どちらかというと、学校法人の場合が多いのではないでしょうか。学校法人のトップは、激務という訳ではないでしょうが、対外折衝などが多く、
理事長という役職について
その多くは内部に目が届かないといった場合が多いのではないでしょうか。また、理事会を招集し、議長という役割をも担っているため、その責任はただでさえ重いと言わざるを得ないでしょう。この理事会の長が理事長であり、年に何回かある理事会を纏めること、そして、学校ならば、
その運営をしっかりと行うことが求められていると言えるのではないでしょうか。この役職は、平時ではさほど重きを成さないといった所でしょうが、重大な局面にある場合には、最も重要な役職と言えるのではないでしょうか。また、通常の会社とは違い、運営費が足りず、何とか手当をしなければならない場合や、職員の不正を正したり、
綱紀粛正などのために、今までのトップでダメだと判断されれば、平気でどこからか優秀な人材を見つけてきて、抜擢人事が平気で行われると言った特徴もあり、トップの椅子を射止めたからと言って、安心はできない役職と言えるのではないでしょうか。学校以外の団体などで、こういったことがよく行われるのですが、
今では学校でも、本当の金庫の鍵を握る人間は別におり、理事長として運営を任せるといったことが行われているといったことは、聞いたことがあります。安定した職場の役付の方々は、実は不安定とだったと言えるのではないでしょうか。
理事長が辞任する大きなケース
理事長が辞任届を出すに至る良くあるケースは、学校法人の場合は、暴力事件を起こして新聞紙面を賑わせたとか、他の経済団体などでは、職員の不正が発覚し、拘置所に拘留されたなどの反社会的な行為を行ったことに対する社会へのお詫びや謝罪といったケースが多くを占めております。
トップが全く知らない間にこの様なことが起こるということは、全く理不尽なのですが、我が国の組織のトップというのは、こういった場合に首を切られるといったことを覚悟の上で仕事をしている訳で、組織のトップの方々が頂く役員報酬には、こういった場合の責任負担料金といった意味合いも含まれているのではないかと想定されます。
また、新聞紙面を賑わす重大事件についても、実の所、その事件は、重大になるまでに段階があることが多く、小さな悪い事件というのは、それなりに起こっていて、それが重大事件に発展していかないように事前に手を打つといったことも、こういった団体や学校法人のトップの役割ということになるのではないかと想定されます。
それは、例え万引きや、ちょっとした街での暴力沙汰の場合は、一回目や二回目で新聞沙汰になるという事例は、実は殆ど皆無だと言われております。ですが、三回以上になれば、万引きや暴力沙汰というのも、起こす方も慣れきってしまい、額が大きくなったり、暴力沙汰ならば派手になったりするので、警察沙汰になる訳です。警察沙汰になってしまえば、いくらその当該組織が、太く友好的な関係を築いている地方新聞社であっても、実名で書かれてしまいます。
理事長が辞任する幸福なケース
理事長が辞任する場合の最も幸福なケースとしては、年をとったからということと、定年を過ぎたからといったケースが考えられます。最も、この役職には定年退職といった概念は無いのですが、余りに年齢が行き過ぎていれば、どうしても後進に道を譲るといった必要性が出てきて、
これに目覚めた人は皆から惜しまれつつ辞任届を提出する場合が多いでしょう。ですが、例えば八十歳を優に超えても尚、この役職に固執し続けるのであれば、それは老害としか言わざるを得ません。後進を育てることができなかったことを、内外に知らしめているだけのこととしか周りの人間は考えず、つまりは協力者が減少していくことを意味します。
終いには理事会を行っても、開催する度に出席者数が激減していくということになり、理事の方々が、自ら大量に辞任届を提出するといったことにもなりかねません。後進に道を譲るべきかどうか悩んだ場合は、周囲の副理事長などに相談するなどの対応が求められます。また、年齢を理由に辞めたいといった場合は、当然ですが、
周囲の方々は皆、引き止めるものです。女性中心の組織の場合は、すんなり受理されるといったこともありますが、男性中心の組織の場合は、これまでの実績もあることだしと、表面上は上手な理由づけをして遺留を申し出ます。しかし、これは本音ではありませんので、その本音を聞き出すために、加齢で辞任届を出したい場合には、理事の方々あるいは、自分の友人などにしっかり確認を取ることが必要でしょう。
理事長の辞任届の書き方
理事長の辞任届の書き方は、その辞任せざるを得ない場合に合わせて、様々なケースが考えられます。まず最初に、職員や部下の万引きや、学校法人の場合の生徒の暴力沙汰が原因で辞任届を提出せざるを得なかった場合の、辞任の届出書の書き方ですが、時候の挨拶の後に、事件の詳細を記します。
ここで自社の弁護となる様な文言は一切控え、極めて客観的な報道記事調で全ての事件の全貌を記します。こういった場合に自社を少しでも弁護すれば、皆から誠意が足りないと思われてしまうからです。その後に、この責任については、内部統制がおろそかになっていたこと、更には細かい部分での兆候があった筈なのにそれを見逃してきた自分にあると、
はっきりと記します。こうすることによって、誠意があると皆が認めてくれます。そして、責任を取る意味で辞任し、後のことは後進に託したいと記せば、もしかしたら表面的ではなく、周りの人間は本当の意味で慰留をお願いするかも知れません。また、加齢を理由に理事長を辞任したい場合は、本当に周りの人間が、年齢的に妥当か、
辞められて後釜がいるのかどうかをしっかり聞き出した上で辞任届を提出するべきでしょう。まだまだやってほしいとの裏に後釜が育成されていないといった意味のことを言われたら、当然ですがもう一期、後釜を育てるためと称して、トップ役を務めなければならないでしょう。それが、理事長という役職に課せられた任務でもありますし、第一後釜がいなければ、組織としての今後が無いためです。