手紙の書き方:3月例文

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手紙はいろいろな時期に書くことがありますが、その季節や月によって書き方が違うといいます。きちんと書き方を調べて例文を参考に書くようにしておくといいということです。たとえば、3月に手紙を出すときに書く文章ですが、時候の挨拶でも、季節の挨拶をまずは書くようにします。

 

  1. 1.例文を参考にして季節の挨拶文を考える
  2. 2.季節にあった言葉を季語として利用する
  3. 3.頭語と結語の使い方と時候の挨拶
  4. 4.結びの文章でも相手への気遣いを考える

 


例文を参考にして季節の挨拶文を考える

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枯れ草の間に緑も鮮やかに萌え出る候、というものや、春寒ようやくゆるむ候、というような、冬から春にかけて季節が変わっていく、ということを相手に感じてもらえるような文章を書くようにするといいです。例文を参考にしてみると、書きやすくなります。

 

3月の季節の雰囲気を相手にも感じてもらえるように、季語を取り入れるようにしておくといいです。春暖快適の好季節、という書き始めもありますし、春光天地に満ちわたる候、という風に春の暖かい風や光をイメージさせる言葉を使うようにしておくと相手にもわかりやすいです。

 

このほかにも、迎梅の候、萌芽の候など花や木をイメージさせる文章を考えてみるのも伝わりやすいです。送る相手に合わせた文章を考えるようにしておくといいので、いくつか例文をメモしておくようにしたり、あらかじめ、どんな文章を書くのかを決めておくようにすると、手紙を書きやすくなります。

 

季語を取り入れることで、文章が優しい雰囲気になることもあります。送る相手によっては、頭語と結語を必ずつけなければいけない場合もありますが、逆につけないようにしなければいけない手紙もあるということです。

 


季節にあった言葉を季語として利用する

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季節の挨拶にしろ、時候の挨拶にしろ、その時期の季語を取り入れることは必ずあります。季語というのは、日本の四季の一季節を表す、という詩語、つまり俳句などで使われる言葉のことです。いろいろな言葉が季語として使われていますが、実は身近なところにもあるといいます。

 

たとえば、1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月という言葉も季語なのです。そして、立春、春一番、雪解、潮干狩り、卒業式や入学式、入社式、新入社員という言葉も季語として扱われています。3月の季語には、ほかにも、如月、桃の節句、雛祭、白酒、菱餅、春の雪、春雷、東風、春めく、というものがあります。

 

その月にある行事やイベントなどを季語として使ってもいいです。先に書いた言葉の桃の節句や雛祭などは3月に必ずある行事ですし、ホワイトデーや春分の日、選抜高校野球大会なども、この時期にしか行わないイベントです。これら以外にも、3月の異称である、弥生、桜月、桃見月、春惜月なども季語として使うことができる言葉です。

 

これらの季語を使って季節に挨拶文を考えてみると、桃の節句も過ぎて、ようやく春らしくなってきましたが、というものや、春霞のただよう季節となりましたが、という文章を書くことができるようになります。自分たちだけで通じる、その時期にしかないものを季語として使ってもいいです。オリジナルの季語を作ることは可能です。ビジネスでは使えないですが、プライベートなものには大丈夫です。

 


頭語と結語の使い方と時候の挨拶

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季節の挨拶のほかにも、時候の挨拶というものがありますが、これもその季節やその時期にあわせた文章を書くように気をつけなければいけないということです。たとえば、3月の時候の挨拶なら、書き始めだと、春寒ようやくぬるみ始めたこのごろ、というものや、このところ急に春めいてまいりましたが、という書き始めの文章を考えることがあります。

 

この時候の挨拶の前に頭語をつけて、拝啓、春分の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます、という書き方をすることができるようになります。頭語も送る相手に合わせて変えるようにしておきます。ですが、よく使われるのは拝啓、という言葉が多いです。頭語は結びの文章の後に書く、結語とセットになっています。

 

拝啓、という頭語なら、敬具、と書くようにしておきます。頭語と結語には、女性しか使ってはいけない言葉などもあるので、手紙を書く前に、きちんと調べておくようにしておくといいです。一般的な手紙の場合は拝啓、敬具、でいいのですが、丁重な言葉で書かなければいけない場合は、謹啓や謹呈、恭啓を頭語として使い、謹白、謹言を結語として使うようにしておきます。

 

また、緊急の手紙などの場合は、急啓、急呈、急白を頭語にして、草々、不一、不尽などを結語として使うようにしておくといいです。これらを意識して手紙を書いてみると、拝啓、おだやかな小春日和が続いております。ご家族の皆様にはますますご清祥のことと存じます、という文章を書くことができて、結びの文章では、末筆ながら、ご自愛のほどお祈り申し上げます、敬具、という風に書くことができるのです。

 


結びの文章でも相手への気遣いを考える

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手紙の終わりのころの文章を結びの文章といいます。3月にも結びの文章の書き方があるので、例文を参考に考えてみるといいです。たとえば、まだまだ寒さが残っておりますが、お風邪など引きませんようお気をつけください、というシンプルなものから、新しい環境で心機一転、皆さまの幸福をお祈りいたします、

 

という風にその時期にある行動などを取り入れてもいいかもしれないです。相手への気遣いも大切です。花冷えの頃は体調を崩しやすいものです、どうぞご自愛のほどを、という文章や、花冷えの候、くれぐれもご自愛下さい、という文章も書くことができます。桜花爛漫の折り、近いうちにお花見でも致しましょう、

 

というものや、純白のこぶしの花の咲く季節です。どうかお元気でご活躍くださいますようお祈り申しあげます、という風に、季節の花や木々を思い浮かべることができるような文章を考えてもいいです。例文を読んで、自分なりの書き方をいくつか考えてメモしておくというのもいいということです。

 

春の訪れがあなたのご成功の契機となりますよう、お祈りいたします、という相手への思いを加えるようにしても、相手に喜ばれる文章を書くことができます。難しい言葉を考える必要はなく、その時期だからこそ伝えることができる景色のイメージや自然のこと、風景や景色などを感じてもらえるようにしておくといいです。もちろん、ビジネスシーンのものとプライベートのものでは、書き方を変えるようにしておかなければいけないです。

 

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タイトル:手紙の書き方のポイント
タイトル:苦情の手紙の書き方
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