香典の書き方:代表取締役社長

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  1. 1.会社における弔事への対応
  2. 2.香典の書き方と金額
  3. 3.香典の渡し方と注意点

 


会社における弔事への対応

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取引先の関係者に関わる訃報に接した場合などは、会社名で対応しなければならない時があります。その場合には、即座に弔問等に対応をしなければなりませんが、必ず、上司には連絡をする必要があります。

 

それは、上司や、会社の代表取締役社長が会葬に出向かなくてはならない相手かもしれないからです。そうでない場合には任されるこ事も多く、香典や告別式への出席、また、弔電など、自分で判断しなければならなくなります。お通夜にも出向かなければならない場合もあり、その時の香典には注意をしなければなりません。

 

香典は会社に対外慶弔規程があれば判断はしやすいのですが、付合いの深さによっても変わる場合があり、また、相手が取引先の関係者でも役職者の場合には違ってきます。香典の出し方としては、社長の代わりとして出席する場合には香典の表には「御霊前」と記し、香典袋の下段には会社名と役職である代表取締役社長と氏名を薄墨で書くようにします。

 

上司の代理の場合には、その上司の名前の下に「代」と小さく書けばよく、記載する場合にも同様にします。弔電は葬儀場に打たない事も知っておく必要があり、その場合には自宅や会社宛にすることで、相手が会長や、代表取締役社長、また、役員などの場合には総務部あてに打電を行います。

 


香典の書き方と金額

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香典はほとんどの宗派の場合、「御霊前」であっても失礼にはなることはありませんが、相手側の宗派が最初から分かっている場合には、それにふさわしい表書きにした方が良く、それは、キリスト教の場合には「御花料」、神式の場合には「御榊料」となります。金額や住所に関して、普段、気にすることはありませんが、幾つかのルールがあります。

 

香典袋の中には中袋が入っており、住所や氏名を書き留めますが、正式には筆を用いて記入するのがし正式な書き方です。表と違い、薄墨でなくても構いませんが、丁寧に書くことは必要となります。また、連名の場合には年齢や職場の地位を考慮して右側が上位になることも覚えておく必要もあります。

 

簡略化された、中袋の無い香典袋の場合には半紙などで中包をするのが礼儀で、その場合にも中包には住所と氏名を書き留めるようにします。金額に関しては縦書きにて中袋に記入をしますが、その基準は対外慶弔規程があればそれに従い、なければ、上司へ相談をします。

 

また、必要な場合には総務への連絡をいれ判断を仰ぐことも必要です。最近においては、社葬通知状や新聞での死亡広告で香典や供物、また、供花などを辞退していることも多く、その場合には意思に従い、持参はしなくても構いません。

 


香典の渡し方と注意点

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香典を渡す場合、告別式で良いのか、また、お通夜の場所で良いのか迷う場合があります。香典は通常は告別式にて渡しますが、本葬に参列ができない場合などはお通夜で渡すことになります。特に、個人的な付合いの場合においてはお通夜で渡す場合も多く、供花として枕花を一緒にお供えすることもあります。

 

持参の場合に注意しなけらばならないのは「ふくさ」に包んでいくのが礼儀であり、直接、手に持って渡すことは失礼にあたります。また、「ふくさ」の色も黒や紫など地味な色が適当とされており、市販品として入手することができます。渡す場合には必ず、香典袋を相手側に向けることが大事なこととなりますが、一言、お悔やみの言葉を添えるのも忘れてはなりません。

 

風習によるお札の入れ方にも気を付けることがあり、それは、どのような香典袋を使っても、お札の顔が下になるように入れることです。中袋の場合でも、お札の顔が中袋の裏側になるように入れますが、その場合には遺族がお札を取り出す時に、中袋の表を見ながらお札を確認することができるからです。

 

お札の金額に関しては数字にも注意をしなければならないことがあります。香典の場合はタブーとされている数字があり、それには4と9が該当します。4の数字は「死」へつながり、9の数字は「苦」につながることから、弔事では忌み嫌われている数字といえます。

 

また、香典は偶数も、あまり好ましくは考えられておらず、奇数が通常は用いられています。もちろん、端数も使用はされず、例えば、3000円、5000円などと切りの良い金額が使われます。他には、お札には新札と古札がありますが、香典で使われるのは古札の方で、一般的には新札、特にピン札は使わないようにすることも知っておく必要があります。

 

それは、訃報の時期にも関係があり、ピン札では、まるで訃報を予測していたように考えられてしまうからです。通常、訃報は、突然訪れるものであり、その場合に、急いで駆け付けるという習わしになっています。

 

そのため、香典でピン札が用いられると、遺族の方には不快な思いをさせてしまいます。特に、年配の方の場合にはそう判断される場合も多くあります。また、古札といっても、破けているようなものは逆に失礼にあたりますので充分に注意が必要です。

 

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