寄付金の書き方

pixta_tegami_01

寄付金の書き方についてですが、いろいろな種類があります。例えば依頼をする際の書き方もあれば、受け取った場合のお礼状の書き方などありますが、ここではどちらも例文を交えて紹介していきます。意外と寄付金をお願いするシーン、または受け取ってお礼状を出すシーンというのはありますので、いざという時に慌てないようにしたいですね。

 

  1. 1.寄付金をお願いするときの依頼について
  2. 2.依頼する際のポイント
  3. 3.寄付金のお礼状の書き方
  4. 4.領収書の書き方

 


寄付金をお願いするときの依頼について

pixta_tegami_02

個人的な手紙として誰かに寄付をお願いする場合の例文です。ボランティア団体や町内会、チャリティーでの依頼にも活用させることが可能です。
 
「拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 
さて、この度町内会で公園に設置の倉庫を新しくするに伴い、寄付金を依頼することと
りました。
 
各方面の有志の方々にはどうぞご協力、ご協賛を賜りたく存じます。
 
寄付金は秘匿と500円でございます。本趣旨に対して何分のご配慮を賜りよろしくご寄付いただければ幸いです。
 
皆様のご協力がなくては新倉庫設置の計画は進みませんので、お忙しいところ申し訳ございませんが是非ご協力の程よろしくお願いいたします。
 
本趣旨にご賛同いただけます方は、別紙寄附申込書をご用意しておりますので、こちらに必要事項を記入の上で銀行振込にてご送金下さいます様お願い致します。
 
取り急ぎ書中にてお願い申し上げます」
 
といった文面になります。

 


依頼する際のポイント

pixta_tegami_03

寄付を依頼する際のポイントとしては、何に使うので寄付金を集めたいと思っているのか、その趣旨は誰が読んでもわかるように、明確に記載する必要があります。そしてその寄付をすることによってどうなるのか、例えば功績や実績がこれまでにあった場合には、それについて事例を書いておくとわかりやすいでしょう。

 

例えば例の場合には倉庫を設置したことによって町内会保管の道具類が綺麗に維持することができるなどの実績があればいいでしょう。団体が知られていないときにはその団体がどのような活動をしているのか、それも一緒に記載しておくことで寄付をしてもらいやすくなるでしょう。

 

町内会の場合は団体を知らないということはないと思いますが、町内会の場合でも最近の活動を近況報告を兼ねて記載しておくといいでしょう。また寄附が定期的に行われている場合には、毎年行われているのだという定期的に実施している事実も記載しておいたほうがいいでしょう。

 


寄付金のお礼状の書き方

pixta_tegami_01

寄付をしてもらった場合にお礼を書くのは礼儀です。この文面についてみていきましょう。
 
「拝啓、 初夏の候 貴社におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 
さてこの度は○○開発に関しまして、多大なご支援をいただきましたこと、本当に感謝しております。御厚意を深く感謝申し上げます。
 
また○○の開発では、○○たちも、これから全力で研究に打ち込む所存でございます。
 
今後共、支援に応えるべく精進してまいりますので、ご指導賜りますことをお願い申し上げます。
 
くれぐれもお体ご自愛くださいませ。簡単ではございますがお礼まで 敬具」

 

といった形でお礼を書くことになります。何に対しての寄附だったのか、そしてその寄付は誰に渡り、誰がどのようにして使うことになったのか、それが明確になっていないといけません。寄付してくれた人が、自分が寄付したお金の使い道がわかる文面を書くようにするといいでしょう。それに加えて感謝の気持ちを忘れないように表現しましょう。

 


領収書の書き方

pixta_tegami_01

場合によっては寄付おお金に対しての領収書を発行する必要がある場合もあります。支援してくれた人に渡す領収書の内容等に迷うこともあるでしょう。寄付の領収書に関しては、義援金なのかそれとも支援金なのかそれによっても違いがあります。義援金だった場合には領収書という扱いではなくて預り証という名称で発行することになります。

 

そして支援金に関しては先ほどは預り証でしたが、今回は領収書ということになります。これは少し複雑ですが間違えないようにしましょう。支払った側は確定申告でこれらの書類を渡せば経費として支払っている場合には認められることもありますので、領収書や預かり書の発行を求めてくることもあります。事前にあらかじめ用意しておいたほうがいいでしょう。

 

このように寄付のお金を集める場合の文面、そして集まったあとにお礼状を書く場合の文面は、若干聞きなれない言葉ですから何を書いていいのかわからないという人もいるかもしれませんが深く考えるのではなくて、何を書けばいいのか、何を明確にしなければいけないのか、それをまずははっきりとさせることが大事です。

 

書かなくてはいけないのは、やはり何に使うのか、そして何に使ったのか、誰が使ったのか、それを使うことによってどうなるのか、そういった点だと思いますので、それらを必ず書くことが集める場合にも、お礼としてお手紙を送る場合にも、出した側としては知りたい情報になります。

 

内示書の書き方

内示書の書き方がわからない人のための書き方について例文を交えて見ていきますが、そもそも内示書は発注書やその他の文書と何が違っているのでしょうか。発注書の前に内示書が出される...

退職届の書き方

  1.退職届と退職願 2.退職届の書き方 3.失業保険を利用する場合 4.アルバイト、パートの場合   退職届...

「清祥・健勝・清栄・繁栄・盛栄・発展・隆昌」の違いと使い分け方と書き方

ビジネス文書でも個人の手紙でも、礼儀正しく書かなければならない文章においては、必ず必要になるのが時候の挨拶です。これには大きく分けて二つあり、前半は季節を絡めたさまざまな表現を用い...

念書の書き方:お金

物やお金の貸し借りを行ったさいに記録として紙に残しておくものはさまざまあります。しかし、いずれも契約事になるとそれらに見合う書式を作る必要もあり収入印紙などを貼る必要がある...

産地証明書の書き方

産地証明書は、手書きは認められていません。必ず、プリンターで印刷してください。記載が必要な項目は10項目です。また、英語で記載するため、スペルミスや書式には十分注意が必要で...

人に貸せる綺麗なノートをとろう

友達が「ノートを写したいから貸して欲しい」と言ってきたのに、自分のノートは汚くて貸すにはちょっと恥ずかしい。学生さんなら一度はある経験なのではないでしょうか。   ...

わかりやすい文章構造の習得方法について

文章構造について書いていきます。つまり、読み手にとってわかりやすい文章構造とはどのような文章なのか、そして、それはどのように習得することができるのか、その2点に焦点を絞って書いてい...

レポートの書き方と例

レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思...

ビジネス向けや目上の方への年賀状の書き方

年賀状は、旧年中の感謝と新年も変わらぬ御付き合いをお願いするための挨拶状です。昨今では、電子メールの普及により、電子メールを送る文化も認知されつつありますが、ビジネス上の御付き合い...

感想レポートの書き方のコツ

感想レポートの書き方については、いくつかのポイントがあります。それらを項目別に見てみると、次のようになります。   1.読む立場と書く立場 ...

スポンサーリンク