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改まったものから、気軽なものまで送る相手や内容によってそのスタイルは違います。内容を構成する基本のルールをしっかり押さえておくことで、失礼なのない手紙が書けます。正しい手紙の書き方や季節の挨拶・封筒などについてお教えします。
手紙の基本構成について。
日本語の正式な書き方は、縦書きなので、目上の方へあてたものや、正式な手紙の書き方は縦書きにします。手紙は前文(頭語・時候のあいさつ)、主文(用件・本題)、末文(結びのあいさつ、結語)、後付(日付、署名、あて名)大きく分けられます。場合によっては省く部分もありますが、並びの入れ替えはできません。
前文は、相手に敬意を示す言葉である「頭語」から入り、その後に時候のあいさつ、相手を気遣う言葉やお礼などを書きます。急ぎの場合や親しい人への場合は、前文を略しているという意味の「前略」からそのまま本文に入ることもできます。次に「さて」「実は」などの書き起こしの言葉から主文に入ります。主文を書くときには用件を「簡潔」「正確」に書くことが大切です。
用件が終わったら相手の健康や活躍を願う結びのあいさつなどからなる「末文」で締めくくります。前文で頭語を用いた場合は、必ず対になる結語を書くようにします。最後は後付で「いつ」「誰が」「誰に」書いた手紙かわかるようにします。縦書きの場合、数字は漢数字を使用します。また、お祝い手紙の場合は「平成◯年一月吉日」という表記をする場合もあります。
差出人の名前は、フルネームを行の一番下に書くのが基本です。連名の場合は、横に並べて書きます。最後にあて名を差出人の名前よりひと回り大きく書きます。敬称書くことを忘れずにしましょう。以上に補足したい内容があれば、「副文」を用います。主文で書き漏らしたことなどを追伸という形で書き加えますが、目上の人には使わないので注意しましょう。
封筒の書き方について。
封筒の宛先は、和封筒も洋封筒も基本は同じです。住所は1・2行に収め、名前は中央に書きます。いずれも、楷書でわかりやすく、ていねいに書きましょう。現在では、郵便番号を書けば都道府県名を略しても郵便物は相手に届きますが、改まった手紙では、表書きもきちんと書いておくほうが良いでしょう。エアメールのばあいは、住所・氏名を書く順序が日本と逆になるので、間違えないようにしましょう。
封筒の選び方と便箋の折り方について。
封筒には一重もの、二重もの、カラフルなもの、イラスト入りのものなどさまざまな種類があります。目上の人に出す改まった手紙には、二重の白封筒を使い、あて名も縦書きにします。ただし、弔事には、二重ものは「繰り返す」といって嫌がられるので、一重の封筒を使います。病気のお見舞いなども同じ理由から二重封筒は使わないようにします。
友人同士の私信なら、季節のイラストや相手好みの絵柄が入っている封筒を使っても楽しいでしょう。次に便箋です。目上の人や改まった人のときには、白無地の縦罫線入りの便箋を使い、文章も縦書きにするのが正式です。横書きの便箋、イラスト入りの便箋、色のついた便箋などは、カジュアルな雰囲気になるので、親しい間柄なら大丈夫ですが、目上の人には避けたほうが良いでしょう。
花柄など季節感のあるものは、季節に合ったものを使います。また便箋は、和封筒と洋封筒二種類の正しい折り方があります。縦型の和封筒の場合、便箋は文字を内側にして3つ折にするのが正式です。便箋の下の3分の1を上に折り、上の3分の1を下に折ります。封筒が細い場合などは、4分の1に折っても構いません。洋封筒の場合、縦二つ、横二つに折ります。縦書きに・横書きによって折り方が違うので注意しましょう。
季節の挨拶について。
書き出しには季節の挨拶を盛り込みます。季節感のある挨拶を選びましょう。以下1月から12月の例文です。
1月「新春の候」「厳冬の候」「初春にふさわしい穏やかな日が続いております」
2月「余寒の候」「向春の候」「梅がほころびはじめました」
3月「早春の候」「春分の候」「日ごとに春らしくなってまいりました」
4月「桜花の候」「陽春の候」「春光うららかな季節になってまいりました」
5月「新緑の候」「薫かぜの候」「風薫るさわやかな季節になってまいりました」
6月「初夏の候」「向暑の候」「木々緑も一層深みを増してきました」
7月「盛夏の候」「炎暑候」「いよいよ本格的な夏を迎えました」
8月「残暑の候」「立秋の候」「残暑厳しい日が続いております」
9月「初秋の候」「秋涼の候」「秋の色が深さを増してきました」
10月「秋冷の候」「秋晴れの清々しい日が続いております」
11月「晩秋の候」「初霜の候」「落ち葉が風に舞う季節を迎えました」
12月「師走の候」「寒冷の候」「厳しい寒さが身にしみる季節となってまいりました」
このような季節の言葉を使って書き出すと良いでしょう。
誰に・どのような内容を書くかなどによって、書き方や封筒や便箋の選び方も変わってきます。また、季節の挨拶は手紙の基本となります。はじめの文章に忘れないように気をつけましょう。また、書くときは万年筆の黒やボールペンの黒色を使い、修正液は使わないようにしましょう。
エアメールの書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:エアメールの封筒の書き方:中国