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子供が初めて文字を認識するとき、それは何から始まるのでしょうか。数字の子もいるでしょう。カタカナの子もいるでしょう。はたまたアルファベットの子もいるでしょう。しかし、通常日本人は、ひらがなから教え始めると思います。
また、それがゆえに子供もひらがなから文字を認識し始めるようです。日本には五十音ありますが、その先頭の「あ」は子供には難しく、「へ」や「し」などが覚えやすいようです。子供が平永を読むことができるようになると、次は書き始めます。その時に、書き方を教えていない状態で文字を書かせるとなかなかユニークな書き方をします。
「し」を例にとりますと
通常、上から下に向かって筆を運びますが、何も教えていない子供は、下から上に向かって筆を運ぶのです。そうすると、なんだか「し」のような模様の文字が出来上がってきます。しかし、実際にかかれたものは「し」だと認識できるものの、その書き順が全く正しくないので、「し」と読むことに違和感があるのです。
そして、模様のように見えるという点からも、その字が美しさという観点で見たときには不完全なものであると言えます。正しい書き方で書いた「し」は文字としての「し」と認識できます。
このような点においても
書き方を正しくすることは重要であると言えます。次に、書き方で重要になるのが、鉛筆の持ち方、左手の添え方の2点ではないでしょうか。正しい持ち方をしないと、変なところに力が入ってしまい、まっすぐの線や、はらいの部分など少し繊細なところがガタガタになってしまいます。
また、左手を正しく添えないと
紙がぐちゃぐちゃにずれてしまい、美しく書くことができません。文字とは人の心を表すものであると言われていますが、その通りで、心がささくれ立ったり、イライラしているときに書いた文字は、筆圧が濃かったり、ぐちゃぐちゃとなっていて、あとから読み直すことに苦労するようなものが多いです。
翻って、落ち着いた気分の時に書いたものは、一文字一文字を丁寧に書いてあり、適切な筆圧で、読みやすいものとなっています。このように、正しい書き方で書いた文字はその人のひととなりを表すものでもあると同時に、人への読みやすさを提供する者でもあります。
メールやLINEばかりが流行っている昨今ですが、手書きの手紙はもらうとうれしいものです。年賀状でも手書きの一言が添えてあると非常にうれしく頬が緩んでしまいますよね。
手書きには手書きにしかない暖かさがあります。メールなどだと書き方を意識することはありませんが、手書きで書くときは書き方を意識して、相手の方にその思いが届くように書いてみると、書いた人の好感度も上がることだと思います。