論文の書き方:社会科学 経営学 日本経営史

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大学などに入学しても、当然、試験がありますが、七自由科と称される、いわゆる一般教養試験以外の試験は、その殆どが論文試験です。全てと言ってもよいでしょう。論文ではない試験は、七自由科の中でも、英語などがその範疇に入ります。

 

  1. 1.持ち込み可の論文の書き方について
  2. 2.持ち込み不可の論文試験の書き方について
  3. 3.社会科学の論文の書き方について
  4. 4.経営学と日本経営史の論文の書き方

 


持ち込み可の論文の書き方について

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大学などに入学しても、当然、試験がありますが、七自由科と称される、いわゆる一般教養試験以外の試験は、その殆どが論文試験です。全てと言ってもよいでしょう。論文ではない試験は、七自由科の中でも、英語などがその範疇に入ります。中学英語などは、そもそものゴール地点を大学の原書講読に置いている訳で、アメリカ人が試験で良い点数を取れないというのも分かる気がするものです。

 

高校までの丸暗記試験と決定的に違う大学の論文試験は、短い時間でどれだけ設問に対する解答を纏めきれるかというのが勝負になってきます。教授によっては、試験問題を公表し、不安があったなら試験前に見てあげるからなどという教授もおります。こういった場合は、学生にとってはチャンスです。

 

このような教授の場合は、簡単に満点を出してくれるからです。但し、試験前に回答を教授の研究室も持っていき、意見を聞くというのが大前提です。教授の意見を聞いて、それを元に、解答を書き直し、試験に臨みます。論文試験の場合は、全て持ち込み可といった場合が多いため、試験時間中は、自分の解答用紙を試験用に配付された解答用紙に書き写すだけの作業になります。

 

これで高得点を狙えるのですから、上々ではないでしょうか。こういった教授の場合は、授業を進めるスピードも格段に早く、付いていくのがやっとといった感じでもあります。但し、試験では、事前に教授の意見を仰いでさえいれば、絶対に高得点を取ることができるので、利用しない手は無いでしょう。

 


持ち込み不可の論文試験の書き方について

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論文試験は、持ち込み不可といった場合が多いのが現状です。無論、この様なケースでは、試験問題を事前に知らせるといったことは絶対にありません。よく見受けられるのが、七自由科の教職を受講している場合、たまに高校や中学の校長先生だった方が、教授に収まっているケースが見受けられます。このような場合は、厄介です。

 

校長先生は大学の学長ではないため、今までの丸暗記試験をそのまま引きずってきています。そのため、例え論文試験と言えども、十中八九は、いわゆるクイズ問題に回答するのと全く同じことになります。哲学ならば、通常は、ある一つの論を提唱した人物について、その所感を述べよといった問題が出されるケースが多いのですが、

 

高校の先生だった方の場合、ある論を提唱した人物について、その中心となる論について、百字以内で回答せよなどといった、大学入試と全く変わらない試験を行う教授もおります。こういった場合は、仕方がないので、しっかり勉強していかなければなりません。教科書の試験範囲をしっかりと読み込み、出題されそうな部分で重要な場所について、何度も覚え込む必要があります。

 

この様なクイズ形式は大学の試験問題に相応しくないなどと、校長先生上がりの教授の揚げ足を取り、無理矢理責め立てて何とか及第点を頂くといった荒業もないわけでは無いですが、全くの賭けになりますので、お勧めはできません。また、その他の大学教授の場合は、時として厳しい先生も見受けられますが、普通に勉強していれば大丈夫でしょう。

 


社会科学の論文の書き方について

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社会科学とは、自然科学と対比させられる、人間社会が創造した社会における科学的なものを研究することとされています。人文科学や、社会学、哲学なども全てこの範疇に含まれるため、それぞれに対応した書き方が求められるでしょう。社会科学の場合、まず、それそれの分野毎に、定説とされている説があります。

 

この定説を覆す論文を書くことができれば良いのですが、一学生にその様な大それたものを書く程の研究時間も、研究資金も全く無いというのが現状です。大学の図書館に行っても、それなりの蔵書しか無いならば、ベースになる書物自体、定説の上塗りでしかないからです。ですので、定説のくつがえしは、始めから諦めるより他に方法がありません。

 

ですが、学生の場合、書物には無い、若さを活かした新たな考え方ができるといた特徴もあります。見方を変えれば、その定説の真贋が分かり、上手くいけば覆すことも可能かも知れません。但し、定説覆しは、余りお勧めできません。それは、教えている教授本人が、その定説の信奉者ならば、それに反逆することは、

 

その教授の批判にもつながり、点数に繋がらないどころか、その教授との関係も非常に悪いものになってしまうからです。自己満足に浸りたいだけならば、社会に出てからでも遅くはないでしょう。できるだけ、定説をそのまま踏襲すると共に、新たな見方を加えることによって、学生らしさが強調されれば、それなりの点数に繋がる社会科学論文が書けるのではないでしょうか。

 


経営学と日本経営史の論文の書き方

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経営学と日本経営史についてですが、この二つの学問は、今もって生きている学問であり、本当の所、正解などといったものは全く無いというのが現状です。まず、経営学についてですが、戦後直ぐには、英国や米国がリードしていた感があります。しかしながら、戦争からいち早く復興した西ドイツと日本は、多民族には見られない類稀な頭脳をもって、
 

家電や自動車を筆頭にあらゆる産業分野で輸出攻勢をかけ、大成功を収めました。特に、日本の場合は、バブル景気の時には、欧米の学者がこぞって、個の埋没による全体を優先させる社会主義的エッセンスを取り入れた日本的経営を称賛し、その研究者まで現れる始末でした。しかしながら、今では、その日本的経営手法も、

 

我が国の景気後退と共に色褪せ、全世界が中国にすり寄っているといった感じではないでしょうか。経営学は、そんな意味で、絶対にこれが正しいといった回答を引き出すことができません。これには、多分に人間が絡んでいるからそう言えるでしょう。その人間が絡んでいる部分で言えば、最も意義深い学問の一つが日本経営史ではないでしょうか。

 

江戸時代末期から、自らの商才を信じ切った武士らが事業を興しては潰れて行ったとの歴史から始まり、明治、大正の大躍進、そして戦争と終戦後の世界が瞠目する程の経済発展を成し遂げた、デジタル的な歴史を有する我が国の、日本経営史は本当に興味深い学問であり、未だに不明な点などがあるのではないでしょうか。そういった不明点を明らかにするのも面白いかも知れません。

 

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