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理想の庭作りは、思いつきで成功するものではありません。頭の中にある、漠然としていて、ぼんやりとしたイメージのまま始めてしまうと、途中でいろいろ問題が起こってくるたびに、惑わされてしまって、結果的には、当初の理想とは、かけ離れたものになってしまう、というようなケースもよく見られるようです。
図面を書くには庭のイメージ作りをしっかりと
理想の庭作りは、思いつきで成功するものではありません。頭の中にある、漠然としていて、ぼんやりとしたイメージのまま始めてしまうと、途中でいろいろ問題が起こってくるたびに、惑わされてしまって、結果的には、当初の理想とは、かけ離れたものになってしまう、というようなケースもよく見られるようです。
ですから、もし可能であれば、庭作りを始める際には、頭の中でイメージを膨らませるだけではなく、それを紙の上に、具体的に書き表していくことが庭作りの成功の秘訣ともいえるのです。しっかりとした図面を書くことで、全体を客観的に眺めることができるので、冷静な判断をすることも可能ですし、
頭の中で考えただけでは、気が付かなかったような事柄も発見できるようになります。こういった図面は、専門の業者に庭作りを依頼した際には、業者側が制作し、それに基づいて実際の庭作りに取り掛かることになるのですが、もし、自分でチャレンジしたいと思った場合にも、図面の書き方は大切ですし、
しっかりした図面があることで、その後の作業を進めやすくもなりますので、面倒だと思わずに、図面作りから始めるようにしたいところです。より良い庭の図面の書き方としては、図面に書き込む情報を決めることが大切です。駐車場はどこにあるのか、自転車などを置くスペースはどうするかなど、収納スペースとしての役割がある場合もありますので、実際に使われる予定がある場所を、事前にはっきりと決めておきましょう。
図面には敷地の測量が大切
良い図面の書き方として、必要不可欠なのが、その敷地の測量です。測量といっても、専門の測量業者が行うように厳密に行う必要はありませんが、家を建てたときの、設計図や土地の測量関係の資料から、敷地についての形状が分かるものがあれば、それを参考にすると良いでしょう。
建物のおおよその形状を把握できたら、それを図面に書き込んでいきます。そして、次に、建物の、ちょうど角にあたる部分から、敷地内で、お隣の境界線になる部分までの距離を実際に測っていきます。これは、おおよその正確さがあれば、十分だと思われますが、何となくイメージしていた場合と、
実際に測ってみた場合とでは、かなり違いがあることも多いので、ぜひ、測量してみることをおすすめします。そして、その測量値は、忘れずに図面に書き込んでいきましょう。もし、途中に大きな木があったりした場合には、そういったものも、しっかりと忘れずに記入していかないと、後になって、フェンスの長さを測るときなどに、影響が出る場合もありますから、注意が必要です。
また、新築などの、更地に作る場合には、図面も書きやすいといえますが、庭だけを新たに作りたいというような場合には、物置などがあることも多いですし、もともと、レンガが敷いてある部分や、芝が生えている場所などがあるケースも多いので、そういった情報も、しっかりと書き込んでいく必要があります。もし、分かりにくい場合には、色鉛筆などで着色しても良いかもしれません。
図面において庭の園路を考える
園路というのは、庭の中に作る、お散歩道のようなものですが、ガーデニングが趣味の人であったり、庭に様々な植栽をしたい場合には、漠然と作ってしまうと、やがて、庭中が草木に覆われて、手がつけられなくなってしまうこともあるので、前もって、いろいろな植物を育てたいという希望が分かっている場合には、
図面上でも、しっかりと書き込んでおくことが重要になってきます。特に、園路をはっきり定めておくことで、植物のおさまるべき場所と、それ以上、はみ出てきては困るという部分が明確になりますので、人の手の行き届いた庭にすることが可能になります。また、園路を決める際には、実際に、庭のどの部分に道を作りたいのか、
作ったら便利なのかを、実際に庭にいるイメージをしながら、考えていくと良いでしょう。たとえば、お隣との境に近い場所に園路を作ったとしても、実際は、利用しない可能性が高いといえます。お隣との境には、一般的に目隠しになるような工夫をするものですし、道路などに面した部分にも、同様に視界を遮るような手段を講じるものです。
ですから、たいていの場合は、園路はその内側となるわけですが、中央部分にも、植栽を施して、その間をぬうように小道を設置したいのか、裏まで続くような細い園路を作りたいのか、普段の庭木のお手入れのしやすさも考慮しながら、考えるのがおすすめです。背の高い樹木を植える場合には、時間が経つと剪定の必要も出てきますから、そういった場合にも考慮して園路を書き込みましょう。
庭の植栽も図面に書く
図面には、可能な限り、植栽についても書き込むようにした方が良いといえます。建物の向きに合わせて、西日対策や季節によって移り替わる日差しにも対応できるような木を選ぶ必要が出てきます。そういった植物の情報も、できるだけ図面に記入していき、書ききれないような場合には、引き出し線をつけて、
番号をふっておき、別紙にリストを作って記載しておくと、図面がごちゃごちゃと分かりにくくなる事態を避けることができるので、おすすめです。図面に植栽を書き込むときには、その高さについても分かりやすくなる工夫をすることが大切です。実際に植えてみた時に、バランスが悪かったり、
思ったより視界が遮られないと感じることにもなってしまいますから、紙の上で実際の様子を綿密に想定しておくことは、とても大切なのです。また、樹木の種類によって、落葉樹であったり、常緑であったりと、タイプが違うので、そういったことも考慮して庭木に選んでいくことが、快適な住まい作りに必要なことといえるでしょう。
例えば、南側の大きな窓のそばには、あえて大きな落葉樹を植えることで、暑い夏には適度な日陰を作りだし、日光が恋しくなる冬には、落葉することで、光を遮らないようにしたりすることも可能ですから、そういった樹木を植える計画がある場合には、忘れずに記載していきましょう。また、庭石やタイルなどを置く計画がある際にも、実際の大きさを考慮しながら、全体のバランスを取って書き込んでいくべきです。