板書の書き方1つで変わる学習効果とその工夫の仕方

学生に対して授業を行う際には板書の書き方1つでその授業の印象と評価が大きく変わります。小学校、中学校、高校では黒板を使った授業が基本的であり、限られたスペースをうまく使ってわかりやすいまとめを黒板に作り上げることが重要になります。

 

一方で、大学になると黒板のみで授業を行うということは少なくなり、スライドを上映しながらポインターで指し示すということが多くなります。こういった際のスライドの作り方も重要であり、情報過多になってしまうと授業のペースに追いついていけなくなってしまいます。

 

また、資料として配布する場合にも書き方が重要であり、必要な情報を書き込みやすいように配慮してスペースを作ってあげることが学習効果を上げることにとても重要になります。

 

黒板に板書する方法にしても

スライドを上映する方法にしても、まったく同じ内容が書かれたノートやプリントが最終的に学生の手元に残っても学習効果を変えることができます。それは、実際に学生が作業する内容を増やすことによって達成することが可能です。

 

書いてある内容を読むだけよりも、書き写した方がそれだけよく読むので記憶に定着しやすくなります。また、書き写すだけよりも、次に何が書かれるのかということを考えながらノートを書いた方が頭を働かせるのでより生きた知識となるでしょう。そういった考え方から板書の書き方やスライドの使い方を考えると効果的な授業を行うことができます。

 

例えば、黒板に板書をする際には穴埋めをするように空白のある板書をしていき、生徒に対する問いかけを交えながらその穴埋めをあとから行っていくようにするのです。こういった虫食い式の書き方をすることによって、その穴となっていた部分が印象に残るようになります。

 

一方、スライドを用いて授業を行う場合には

そのスライドに直接書き込むスペースを空けておいた資料を配布するという手段があります。しかし、この方法ではそれらを全てアニメーションで出現させるにはとても手間がかかってしまうというデメリットもあります。

 

より効率的に行うためには、スライドを画像ファイルにしておいて授業中にペン型のツールで直接書き込んでいけるようにしておくという方法があります。あるいはもっと効果的な方法として、スクリーンではなくホワイトボードにスライドを投影して、ホワイトボードに書き込んでいくという方法があります。

 

このようにして板書の書き方を工夫することによって、学生に考える余裕と考えるべきポイントについて情報を与えることができ、学習効果を高めることができるのです。学生の試験勉強の際にもポイントをおさえやすくなり、授業評価も高くなることでしょう。

 

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