報告書書の書き方

pixta_tegami_01

業務日報・報告書書を作成する場合には、まずその報告書の目的をはっきりさせる必要があります。一般的には日々の業務の記録化や、進捗状況の確認などが目的になりますので、そのような目的がはっきりと際立つように記述していくことがなによりも重要になってきます。

 

  1. 1.業務日報・報告書書の書き方
  2. 2.業務日報・報告書のポイント
  3. 3.相手によっても変える報告書の書き方
  4. 4.これだけは避けたい報告書の書き方

 


業務日報・報告書書の書き方

pixta_tegami_02

業務日報・報告書書を作成する場合には、まずその報告書の目的をはっきりさせる必要があります。一般的には日々の業務の記録化や、進捗状況の確認などが目的になりますので、そのような目的がはっきりと際立つように記述していくことがなによりも重要になってきます。

 

この場合には、いつ誰がどのような作業をしたのかがはっきりと分かるようにして記載することが必要になり、必要な項目はすべて埋めるようにして記入していかなければなりません。さらに報告書のなかには、上司と部下とのコミュニケーションツールとしての目的があるというものもあります。

 

ビジネスでよくいわれるホウレンソウ(報告・連絡・相談)などが基本的な部分になりますが、具体的なことや感想なども記載する必要がある報告書書もあります。しかしこれらの報告書は会社によってもかなりの差がありますので、業務日報・報告書などをあらかじめ見させてもらい、要点を掴んだ上で記載していくというのは賢い方法だといえるでしょう。

 

会社によっては書式が自由というところもありますが、その場合には業務日報・報告書のフリーテンプレートなどを上手に活用することによってソツのない報告書にすることができるようになります。これらの報告書では上司や会社の意向などによってもかなりの違いなどが出てきますので、何回も修正を受けないように事前に注意点などを尋ねておくと良いかもしれません。目的をしっかり掴んで、必要な情報をもれなく記入することが重要です。

 


業務日報・報告書のポイント

pixta_tegami_03

業務日報・報告書を作成するにあたってまずポイントになるのが、具体性を重要視するという点になります。具体的といっても様々な要素がありますが、まず重要なのが数字や数値です。例えば営業であれば営業成績、訪問件数、目標達成までの数などになりますが、それらの数値を報告書に書くことによって具体的な報告書になっていきます。

 

またよくあるのが長々としていて、すぐに要点がわかりにくいという報告書です。報告書というのは後で上司や同僚などが見た時に一目瞭然で作業状況を把握できなくては意味がありませんので、簡潔に要点を記載するというのは重要なポイントになってきます。よく参考にできるといわれているのが「新聞の記事」ですが、いつどこで誰が何をしたのかというのがすぐに分かるような内容にしておくべきです。

 

さらにビジネスシーンでよくいわれているのが「PDCAサイクル」といわれるもので、これは「Plan」「Do」「Check」「Act」という4つの単語から成り立っていますが、日本語では 何を計画し、何をしたのか?何ができて、何ができなかったのか?次の行動はどうするか?というポイントを意識するという点です。

 

これらのポイントを中心点に記載することによって、よりまとまった報告書にすることができるようになります。書式がとくにないという場合には、改行やスペースなどを上手に入れていくというのも重要になってきますので、報告書自体の書式というのも注意したいポイントだといえるでしょう。

 


相手によっても変える報告書の書き方

pixta_tegami_01

報告書といっても、どのような相手に書くかによってもかなりの違いがあります。例えば上司や役員などに報告書を書くという場合には、簡潔に記述していくことを意識することが重要です。というのも役員などの場合にはとくに時間がありませんので、短い時間で報告書の内容が分かるような内容でないといけないからです。

 

どれほど詳細な内容が必要なのかは上司や仕事内容にもよりますので、あらかじめ相談しておきましょう。また報告書のなかにはお客さまに出す報告書というものもあります。ケースバイケースですが、文書形式は2段構えという書式が多いといわれています。これは要約部分に関しては相手上司がチェックし、

 

詳細部分については現場担当者がチェックすることができるようになっており、お客様がより処理しやすくするというのもひとつの気遣いだといえるでしょう。また形式、内容などはお客様に提出する書類の場合にはとくに注意が必要です。事実誤認、間違いなどがあった場合には会社間でのトラブルや問題にも発展しかねませんので、何重にもチェックをすることを心がけましょう。

 

細かい点ですが、略称の使用を避けることや、役職間違いや漢字間違えなどがないようにもするべきです。チェックに関しては実際に声に出して読んでみるというのが有効な方法だといわれていますので、報告書を提出する前にはそのようにして失礼がないかを見直しておきましょう。お客様によっては書式が指定される場合もありますので、その点も注意が必要です。

 


これだけは避けたい報告書の書き方

pixta_tegami_01

よくある報告書として、何を書いてあるかいまいち伝わらないというケースがあります。これは主文と補足文の主従関係を意識していないことによって陥りがちなミスです。ただ生じた出来事やその理由をダラダラと書いていく場合には文章自体も増えてきていますし、要点がぼやけてしまいがちですので、

 

報告書の要点がどこにあるのかをしっかり掴んでいくことがとても重要になってきます。また「客観的である」ことを意識するのも重要になります。なかには客観的ではなく「〜と思う」というような感想文になっている報告書も見かけることがありますが、ビジネスシーンでは不適切な書き方になりますので注意しましょう。

 

これらの点を避けるための方法として、なるべく「箇条書き」にしてみるというのは良い方法だといわれています。報告書の書式によっては箇条書きにはできないという場合でも、主文から補足文につながるようにして書くことで、より客観的で分かりやすい文章にすることができます。また箇条書きといってもやみくもに見出し番号や項目をつけていけば良いというものでもありません。

 

せっかく項目などがついていたとしても、見出しの後に主文がないと要点との関係性がわからず、内容のぼやけた報告書になってしまいます。それで箇条書きにする場合であっても、主文と補足文との関係を常に意識するようにするのも重要です。報告書には様々な書式や目的があるものがありますが、基本的に上記のポイントに注意して作成することで分かりやすい報告書にすることができます。

 

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の書き方:妻

  1.給与所得者の年末調整について 2.控除申告書の書き方について 3.封筒の書き方   給与所得者の年末調整につ...

交通費明細書の書き方

  1.交通費明細書とはどんな時に必要? 2.明細書に必要な項目は? 3.例文 4.領収書の添付も必要です   交通...

参考文献の書き方について

書籍の巻末などに書かれている参考文献ですが、この参考文献に正しい書き方というものが存在します。一般の人にはあまり関係の無い知識に思われるかもしれませんが、学生の卒業論文などにおいて...

要望書の書き方

要望書とは、ある団体に対して「こうして欲しい」という思いを伝えるときに出す文書のことをいいます。今回は、その要望書の書き方をご紹介します。   ...

町内会の班長のための現金出納帳の書き方

  1.町内会の現金出納帳の引継ぎについて 2.町内会費徴収の注意点 3.買い物など出金の記入例 4.入金の場合の記入例 5.会計報告...

弁護士への手紙の書き方

自身の力だけではどうにもならない法的な問題を解決してくれることで知られているのが、警察と弁護士であると言えます。   1.伝えたいことを明確に書...

文字も内容も「書き方」は重要です

英才教育が始まり、小学校に入学する前から鉛筆を持って文字を書く経験をする子どもは増えましたが、正式に学ぶ環境が整うのは小学校からです。   昔を振り返ると、小...

レポート表紙の書き方

大学生になると途端に提出しなければなり、学生たちの頭を悩ますレポートですが、あまりの不慣れさからその書式は皆バラバラだったりします。ページ数が記載されていなかったり、やけに...

人権作文の例文と書き方

いじめや差別についての人権作文です。 いじめというのは、どのようなことなのか知っていますか。人を無視する、悪口をいったりすることです。ひどいと持ち物を盗まれたり殴られたりします。例...

手紙の書き方:残金回収

得意先や企業が売掛金や料金、家賃といった残金が残っている時に残金回収を行いたい場合には督促状を作成する必要があります。そもそも督促状とは支払いを催促するために出すものです。...

スポンサーリンク