弁護士への手紙の書き方

pixta_tegami_01

自身の力だけではどうにもならない法的な問題を解決してくれることで知られているのが、警察と弁護士であると言えます。

 

  1. 1.伝えたいことを明確に書いてください
  2. 2.送り先と差出人の名前を書きます
  3. 3.本文は少し長くなっても構いません
  4. 4.送付状なども合わせて送れます

 


伝えたいことを明確に書いてください

pixta_tegami_02

自身の力だけではどうにもならない法的な問題を解決してくれることで知られているのが、警察と弁護士であると言えます。刑事事件にしてでも解決を図りたい困りごとに直面しているようなら警察に、示談を行ったり民事事件として解決を図りたい困りごとに直面しているようなら弁護士に頼るなどといった、使い分けが可能なことでも知られています。
 

司法書士や行政書士など法律の専門職は多々存在していると言えますが、民事裁判や刑事裁判の弁護を依頼するのに最も適しているのが弁護士であるとも言えるため、解決が難しそうで最悪の場合裁判に発展しそうなトラブルに巻き込まれてしまった場合などにも、警察だけでなく弁護士を頼ることを頭に入れておくといいでしょう。

 

そんな弁護士への依頼は電話やメールなどでアポイントを取り、実際にどのような問題を抱えているのかを対面形式で効いてもらった上で、最終的に依頼を出すかどうかを決めるといった方法が一般的であると言えますが、中には手紙による依頼やアポイントのお願いを希望している方も多くいらっしゃり、手紙の受付を行っている事務所も日本全国に存在していると言えます。

 

弁護士に送る手紙は伝えたいことを明確に書いて発送することが大切であるとされています。季節の挨拶やどのような形で依頼先となる事務所を知りえたのかなどを冒頭に書くことも大事ですが、具体的な依頼内容が書かれていなければ受け取った側も対処のしようがないため、この依頼がしたいといった希望を明確に表記するようにすべきだと言えるのです。

 


送り先と差出人の名前を書きます

pixta_tegami_03

弁護士への手紙の書き方としては、まず第一に事務所の名前と弁護士の氏名を様付けで書くことから始めます。当然ながら事務所名や受取人となる個人名を間違えてはいけませんので、手元に発送先となる事務所の情報が記載されているパンフレットや、直接弁護士からもらった名刺などがあるようなら用意しておき漢字の書き間違いが発生しないよう注意しておいてください。

 

次に、一行空けた後に手紙の差し出す期日を、西暦や年号などを込みで記入していきます。その手紙を書いた日でも構いませんが、可能なら発送する日に合わせて期日は記入することが好ましいと言えるでしょう。さらに一行空けて差出人の氏名を書いていきます。基本的にはその手紙を書いている本人の名前を書けばいいのですが、

 

高齢なため上手に字が書けない年配者の変わりに文字を書く場合や、何らかの事情で筆が握れない方の変わりに文字を書く場合などには、差出人の横に代筆者の名前も添えるようにすれば、たとえ代筆者が依頼に関する手紙をしたためたとしても失礼に当たることはありません。滅多に無いことではありますが、

 

未成年者が何らかの自己解決が難しい問題を抱えており、解決のために弁護士の力を借りたいといった際などに保護者が筆をとるのであれば、差出人の名前は保護者の名前にして構いませんので合わせて記憶しておいてください。縦書きにしても横書きにしても読みやすい大きさの字で書くようにして、必要ならば太字で書いても問題ないとも認識しておいてください。

 


本文は少し長くなっても構いません

pixta_tegami_01

本文の書き方としては、可能なようなら簡潔に一枚に手紙にまとめてしまうのがベストだと言えますが、手紙の段階で依頼内容の説明を十分に行いたいといった意欲を持ち合わせているようなら、本文は少々長くなってしまっても構わないといった意識の元で書いていくことが重要だと言えます。いつ、どこで、誰が、どのような問題を抱えてしまい、

 

どのような解決を希望しているのかなどを事細かに書き、その後弁護士側からの返事を待つといった文法が望ましいと言えるのです。もちろん本文は送り先や差出人の名前を書いた上記の文に合わせるような形で、縦書きで書くのか横書きで書くのかを統一すべきです。そして本文の取っ掛かりとしては、拝啓、貴社ますますご清祥の事と存じますといった文言から入っていくのが無難なので覚えておいてください。

 

そしてこの段階ではまだ、相談内容や依頼内容に関する具体的な数値の記入は行わずともいいとされています。たとえば借金問題の解決を依頼したい場合に、現在抱えている借金の総額を明記したり、振り込み詐欺の被害に遭ってしまった場合でも、被害金額を明記せずともいいと捉えておけば分かりやすいと言えるでしょう。

 

デリケートな問題に発展することが多いのが、金銭トラブルの際の実際の数値であると言えるため、金額の代償は直接弁護士と接触したときに伝えるようにしてください。手紙は封筒に入れておかなければ、弁護士以外にも配達人が目を通すことがありえるため、その点を忘れないことが大切なのです。

 


送付状なども合わせて送れます

pixta_tegami_01

これから依頼するのではなく、既に依頼を出してお世話になっている弁護士の先生に、手紙と合わせて問題解決のために必要な送付状なども送れるようになっています。送付状を弁護士事務所に送る際の手紙の書き方としては、この度、依頼した件に関する書類を下記の通り送付いたしましたので、ご確認くださいといった短い手紙を添えるような形が好ましいと言えます。

 

本文の終わりには以上ではなく、草々を使うとなお好ましいと言えるため記憶しておいてください。その本文の下にどのような書類を何式送るのかを端的に書いておけばとりあえず問題ありません。もし発送先である弁護士事務所の公式メールアドレスや、弁護士本人の携帯電話のメールアドレスなどを存じているようなら、事前に手紙と送付状を出しておいたという趣旨のメールを送っておくことも望ましいため、機会があれば試してみてください。

 

弁護士に出す手紙の書き方は決して難しいものではないと言えますが、失礼の無い文章を書く自信がないという方は、目上の方に書く手紙の例文などをまとめてあるインターネットサイトを閲覧してみるといいでしょう。弁護士を初めとした、先生と呼ばれる職種に就いている方への手紙の書き方を解説しており、

 

例文をダウンロードできるようにしているといったサイトも少なくないため、参考になると言えますし本文の書き出しの迷いが消えると言えるためお勧めです。そして最も大切なのが、弁護士事務所から返信してもらいやすいように住所だけでなく電話番号も記載しておくことだと言えるため、この部分だけは忘れないようにしてください。

 

時間外労働の36協定の書き方

しっかりとした会社であれば36協定という言葉が知られていることでしょう。この協定は労働基準法第36条に規定されているものであり、時間外及び休日の労働に関する法律の一部を指す...

清算結了の決算報告書の書き方

決算報告書とはその名の通り決算の内容をまとめた書類ですが、清算が結了した時には決算報告書と呼ばれる書類を2種類つくらなければなりません。1つは、税務署に税務申告を行う際に提...

年賀状の書き方とマナー

年賀状は日頃お世話になっている人や、ご無沙汰にしている人などに新年の挨拶として送るものです。最近では印刷やデジタル(メール)での年賀状が増えていますが、基本的なルールは手書きのもの...

上司に対するお詫びの書き方

個人的に上司を怒らせてしまった場合、どのようなお詫びすればよいものでしょうか?知っておくと良い詫び状の書き方をお知らせします。   1.詫び状と...

お客様へのお礼状の書き方(例文)

  1.ビジネスでもお礼状を書く機会は多い 2.時代はネットでも手書きは大切 3.文例をストックしましょう 4.お礼の文章を書くポイントを...

御案内状の書き方

御案内状といっても、様々な状況によってその内容は変わってきますが、個々の内容を考える前に、そもそも御案内状が果たす役割を押さえておきましょう。   ...

年賀メール(取引先・企業宛)の例文とマナーと書き方

  年賀状をメールで送る場合、どの様な形式にすれば良いでしょうか。特にビジネスにおいて、同じ会社に勤める上司や部下、取引先企業の方等に対してふさわしい年賀メールの送...

退職届の書き方

  1.退職届と退職願 2.退職届の書き方 3.失業保険を利用する場合 4.アルバイト、パートの場合   退職届...

理事長の辞任届の書き方

理事長とは、学校法人や様々な社会法人などのトップのことを示します。どちらかというと、学校法人の場合が多いのではないでしょうか。学校法人のトップは、激務という訳ではないでしょ...

職場上司への詫び状の書き方

職場上司への詫び状の書き方ですが、なにか失敗をしてしまったりミスをした、トラブルを起こした場合は詫び状を出す必要があります。なかなか日々の生活のなかで頻繁にあることではあり...

スポンサーリンク