「申し上げます」の意味と例文と書き方
-
「ご指導ご鞭撻のほど」の意味と例文と書き方
ビジネス文書において、普段何気なく定例文として使われる「ご指導ご鞭撻のほど」。この言葉の意味を正しく理解し、正しくと買っていますか? 文章の締めくくりとして、意味を理解せずに使って...
-
3月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
3月の挨拶で具体的に結びをどんな風にしめくくるか、文末の書き方を例文を紹介して行きます。手紙やメールですので実際に顔を見て話す時と違い文字だけで相手への気配りをしなければなりません...
-
大学AOのための自己PRの書き方:部活編
大学AO入試で必ず求められるといってもいいのが自己PRです。書くことがない、自分にはアピールすることがない、と悩む人もいるかもしれません。しかし、そんなに難しく考える必要は...
-
小論文の書き方:薬剤師
薬剤師の資格をお持ちの方が就職を希望する時は、一般の職種と同じように就職活動を行います。就職希望先として多くの方が選ぶのは病院等の医療機関や調剤薬局です。  ...
-
修理依頼書の書き方
電化製品などを購入すると電化製品ゆえに壊れてしまうことがあります。そんなときには修理依頼書を書くことになります。意外にも書く機会のある修理依頼書の書き方を今回ご紹介します。...
-
通所介護のモニタリングの書き方
通所介護では介護計画の通りにサービスが行われているかを確認するために必要な物で、サービスの実施状況等を記録する書類になります。モニタリングの報告書類があることで利用者や家族...
-
お年玉袋の書き方
お正月に子供や孫に渡すお年玉ですが、大人たちはあげるための現金の用意に追われてしまうことでしょう。お年玉をあげるための現金は新札が望ましく、年末になると銀行に行って新しいお...
-
エアメールの封筒の書き方:中国
エアメールを中国に送る場合の封筒の書き方についてわからない人も多いかと思いますので、ここではどのように書くのか見ていきましょう。 1.中国へ...
-
履歴書の書き方~就活~
就活で必ず必要になるのが履歴書です。自分の基本的なプロフィールを企業に伝える身分証明書の役割を担う履歴書は面接の資料等にも使われる大切な資料になりますので、慎重に、丁寧に記入し...
-
意外と難しい会社での連絡メモの書き方
会社で事務をしていると、いろいろな方からいろいろな同僚宛に電話がかかってくるので取り次ぐことが多いと思います。その場に同僚が居れば問題はないのですが、なかなかタイミングよく在席して...

ビジネス文書や目上の人に対する新書などでは、通常の会話よりもさらに丁寧な言葉を使う必要があります。しかし、文書にして相手に送る場合、ゆっくり調べることはできますが、相手にその文書がいつまでも残ることになってしまいますので、失敗は許されません。
ビジネス文書などには
時候の挨拶や頻繁に使用する言葉、定型文などがありますが、これらをただ単につなぎ合わせただけでは気持ちの伝わらない文章になってしまいます。
最初のうちは覚えることが多くなって大変ではありますが、一つ一つの言葉や定型文の意味を正確に把握して、適切な使い方をすることで、全体的に失礼のない文書でありながら、相手に内容も伝わりやすいものを作成することができるようになるのです。
文書だけでなく、会話でもよくつかわれる「申し上げます」という言葉は、よく知られているように「言う」という言葉の謙譲語です。謙譲語というのは、自分を下の立場としてへりくだることにより、相手の立場を高くするという謙遜表現ですので、尊敬語や丁寧語とは異なる使い方になります。
実際の「言う」の謙譲語は「申す」ですが、これにさらに敬意を添えるための補助動詞である「上げる」と丁寧語である「ます」を付けることにより、さらに相手に敬意を払っている、恭しく言葉を伝えるという意味合いを強くしています。そのため、この言葉は全体的に丁寧な言葉を使っている文書でなければかえって悪目立ちする恐れがあります。
この言葉以外の文書がくだけたものであったり
なれなれしい表現になっているようなときには、例文から引用した一文であることが知られてしまいますので、前後の文章とのつながりを考慮してい用いるようにしましょう。
一方で、ビジネス文書や目上の人に対する新書などでは頻繁にこの言葉を使っているため、本来の謙遜表現とは別に、一つの定型句として使われるようにもなっています。
たとえば、「厚く御礼申し上げます」や「お伝え申し上げます」などといった使い方がそれに該当し、丁寧語の「御」などの付いた体言に、「申し上げます」をつけて、「○○して差し上げます」や「○○させていただきます」といった意味合いで用いられるようになっています。
これらは、「厚くお礼を言わせていただきます」、「お伝えさせていただきます」といった意味になりますが、一種の定型文となっており、この例文のような書き方だけで意味が伝わるようになっています。このように、この単語は非常に使い勝手がよいですが、例文と実際の意味を比べてもわかるように、スマートでありながら非常に丁寧な印象を与えます。
そのため、ビジネス文書などでは積極的に使用したい言葉ではあるものの、日ごろ親しくしている友人に手紙やメールを送るような場合に使用すると、やはり違和感が残ります。
文書を書くときには
相手の立場や距離感、文書の内容などが重要になりますので、改まった文書で書く必要がある場合には積極的に使う必要がありますが、そうでないときにはほかの言葉でやや打ち解けた表現にするのもよいでしょう。
仲の良い友人にお礼を言うときなど、普段の手紙等であれば「先日の○○はとてもうれしかったです。ありがとうございます」といった書き方で十分ですが、冠婚葬祭に関する改まった文書の場合には、「先日の○○は非常にありがたく、心より御礼申し上げます」といった書き方にした方が自然です。
このように、同じ相手に対しても距離感や文書の内容によって上手に使い分けることができるようになると、上手なビジネス文書や手紙を作ることが可能になります。時候の挨拶などに含まれていることがありますので、その後の文書で多用しないように気を付けましょう。
例文はいろいろありますが
時候の挨拶としては、「拝啓 寒暖の寒さ厳しき折、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」などのように、出だしでほぼ確実にこの言葉を使用します。
また、何かを依頼するときの文書の中でも、「先だってお願いしておりました○○につき、再度ご一考くださいますようお願い申し上げます」などのように、お願いという言葉につけるのが一般的です。また、結びの文の中でも、「皆様のご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます」のように使用することがよくあります。
さらに、「略式ではございますが、取り急ぎご連絡申し上げます」のように使うこともあります。こうしてみると、この単語は一つの文書の中でもほぼ確実に複数回使用することになりますので、本文中で多用するとしつこく感じられる可能性もあります。
このような場合には、文書の内容に応じて「○○いたします」などの言葉をうまく組み合わせて、何度も同じ言い回しを重ねないようにするとよいでしょう。たとえば、「○○の資料を拝送いたしますので、ご査収方よろしくお願い申し上げます」といった書き方にすると、一文の中に二回使わずにすみます。