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卒論インタビューをする前に幾つかしなくてはいけないことがあります。それは取材対象者について調べると言う事です。取材相手の経歴の概要が掴めたら、より深く調べます。過去は勿論、現在の活動に至るまで綿密に調べるのが望ましいです。
インタビューをする前の準備
卒論インタビューをする前に幾つかしなくてはいけないことがあります。それは取材対象者について調べると言う事です。取材相手の経歴の概要が掴めたら、より深く調べます。過去は勿論、現在の活動に至るまで綿密に調べるのが望ましいです。更に出来れば、それらから推測される将来の活動等についても考察する事が出来るとインタビューをする時の質問の幅が広がります。
会話を弾ませるためにも出来るだけ調べて行くのがいいです。また、事前にどんな質問をするかはきちんと考えてリストアップしておくことが重要です。その場で急に質問事項を考えるのは難しいことです。取材相手は貴重な時間を割いてあってくれるので、それを無駄にしないよう気を付けます。卒論の為のインタビューをすることが目的なので、
きちんと自分のテーマにそって優先順位をはっきりつけて聞くことが肝心です。質問がはっきりと決まっている場合は事前に本人に伝えておくと言う事も方法の一つです。その場で聞かれるよりも、まとまった回答を用意してくれる可能性があります。取材する時の段取りもある程度構想を練っておくと、当日スムーズに進みます。
また、写真撮影を希望する場合にはきちんと本人に許可をもらうことが鉄則です。事前に当日の天候を調べておくと、望んでいる写真が撮りやすくなります。当日に持っていく持ち物としては、話をメモする為のノートに録音する為の装置、カメラ等が必要になります。また、本人に関連する物を持っていくとそれがきっかけとなって話が進む可能性があります。
インタビュー当日に関して
インタビュー当日に関しては幾つか気を付けるポイントがあります。まず、最初にいきなり本題に入るのでなく柔らかめ質問をすることによって、相手の緊張を解くことが大事です。また、事前に調べた事によって自分なりのイメージ像が出来ていると思いますが、それを押し付けないように気を付けます。
出来る限り、先入観のない目で相手に対応する事を意識するのが大事になります。相手を型にはめようとすると、人によっては不快感を感じる人もいるかもしれません。そのことを頭に置いておいた方がいいです。それから、事前に考えた質問に沿って話を聞いて行くのですが、時にはより突っ込んで聞きたい回答がされたり、相手が質問に対して長い時間を掛けて深く答えたりしてくれる場合があります。
そう言った時には無理に自分の手順に当て嵌めようとするのではなく、そのチャンスを逃さないように臨機応変に対応していくことが重要となります。ひょっとすると今まで聞けなかったような大事な話が聞けるかもしれません。また、聞き取れない所があったら素直に聞き返すのが大事になります。また、相手に関連する固有名詞などは出来る限り調べておいた方が無難です。
早口だった部分はメモに取り、後でこの内容であっているか聞き返したりする工夫も必要です。向き不向きがありますがメモは要所を書いていく程度に抑えて、話を聞くことに集中したことが無難です。後は、相手の表情や雰囲気を記載するのもいいです。そうすると後で思い出しやすくなります。録音装置などで相手の声を録音していると安心です。
インタビューをした後について
卒論インタビューをした後については、取材対象者に礼状を出します。それからできるだけ早い段階でインタビューの内容を書き始めます。出来るだけ早い段階に何故書くのかと言えば、記憶が薄れていくのを防ぐためです。もしメモや相手の声が録音された物があったとしても忘れた部分が多くなった頃に書き出しては、所々に不備が発生する可能性が高いです。
それではせっかくインタビューしたのに台無しになってしまいます。それを防ぐためにも記憶がはっきりしている内に書き出す必要があります。インタビューを記事に起こすに当たって、相手の口癖などの不必要な所は削って行きます。それでも話題によって大事な意味が籠められている場合はケースバイケースで残しておく判断をすることもあります。
臨機応変に判断していくことが必要です。また回答によっては、複数の要素が包括された内容もあるので、そう言った場合は一つにまとめないで分割して引用するのをお勧めします。話を整理する為に前後している部分を直したり、中略させたりすることも可能です。また、インタビュー中には発言の内容が分かったものの、
引用すると意味が不明確になる所などはカッコで括って補足すること等が必要となってきます。更にこれは大事なことになりますが、卒業インタビューをした際、相手が曖昧に発言をした所を断定する様子に変更する事は問題になります。取材対象者の答えを捏造したと言う事にならないように十分に注意しながら、記事を書き起こす必要性があります。
卒論インタビューの引用の仕方について
卒論インタビューをしたのにそれを上手に利用できないケースもあるようです。論文の書き方が分からないと言う方も多いと思いますのでインタビュー記事が記載されている論文などを幾つか読んでみるのをお勧めします。そうすればどのように引用していけばいいのかと言う雰囲気を大体つかめることが出来ると思います。
悪い引用の仕方としてはそっくりそのままインタビューの内容を論文にそのまま書いてしまうこと等が挙げられます。残念ながら、それは論文とは言えません。元々、自分の卒業論文をより充実させるためにインタビューをしたのを意識する必要があります。引用しようとしている部分は、何故自分がそこを引用しようとしているのかきちんと考える必要性があります。
それによって卒業論文の前後の文脈がおかしくなっていないかなどをチェックする必要性があります。インタビューの後にはそれがどのような意図での発言なのかを書いておくと良いと思います。いずれにせよ、自分のテーマをより際立たせる引用になっているかが肝心で、その論文の章に相応しいかもよく考えた方が無難です。
もし、自分では中々判断が出来ないようだったら友人や指導してくれる先生に頼み、チェックをしてもらうといいです。論文を書きあげたら、最後に取材対象に向けて謝辞を書いておくことがマナーになります。これは重要なことなので、うっかり抜け落ちていたと言う事にならないように最後に良くチェックをしておくことをおすすめします。