8月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
-
お客様へのお礼状の書き方
開業や開店などのお祝いをいただいたときには、きちんとお礼状を出すようにしておきます。親しい人などに出すものでも、しっかりとした文章を書くようにしておくことが大切です。書き方...
-
意外と難しい会社での連絡メモの書き方
会社で事務をしていると、いろいろな方からいろいろな同僚宛に電話がかかってくるので取り次ぐことが多いと思います。その場に同僚が居れば問題はないのですが、なかなかタイミングよく在席して...
-
辞表・退職願、退職届の例文とマナーと書き方
1.それは辞表、退職願いと退職届です。 2.このように辞めるときに提出する書類は3種類あり 3.この時社長の名前は自分の名前より上に来るように書きます...
-
質問の言葉の例文と書き方
質問の言葉には、相手への思いやりが必要です。まずは、相手の気持ちになって、考えてみましょう。 ・いつ質問したら、相手の負担にならないでしょうか。 &...
-
反省文(会社・ビジネス)の例文とマナーと書き方
1.ではその「反省文」が求められるのはどのようなシチュエーションなのでしょうか。 2.実際に反省文を書くときに注意すべき点について解説します。 3.ま...
-
永代供養料の書き方
核家族化が進むだけでなく少子化さらには独居老人の数も年々増え続けている日本。かつてなら大半の人は生まれた土地で育ち仕事をして一生を終えたため、葬儀にかんしては遺族だけでなく...
-
稟議書:ゴルフ接待の場合の書き方
1.ゴルフによる接待とは 2.交際費と会議費の税務上の考え方 3.稟議書の書き方 ゴルフによる接待とは ...
-
英語の推薦状の書き方
1.「推薦人」としての心構え 2.依頼者の目的を把握する 3.英文推薦状の書き方 4.英語表現を理解する 5.内容は正直に ...
-
手紙の書き方:お見舞い
病気や怪我などをされてしまい病院に入院してしまう方は少なくありません。近くに住んでいる場合には直接相手にお見舞いに駆けつけることが出来ますが、遠方に住んでいる場合は気軽...
-
ブログの書き方の工夫
ブログをスタートしてから慣れるまではどんな書き方をすればいいのが悩むことも少なくないですが、基本的に決まりはないので、自分が楽しめる内容で話題を盛り上げていくと毎日更新するのも苦痛...
季節に応じた手紙やメールを書くだけでより丁寧で相手を思いやる心が伝わるものになります。いつの季節でも使っているような文章で文末を締めくくるよりも、時候に合わせた文章にするだけで相手の気持ちも印象もずいぶんと変わって来るものです。
顔の見えない状態で届く手紙やメールですので、尚更、注意を払って失礼のないような書き方を覚えましょう。8月の挨拶で結びの言葉をどんな風に使えば良いかを紹介して行きます。
まず、親しい間柄の場合です。
「今年は特に厳しい暑さが続いています。皆様お元気でお過ごしください。」と使えば、具体的にこの夏の暑さが格別であるために尚更注意をしてくださいという気持ちが伝わります。
「今年の残暑もまだまだ厳しいそうですね。体調にはくれぐれもご注意ください。」と使えば、まだ残暑も厳しいので夏の疲れが出て体調を壊さないように気をつけてくださいという気持ちになります。
「夏の疲れが出やすい頃ですので、体調の変化にはどうぞご用心ください。」であれば、夏の終わりには疲れが出るので用心をしてもらいたいという気持ちが表現できます。
「暑さもだんだんとしのぎやすくなってきますが、秋までもうひと踏ん張り頑張りましょう。」とすれば、無事に夏を凌いで秋を迎えられるようにという気持ちが伝わります。
さらに、「朝晩は涼しくなってきましたね。温度変化でお風邪など召しませんようお気を付け下さい。」ならば、涼しくなってきたものの気温の変化で夏風邪を引かないようにという配慮の気持ちを伝えて行けます。
そのほか、「夏休みのお土産話を楽しみにしております。」と書けば、旅行に行った相手の土産話を聞かせてもらいたいという期待感があることを表現できます。「風の音に秋の気配を感じられる季節になりましたが、どうかお体を大切に。」とすれば、秋の気配を感じつつも夏の疲れが出たり温度変化で体調を壊しがちなので注意をして欲しいという気持ちを伝えられます。
お子さんがいる家庭になら
「残り少ない夏休みですが、皆様揃って存分にお楽しみください。」と結びに入れるとより相手の家族を思いやる気持ちになります。 具体的なイベントを入れるなら「輝く美しい花火に涼を味わえますが、夏の疲れが出ませんようにご注意ください。」となります。次回の再会が決まっている場合には、「夏休み後にまた会える日を心から楽しみにしています。」と期待している楽しみな気持ちをありのままに書きましょう。
そして、改まった場合の8月の挨拶で結びの言葉にもいろいろあります。こちらの場合は、暦を参照した上で出すようにする必要があります。
立秋を前後にに出す時には
「暦の上では立秋を過ぎましたが猛暑が続いております。ご自愛専一にお過ごしください。」や「立秋とは名のみの猛暑です。ご自愛のほどお祈り申し上げます。」と日付を確認してから出すようにしましょう。8月7日前後に書く時に、立秋という言葉を入れます。
それから、立秋を過ぎた場合には、暦の上では秋になっているので残暑という言い方になります。そのため「残暑きびしき折柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。」と結びましょう。実際に猛暑が続いている頃ですが、立秋以降なので「残暑」という言葉を使うようにして下さい。
「残炎の折柄、お身体を大切になさって下さい。」と書けば、厳しい残暑が続くので身体を大事になさって下さいと伝えられます。同様に「残暑なお厳しき折柄、ご自愛下さい。」や「残暑凌ぎ難き候ですので、皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。」と書けば残暑が厳しい時期であり相手方や家族まで配慮をした文面で結びの言葉とすることも出来ます。
やや暑さが一段落をした頃には
「虫の音に、秋の気配を感じる頃ですが、皆様で爽やかな秋をお迎えください。」と書くことで、相手が家族お揃いで無事に何事も無く秋を迎えられることを願っているという気持ちを示せます。
「晩夏のみぎり、皆様のご健康を心よりお祈り致します。」と書けば、夏の疲れが出やすい時期ですので、暑さは終わりに近づいているものの体調を壊さないようにという気遣いの気持ちを表現できます。
また、暦に即した書き方では8月22日または23日、処暑の頃になりますので「処暑の折柄、ご機嫌が麗しくお過ごしくださいますようにお祈り申し上げます。」とすることで、まだまだ暑さが続きますが体調の変化無く過ごせることを祈っている気持ちをあらわすことが出来ます。
8月の挨拶では
このように親しい間柄と改まった場合で結びの書き方が例文のようにそれぞれの書き方があります。文頭と同じく文末までしっかりとまとまった手紙やメールというのは、真心が込められており受け取った相手にとって気持ちの良い印象になるものです。暑さの厳しい時期という季節に応じた思いやりの言葉を入れることで、相手への気遣いが伝わるものですので、参考にしてみてください。