8月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
-
病院見学のお礼状の書き方
1.お礼は文章でも書く 2.適したレターセット 3.封筒の宛先 4.本文の書き方 お礼は文章でも書く ...
-
突然勧誘する際の手紙の書き方
手紙をもらうと誰しもうれしいものです。手紙を書くことが好きな人も多く、親しい人に喜んでもらいたいと言う理由から絵手紙にお礼の言葉を添えて送ったり、かわいらしい便せんやはがき...
-
専門分野の書き方
就職活動の際、書類選考で自分をアピールするためのエントリーシートや履歴書はとても重要なものです。特に職歴などがない場合でも、自分が何らかの専門分野について学習し技術を身につ...
-
香典袋の書き方について
誰かが亡くなった知らせを受けて葬儀に参列する際には、香典を持参するのがマナーになっています。香典は、通夜と告別式のいずれに持参しても問題ありません。弔事の際のしきたりは、宗教や宗派...
-
給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表の書き方
「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」とは、平たくいうと、ひとりひとりに作成した源泉徴収票の合計額と、法人名義での不動産売買について、税務署に申告する書類です。書類の名...
-
看護師の転職:職務経歴書の書き方
1.職務経歴書とは 2.作成する前に準備したいこと 3.看護師の転職に必要な職務経歴書の書き方 4.看護師の転職の職務経歴書の書式 ...
-
作文の書き方:起承転結
1.文章の書き方の基本 2.実用文と小説の違い 3.実用文の重要性 文章の書き方の基本 文章という...
-
出納帳の書き方 繰越金
どのような業種のものであれ、事業を行う場合には、現金の出入りは毎日必ず記録しておかなければなりません。直接的には、入金があった場合には入金伝票に、出金があった場合には出金伝...
-
協力依頼文の書き方:例文
実習レポートと一口に言っても、そのジャンルは幅広くあり、ジャンルごとに書き方の例も変わってくる場合が多いというのが実態ではないでしょうか。 ...
-
保育園のサンタクロース依頼文書の書き方
年中行事の中で、子どもたちが楽しみにしているイベントの一つにクリスマスがあるでしょう。クリスマスは子どもから大人までみんながわくわくするイベントです。 ...
季節に応じた手紙やメールを書くだけでより丁寧で相手を思いやる心が伝わるものになります。いつの季節でも使っているような文章で文末を締めくくるよりも、時候に合わせた文章にするだけで相手の気持ちも印象もずいぶんと変わって来るものです。
顔の見えない状態で届く手紙やメールですので、尚更、注意を払って失礼のないような書き方を覚えましょう。8月の挨拶で結びの言葉をどんな風に使えば良いかを紹介して行きます。
まず、親しい間柄の場合です。
「今年は特に厳しい暑さが続いています。皆様お元気でお過ごしください。」と使えば、具体的にこの夏の暑さが格別であるために尚更注意をしてくださいという気持ちが伝わります。
「今年の残暑もまだまだ厳しいそうですね。体調にはくれぐれもご注意ください。」と使えば、まだ残暑も厳しいので夏の疲れが出て体調を壊さないように気をつけてくださいという気持ちになります。
「夏の疲れが出やすい頃ですので、体調の変化にはどうぞご用心ください。」であれば、夏の終わりには疲れが出るので用心をしてもらいたいという気持ちが表現できます。
「暑さもだんだんとしのぎやすくなってきますが、秋までもうひと踏ん張り頑張りましょう。」とすれば、無事に夏を凌いで秋を迎えられるようにという気持ちが伝わります。
さらに、「朝晩は涼しくなってきましたね。温度変化でお風邪など召しませんようお気を付け下さい。」ならば、涼しくなってきたものの気温の変化で夏風邪を引かないようにという配慮の気持ちを伝えて行けます。
そのほか、「夏休みのお土産話を楽しみにしております。」と書けば、旅行に行った相手の土産話を聞かせてもらいたいという期待感があることを表現できます。「風の音に秋の気配を感じられる季節になりましたが、どうかお体を大切に。」とすれば、秋の気配を感じつつも夏の疲れが出たり温度変化で体調を壊しがちなので注意をして欲しいという気持ちを伝えられます。
お子さんがいる家庭になら
「残り少ない夏休みですが、皆様揃って存分にお楽しみください。」と結びに入れるとより相手の家族を思いやる気持ちになります。 具体的なイベントを入れるなら「輝く美しい花火に涼を味わえますが、夏の疲れが出ませんようにご注意ください。」となります。次回の再会が決まっている場合には、「夏休み後にまた会える日を心から楽しみにしています。」と期待している楽しみな気持ちをありのままに書きましょう。
そして、改まった場合の8月の挨拶で結びの言葉にもいろいろあります。こちらの場合は、暦を参照した上で出すようにする必要があります。
立秋を前後にに出す時には
「暦の上では立秋を過ぎましたが猛暑が続いております。ご自愛専一にお過ごしください。」や「立秋とは名のみの猛暑です。ご自愛のほどお祈り申し上げます。」と日付を確認してから出すようにしましょう。8月7日前後に書く時に、立秋という言葉を入れます。
それから、立秋を過ぎた場合には、暦の上では秋になっているので残暑という言い方になります。そのため「残暑きびしき折柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。」と結びましょう。実際に猛暑が続いている頃ですが、立秋以降なので「残暑」という言葉を使うようにして下さい。
「残炎の折柄、お身体を大切になさって下さい。」と書けば、厳しい残暑が続くので身体を大事になさって下さいと伝えられます。同様に「残暑なお厳しき折柄、ご自愛下さい。」や「残暑凌ぎ難き候ですので、皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。」と書けば残暑が厳しい時期であり相手方や家族まで配慮をした文面で結びの言葉とすることも出来ます。
やや暑さが一段落をした頃には
「虫の音に、秋の気配を感じる頃ですが、皆様で爽やかな秋をお迎えください。」と書くことで、相手が家族お揃いで無事に何事も無く秋を迎えられることを願っているという気持ちを示せます。
「晩夏のみぎり、皆様のご健康を心よりお祈り致します。」と書けば、夏の疲れが出やすい時期ですので、暑さは終わりに近づいているものの体調を壊さないようにという気遣いの気持ちを表現できます。
また、暦に即した書き方では8月22日または23日、処暑の頃になりますので「処暑の折柄、ご機嫌が麗しくお過ごしくださいますようにお祈り申し上げます。」とすることで、まだまだ暑さが続きますが体調の変化無く過ごせることを祈っている気持ちをあらわすことが出来ます。
8月の挨拶では
このように親しい間柄と改まった場合で結びの書き方が例文のようにそれぞれの書き方があります。文頭と同じく文末までしっかりとまとまった手紙やメールというのは、真心が込められており受け取った相手にとって気持ちの良い印象になるものです。暑さの厳しい時期という季節に応じた思いやりの言葉を入れることで、相手への気遣いが伝わるものですので、参考にしてみてください。