横領の訴状の書き方

pixta_tegami_01

訴状とは、裁判所へ該当する相手を民事訴訟で訴えるときに必要となる書類のことです。この場合、裁判所へと提出する際に提出する正本のほか訴える相手へ送付する副本の二種類を作成しておくこととなります。

 

  1. 1.裁判所や相手に訴状を出す意味
  2. 2.事前準備の段階でのポイント
  3. 3.横領の訴状の書き方のポイント
  4. 4.訴状には時効期間がある

 


裁判所や相手に訴状を出す意味

pixta_tegami_02

横領事件の場合では個人が横領した場合であれば自分自身で訴えを起こすこともできますが、会社法人などが絡んだ業務上横領事件になる場合には手続きなどの面で非常に複雑化してしまう傾向があります。ですので、訴状を書こうとしても不備が目立つ結果となり訴状として成り立たないということも起きてしまいがちです。

 

訴状は裁判所に受理されなければ何の意味もありません。ですので、会社や団体などが絡んだ横領事件においては告訴するときには司法書士の有資格者でもなければできれば法律の専門家に依頼して書類を作成しておいたほうが望ましいといえます。また、訴状を書くときには正等な理由を基本とすることが大前提となります。

 

その事実が訴えるにあたっての正当な理由に値するかどうかを明確にしておく必要があることを留意します。その理由としては実際の裁判における弁証においては全て判決を出すための理由づけにより成り立っているということがいえるためです。

 

判決文においても最初に判決が出た後にその判決結果が出たことに対する理由が長々と提示される形式になっています。理由が乏しい内容では裁判を起こしたときに明らかに勝ち目がなくなってしまいます。訴状書きの段階からすでに裁判については始まっているともいえるのです。また、仮にもし受理されても証拠に乏しい場合に対しては仮に事実であっても相手方から証拠が無いのに訴えられたことで名誉を傷つけられたとして名誉毀損で訴えられる可能性もあります。

 


事前準備の段階でのポイント

pixta_tegami_03

訴状を書く前に用意しておくものとしてはいくつかあります。まずは最低限相手を訴えるための資料を必要とすることは挙げられます。資料については多ければ多いほど裁判になった場合有利とはいえますが、相手を訴える文章を作成するにあたっては最低限の資料を揃える程度で充分とはいえます。

 

資料については裁判を起こしたときには重要な証拠物にもなりうるものです。ですので、厳重に保管をして無くさないように管理をすることは求められます。これは弁護士などに依頼をするときも同様となります。自分で訴えるという場合においては、次に参考になるものとして書式集などを買っておくことは有効です。そのまま引用するのではなく、

 

自分なりの書き方に書き換えながら作成していきます。告訴をするときの書式については、雛形や書式をそのまま引用したりするのは説得力を欠いた出来になってしまいます。少しでも裁判官などの心証をよくするにあたっては、自分なりのアレンジを加える必要があります。また、裁判の判例集なども事前段階においては熟読しておく必要があります。

 

特に似たような判例があった場合には自分の起こそうとする訴訟事案と照らし合わせて考える意味で参考になり得るものですので、自分で相手を訴える場合にはよく熟読しておくとよいでしょう。また、裁判においての法律用語についても抑えておく必要があります。覚える言葉は結構たくさんありますが、必要なものに関してはできるだけ覚えるようにしましょう。ここまでのことを一通りやっておいてから実際の訴状の書き方へと入っていきます。

 


横領の訴状の書き方のポイント

pixta_tegami_01

横領事件の場合、通常は刑事事件として扱われるものですので横領事件による事件そのものを本人訴訟で訴えることについてはできません。言い換えると本人訴訟では横領に関する罪には問えませんので刑法で訴える場合警察に通報して相手を逮捕することになります。ただ、刑法で訴える場合においてはその行為は被害者救済にはならないという点を留意します。

 

ですので、横領事件において本人訴訟ができる場合は横領によって損失した金額とそのことによって発生した人的損失、さらに横領を与えた精神的なダメージなどを加味して損害賠償請求を行うということに限られます。民事事件になりますので、

 

最初に書いていく項目としてはこの横領事件に対し損害賠償請求が民法及び民事訴訟法と言われる民事訴訟に関する法律の第何条によって争われるかについてを訴状の際に明確にしておく必要があります。それが伴わずにただ内容だけを記して裁判所に送付しても訴状の補正について裁判所から請求が来るだけになってしまいますので、

 

ここはまずしっかりと自分で調べて書いておきます。横領に対する損害賠償請求の場合には、民法においては民法第709条の不法行為で争うことになります。民法第709条についての条項には、内容としては「故意または過失により他人の権利または法律上保護される利益を侵害した者に対してこれにより生じた損害を賠償する責任が発生する」ということが書かれています。原告側の利益が侵害されたかどうかを裁判で認定して請求を判決において認めてもらう必要があるわけです。

 


訴状には時効期間がある

pixta_tegami_01

この民法第709条には時効期間があることを留意する必要があります。時効期間は3年ですので、横領の事実が発覚してから3年の時効期限が過ぎないうちに訴状を最初に裁判所に提出して受理をされなければならないことになります。ただ、カウントを始める地点には明確な基準があります。

 

それは横領の事実を始めに訴える側が知ってから3年ということを民法第709条では規定しています。ですので10年以上前に不正会計が発覚したという場合に知った事実がつい最近になってからという場合、刑事事件においては時効は成立しており罪には問えませんが民事訴訟においては損害賠償の請求はできることになります。

 

民法第709条によって争われるかを明記したら、あとは告訴の趣旨と告訴事実、それから告訴にいたるまでの経緯を記していきます。この辺は刑事事件のときの訴状と共通しています。もちろん相手を訴えるにあたっての証拠については必ず訴状に明記するようにしましょう。それから損害賠償で請求する金額も書きます。これはただ書いていけばいいものではなく、

 

実際の横領による損失金額と精神的ダメージなどに対する慰謝料などの相場などを加えて掲載するようにします。訴状で記す主な内容としては以上となりますが、自分で訴える場合には訴状提出はハードルが高くなります。これには仕方ない面も存在します。正当な理由であることを実証するためにも必要です。

 

なおかつ裁判で勝つためにはある程度法律については勉強しておく必要があり、さらに裁判においては証拠固めが判決を左右します。訴状を送って受理されてからがようやくスタートラインに立つということになりますので、そのことを充分に理解してから作成に入るようにしましょう。

 

忘年会の収支報告書の書き方

忘年会などの飲み会の時には収支報告書をきちんと作成しておくことで会社の経費計上の際に役に立ちます。飲み会幹事の仕事は場所選びなど事前準備だけが大変なのではなく、終わった後も...

書き方について調べる

書き方には、ニ種類の意味があります。国語辞典で調べると、第一に文や文字などを書く方法とあります。例えば、手紙の書き方などがこれにあたります。ネットで検索をすると、たくさんの○○○の...

会葬者名簿の書き方:金額の欄

通夜やお葬式に行くと、まず受付で住所や名前を記帳することになります。それはどなたが会葬してくださったのかを知るためです。   1.会葬者名簿の意...

退院祝いののしの書き方

友人や親戚、会社の同僚等、身近な方が入院先の病院から退院したことを知ったら、退院祝いを贈ることがあるでしょう。退院祝いは物を贈る場合もありますし現金を贈る方もいるでしょう。...

保護者照会書の書き方

少年照会書は犯罪などを起こしてしまった少年が書くことが基本となります。本人が書くことができないと保護者が記入しても大丈夫です。保護者照会書に関しては質問事項がありますので、...

手紙の書き方:文書を送ってもらう依頼の手紙

大学生の就職活動は、一時に比べてだんだんとエスカレートしているというニュースなどもよく耳にするようになっており、大学4年生の時から就職活動を始めるのは、ちょっと遅れていると...

慰労会:のし袋の書き方

餞別とは引越しや転勤、異動、退職、慰労会などの際に相手に贈る金品のことで、この餞別を贈る際にはのし袋に入れて送ることになります。しかし普段、のし袋を書くことが少ない為、いざ...

専門学校の志望理由書の書き方

高校生が卒業した後の進路を考える時は、四年制の大学か短期大学に進学する他に専門学校に進むという選択肢があります。自分が目指す職業に近づくために専門学校を選ぶ方もいますし、得...

手紙の書き方をマスターすると感動する文章が書けるようになる

私たちは、よく人へ手紙を書きます。その内容もさまざまなのですが、書き方に気を付ける必要があります。手紙をもらった側がどういった内容のことを、伝えているのかというのがわかるような文面...

法人税別表付表3の書き方

法人税は所得税に課税されて、会社などの法人が事業で得られた利益や所得の中から支払います。法人税は国に納めるので、国税になります。   1.法人税...

スポンサーリンク