お願い・要求・要望の言葉の例文と書き方
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文章の書き方の基本は、句読点を正確に打つことと文章を短くまとめるということです。
21世紀になってから急速にインターネットを初めとする情報化が進んでおり、昔のように紙に文章を書くという機会が減っていると言われています。 デジタル化によっ...
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きれいな字はそれだけで注目されます
きれいな字を書いている人を見るとうらやましく思う人も多いです。自分の書く字にコンプレックスを抱いている人も多いです。 学生時代は書くことが多くても、社会人...
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お悔み状の書き方:弔問に行けない理由
急な訃報を受けた際、出来れば通夜や葬儀に参列し、直接お悔やみを申し上げたいところですが、スケジュールの関係や体調不良、遠方であるなどのやむを得ない事情があり、直接弔問に行け...
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卒業論文の書き方について
卒業論文の書き方は多くの人が頭を悩ませるものです。そもそも論文とはどういったものなのかですが、論文は感想文などとは違って自分が思った事をそのまま書くのではなく、テーマに対して自身の...
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理事長の辞任届の書き方
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【12月】手紙の書き方
季節によってその手紙の書き方にはいろいろなものがあります。12月に書く手紙の場合は、師走の挨拶なども含めた文章が多いといいます。目上の人や同僚などによってその書き方は違って...
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結婚祝いの親戚へのお礼状の書き方
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「いささか」の意味と例文と書き方
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看護専門学校の入学願書賞罰欄の書き方
1.看護専門学校には既卒の受験者が多い 2.社会人経験者の入学時の準備 3.看護専門学校の入学願書にある賞罰とは ...
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招待状の書き方:句読点に気をつける
1.招待状を送るとき 2.招待状の書き方 3.招待状の返信の書き方 4.招待状や返信の書き方のまとめ 招待状...
何かを頼むときに使うことが多い言葉には、お願い、要求、要望などがあります。それらは同じ意味を持っているように感じますが、ほんの少し違いがあるということです。なので、きちんとそのことを知っておくといいです。
要求というのは
自分がして欲しいことを相手に対して強く求めるときに使います。たとえば、待遇改善を要求する、などの相手に必ず受け入れてほしいというときに使用することがあります。また、要望というのは、こうして欲しいと望むことを伝えるときに使う言葉です。要求よりも弱い意味で使われることが多いです。
お願いというのはいろいろな場面で使われることが多いですが、一般的に頼みごとをする場合、またこうしてほしいという行動を伝えているときに使う言葉だといえます。
何卒よろしくお願い申し上げます、と書くときと、よりしくお願いします、というのでは相手への敬意があるかどうかでかわってきます。相手への敬意があるに使われるのはお願い申し上げます、という風に書くほうが多いです。
親しい人に書く場合は
どうぞよろしくお願いします、という風に書いてもいいですが、親しくても目上の方へ書く場合は、よろしくお願い致します、という風に謙譲語を使って書くほうが丁寧な感じになるので、印象がとてもいいです。
改まった文章で書くときは
ご多忙のところ誠に恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます、という風に謙譲語と丁寧語を上手く混ぜて書くときれいな文章になります。
ほかにも親しい人への文章では、お手数をお掛けして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します、という風に目上の人へ書くときのように気をつけながら書くことが大切です。改まった文章と親しい人への文章の違いは、謙譲語をどのような意味で使用しているか、ということです。
ご無理を申しまして相済みませんが、どうかよろしくお願い致します、という文章は丁寧な言葉でとても印象がいいです。なので、たとえ親しい人への文章でも正しい言葉遣いをするように考えて書くことが大切なのです。
会社などで理不尽な立場に立たされたとします。
そのような場合は、待遇の改善を求める、という風になるのが要求です。強く願い、そうするように求めることです。できれば改善していただけると助かる、という風に、求める、というよりも少し弱く伝えるのが要望です。
頼む、求めるという意味を同じように持っていても、その言葉でその強さに違いが出来ます。それらを理解して、しっかりと文章を書くことが大事になのです。
頼む、依頼する、求める、というのは似ているけれど違いがあります。頼む、というのは願う、というのと似ています。その状況によって使い方は違ってきますが、意味は大体似ている場面で使われることが多いのです。
依頼する、というのは要望に似ています。相手に対して、こうしてほしい、と願うことです。つまり、こうしなければいけない、という強い圧力のようなものはない場合に使われることが多いです。依頼する、という頼みごとに近い形で使われることがあります。
求める、というのは、要求そのものであり、こうしなければいけない、こうするべきである、という断言に近いです。環境やその境遇によって要求か要望かは変わってきます。ですが、願いか求めていることかで文章の書き方は違うものになるのということです。また、前後の文章によってもその意味が違ってきます。
申し上げます、という言葉と致します、という言葉の違いはその相手への敬意と配慮があるかどうかです。求めるという意味で書くときには、はっきりとした意見と謙譲語をきちんと正しく使うことが大切です。
頼むのではなく、求める、つまり、致します、という言葉を使うことで自分の求めている強さを表すこともできます。申し上げます、というのは要望として文章を書くときに使いやすいです。
ビジネス文章で使いやすいのは
要望で使われることがある、申し上げます、という言葉です。相手を思いやって配慮することは仕事の場面ではとても大切なことになってくるからです。ですが、先にも書いたように、会社へ求めることがある、という強い思いを伝えるときには、致します、などのはっきりとしたわかりやすい言葉を最後に持ってくることで印象を変えられます。
社会人になってから会社ではいろいろな文章を書くことがあります。会社の同僚や上司に書く文章と、社外の仕事や取引先などと交わす文章では使い方が違います。正しい言葉遣いで敬語と丁寧語を使い分けることができるようにしておくことで、印象がよくなります。
文章では、致します、申し上げます、または、する、できる、できる可能性もある、という風に気持ちによって使い方が微妙に変わる言葉も多いので、使い方によっては相手に誤解させるような文章になることもあります。なので、きちんと言葉を正しく使えるように学んでおくといいです。
要望書の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
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