承諾・了解の言葉の例文と書き方
-
本ののし 企業名の書き方
のしは一般的に、慶事や弔事に際してお金を包んで渡す為に使用されています。しかし、時には企業名を入れて利用される場合もあるものです。例えば、新しく店舗を開店する経営者の方へ、...
-
書き方を定式的に学ばない日本の文化
日本の教育課程においては実は文章の書き方について体系的に教わる機会がありません。小学校の頃から読書感想文や社会科見学の作文など、文章を書く機会には恵まれており、大学生になってもレ...
-
お礼状の書き方の例文
1.お礼状を出す意味 2.結婚祝いのお礼状の書き方の例文 3.結婚祝いを頂いた時のお礼の書き方 4.入学祝いのお礼状の書き方 5....
-
美しい文字の書き方のコツは
字をきちんと書くことができる子は、書き順を守って正しい書き方で字を書いています。つまり、美しい字は、ただ書いてある字を真似するのではなく、書き順を守って書く必要があるのです。 ...
-
開店祝いのお返し手紙の書き方
知り合いなどがお店を開くときにはきちんとお祝いの気持ちを伝えておきたいものです。自分がお店を出したときなどに開店祝いなどをもらったときには、きちんとお返しと気持ちを伝えてお...
-
パワハラによる退職届の書き方
退職をする為の書類には種類があるって知ってますか?よく聞くものだと退職届と退職願があります。同じような言葉なので、言い方が違うだけで一緒だと勘違いしている方もいるのではない...
-
「~の上」の意味と例文と書き方
「~の上」の意味と例文 「~の上」は、何かと何かとの関係を表す言葉です。おおまかには、「上」を位置として捉え、そのままの上部という意味で使用する場合と、概念としての「上」を表...
-
【12月】手紙の書き方
季節によってその手紙の書き方にはいろいろなものがあります。12月に書く手紙の場合は、師走の挨拶なども含めた文章が多いといいます。目上の人や同僚などによってその書き方は違って...
-
文章作成のポイントとコツ
文章を書くことが苦手な人は、一体どうすればうまくなるのか悩むと思います。人それぞれ得意不得意があるため、特に意識しなくても上手な文章を書いてしまう人もいます。 ...
-
賞状の書き方~縦書き~
1.賞状の書き方・レイアウト 2.それぞれの書き方の詳細 3.賞状の例文 4.賞状を書く人 賞状の書き方...

昨今は手紙や葉書に加え、EメールやLINE、ネット電話などプライベートでもビジネスにおいてもコミュニケーションの手段が多種多様になってきました。しかし、根っこにある大切なことはいつの時代でも、どんな手段においても「美しく正しい日本語を使う」ということです。
承諾という意味を表す言葉を使うケースは
日常において最も頻繁だと思われます。仕事においても、親しい家族や友人関係でも、電話やメールなどで毎日のように相手に伝える機会が多いでしょう。中でも「了解(しました)」といったフレーズは最も多く、家族間ですとメールでは「了解」の2文字だけ、なんて事もしばしばあります。
しかしご存知な方も多いと思いますがお客様や目上の人に対して「了解(致しました)」とお伝えするのは失礼に当たります。こちらを使う場合は完全に身内に対する言葉であるとする考え方もあります。
もっとざっくばらんに、砕けた感じで説明するならば
「了解」→完了されている、わかっている、理解している旨を伝える場合。わかりやすくいうと「大丈夫、わかってますよ」といったニュアンスになります。「承知」→文字通り、承る。かしこまって相手の要件を聞き理解したことを相手に伝える場合に使います。このように両方をよく比較してみると、いかに「了解」と言う言葉のほうが砕けた感じであるかわかりますね。
試しに、職場などで同僚たちのメールや電話対応時に聞き耳を立ててみてください。案外正しく使えている方のほうが少ないかもしれません。ビジネスや目上の人には「承知しました」「承りました」「かしこまりました」としておくのが承諾することを伝える場合には無難かもしれません。
仕事上でより正しく
丁寧に「承知」という言葉を使うならば「~の件、承知いたしました」「~の件、かしこまりました」としたうえで、「喜んでお引き受け致します」「~努めさせていただきます」と付け加えると尚よいでしょう。なんにせよ、仕事上では「了解しました」と使わないほうが無難でしょう。
では、「了解」はどのように使えばいいのでしょう。この言葉の意味を簡単に説明すると「物事の内容や事情を理解して承諾すること」つまりは「理解した」という意味になります。
あくまで自分のなかで理解した
納得出来た、という意味合いであって、自分本位で考えてそれを相手に表現するために出てくる言葉と言えます。あくまで上から目線で相手を許してやるという事なのです。本来は、上の権限を持っている者が「許可を与える」という意味でもあるのです。
やや砕けた言い回しになってしまうので、部下や同僚などには使っても良いでしょう。しかし人によってはぶっきらぼうな、ぞんざいに扱われているような印象を受ける人もいるので、たとえ部下でも気を付けたほうがいいかもしれません。
それならば、むしろ「わかりました」のほうがよっぽど無難だと思われます。それでも万が一、上司に対して言ってしまいそうになった時には、「~いたしました」「~しました」を付ける事によって、ちょっと苦しいですが難を逃れましょう。先ほど出てきた「わかりました」も目上の人にも使えます。
それに対して、「承知」は自分に対する相手の気持ちや要求、考えを「受け入れる」という意味を表しているのです。そのように考えれば、どちらが目上の人に使うべきか自然とわかるかと思います。
あくまで自分側の状況を述べるだけの言葉を伝えるのか、「相手の気持ちに立って、相手の事情や状況を汲んで」といったニュアンスで表現するのか。指示や連絡等を受けた時の返事としてはこちらのほうが最適です。
コミュニケーションを円滑に進める場合おいて常に人間関係・上下関係はつきものです。相手と自分とがどのような立場にあるのか即座に判断して、発言・行動をとらなければなりません。
目上の人に敬語を使うのは基本中の基本ですが
仲が良くなってきた・親近感が出てきた先輩などには時にはくだけた物の言い方も良いでしょう。常に正しく、かしこまった言葉ばかりでは相手との距離も縮まらないものです。
時と場合によって使い分け、締めるところは正しく丁寧な言葉を選んで締める、それが出来る人の大人のコミュニケーションと言えます。上司からも可愛がられるようになり、職場での立場も良くなってきます。
余談になりますが
紛らわしい言葉の使い方の例として「お疲れ様です」と「ご苦労様です」。「お伝えします」と「伝えておきます」も混同されるケースが多いです。「すみません」ではなく「申し訳ありません」。「ご苦労様です」ではなく「お疲れ様です」「お先に失礼します」とたくさん上げれば枚挙にいとまがありません。
もう一度、自分の言葉遣いや文章を見直してみるのも良いかもしれません。正しく日本語を使えるひとは決して多くないので、ビジネスでも大人のお付き合いでも、一目置かれることでしょう。
承諾書の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:簡単な承諾書の書き方