趣意書の書き方

pixta_tegami_01

 

  1. 1.趣意書の添付が必要となるとき
  2. 2.趣意書を作成するための準備とは?
  3. 3.趣旨が伝わる文章の書き方
  4. 4.グラブチームの募金について
  5. 5.会社法人などの設立趣意

 


趣意書の添付が必要となるとき

pixta_tegami_02

国や地方公共団体をはじめ組織外の利害関係者に対して、企画や募金、会社などの組織の設立を申請する場合に、趣意書の添付を要求される場合があります。趣意書とは「物事を計画する際に、趣旨を説明するため」に要求されるもので、それぞれの内容によって利害関係者へ、

 

計画の有効性や優位性をうったえるために使用するものになります。大きな組織などで会社設立のために作成されるものから、小さなスポーツクラブで募金を集めるために作成されるものまで、趣意書を必要とする計画の内容は多岐に渡ります。いずれも、利害関係者に対して理路整然としたものでなければなりません。

 


趣意書を作成するための準備とは?

pixta_tegami_03

趣意書には決まった様式や決まりはありません。計画している内容について自分の意見を述べるための書類になります。そのため、自らの考えを全面に出し過ぎて独りよがりな文章になったり、長く書きすぎて趣旨がぼやけてしまうなど、せっかく考えた文章でも相手に伝わらないなどの失敗が出てきます。

 

そこで、趣意書の作成をするにあたって、事前に内容の方向性などをしっかりと定める必要があります。まず第一に「誰に対して説明をしているのか」を明確にしましょう。自らと読み手の関係性を意識するためです。もちろん、利害関係者のみではなく全くの第三者が読んでも良いようにしっかりとした説明は必要です。

 

しかし、利害関係者の立場を無視した不適切な表現や、関係性が全くない様な表現があると、うまく受け止めてもらえない可能性が出てきます。第二に、この計画が必要となった現状や経緯を明確にしましょう。「どうして必要なのか」を伝えるためには、今ある状況をまずは相手に理解してもらうことから始まります。

 

必要であれば、過去・現在と時系列に従って説明をすることも有効となります。これまでの方法ではなぜ成果が得られなかったのか、などの改善ポイントを素直に伝えることも、誠意ある姿勢が伺えるので良いと思います。

 

第三に、計画が遂行された場合にどのような結果が得られるのか、「未来」についてのビジョンを明確にしましょう。目標や結果に対するビジョンのない計画は賛同を得ることは難しいと考えましょう。

 


趣旨が伝わる文章の書き方

pixta_tegami_01

文章のみの様式になると、読み手の興味がだんだんと薄れてしまったり、趣旨がぼやけてしまうなど、心理的なマイナス要素があります。そこで、大見出し(趣意書のタイトル)と小見出し(細かい内容のサブタイトル)を設けて、できるだけ段落やグループに分けて文章を構成してみましょう。

 

書き方はそれぞれのタイトルを先に決めて、グループごとに必要な項目を箇条書きなどのメモを作成しましょう。メモを元に文章を作成したあとに、前後のグループ同士で矛盾している点は内かどうか、重複した文章が内かどうかを総合的にチェックしていきます。

 

論点に矛盾が出てしまうと、信用度が低くなってしまったり、重複した表現は読み手の興味をそいでしまう原因となります。小見出しの締めくくりは、計画が遂行された場合の成果について利害関係者へ強くうったえるものになるように意識をして書いていきましょう。

 


グラブチームの募金について

pixta_tegami_01

趣意書を作成する際のポイントを、事例を元に見ていきましょう。ケース1として、クラブチームなどの募金についての趣意書を作成していきます。事前の準備として、誰に対してうったえるのか、必要とする額はいくらなのか、募金の集め方などのメモを作っておきましょう。

 

次ぎにタイトルをきめていきます。メインタイトルは募金に関する趣意書であることが分かれば充分です。サブタイトルとして小見出しを考えましょう。たとえば、「クラブ運営の現状」、「今後の運営に必要となる資金の額と不足額について」、

 

「募金の実施方法(集め方)」、「とりまとめの責任者と監査役となる人の委任予定」など具体的に決めていきましょう。タイトルが決まると自然と内容がすらすらと書ける上に、読んでいる利害関係者も読みやすく理解しやすくなります。この小見出しを考える際には、

 

より具体的となるように数字で表せることは数字を使うようにしても良いと思います。また、必要な情報に漏れがないかどうかを、趣意書を最終的に提出する前に第三者へチェックしてもらうことも、より伝わりやすいものになるポイントになります。

 


会社法人などの設立趣意

pixta_tegami_01

会社や組織を立ち上げる際に作成する趣意書ではどのような流れがあるのでしょう。ソニーの創業者の一人である、井深大が起案した「東京通信工業株式会社設置趣意書」の形式を参考に取り上げてみましょう。まず、東京通信工業株式会社を設置するまでの井深氏の携わった事業内容や実績について時系列に従って説明をしています。

 

戦中における技術者の立場から戦後における通信技術の社会的な技術の貢献と、今後のあり方を段落を分けて書かれています。説明文は、第三者に対して歴史的な背景も分かるように「いつ」の話なのか、「何の」話なのかがきちんと記入されています。

 

特に固有名詞が出てくる場合には略称を使用せず、正式な名称できちんとかかれています。これらの文章によってまずは、設立に至る経緯をしっかりと明記しています。その後に、小見出しを設けて重要な内容の説明を行っています。小見出しには「会社設立の目的」、「経営方針」、「経営部門」となっています。

 

ここでは全文の様に段落による文章の構成ではなく、一文ずつの箇条書きの形式となっています。重要なことは、箇条書きにして短文で分けて書いた方が相手が読みやすく整理することができます。また、経営部門の説明では、各部門の役割と見込まれる成果を具体的にあげて、利害関係者が必要とする情報に漏れがないように細かくかかれています。

 

特に決まった様式がないからこそ、ほかの団体などが作成した内容が似ている趣意書を参考にすることはとても大切です。それらの趣意書の良い点を取り入れて、最終的に自らがうったえる内容が確実に明記されているかを注意して伝わる趣意書の作成をしていきましょう。

 

12月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方

手紙を書く際、特にビジネスシーンや、他にも昔の師、古くからの友人などの日ごろあまり合わない方に対して書く場合には、書き出しに季節の単語を織り交ぜたものを形式的に使用するということが...

大学AOのための自己PRの書き方:部活編

大学AO入試で必ず求められるといってもいいのが自己PRです。書くことがない、自分にはアピールすることがない、と悩む人もいるかもしれません。しかし、そんなに難しく考える必要は...

奨学金申し込み理由の書き方

奨学金は未納問題が起きていることもあり、貸し出しの際の審査は非常に慎重になされています。さまざまな情報を記入する中で唯一文章を入力しなければならないのが、奨学金を志望する理...

係長昇任論文の書き方

係長昇任論文は、係長へ昇任するためには必要な論文ですが、これまでに全く書いた経験がない人の方が大半ですので、書き方に困っている人も多いでしょう。例えば公務員の係長昇任試験は...

質問の言葉の例文と書き方

質問の言葉には、相手への思いやりが必要です。まずは、相手の気持ちになって、考えてみましょう。   ・いつ質問したら、相手の負担にならないでしょうか。 &...

弔電の正しい送り方とマナーと書き方

弔電のマナーや効果的な送り方を詳しく知りたいという場合、インターネットで調べてみると良いでしょう。まず弔電とは、人の死をいたみ悲しむ気持ちをあらわした電報のことであり、故人の訃報を...

「貴殿・貴台・貴公」の違いと使い分け方と書き方

ビジネス文書にしても個人あての手紙にしても、文書内で自分のことや相手のことを意味する単語を使用しなければならないことは多々あります。   定型文や常用的に使わ...

履歴書の正しい書き方は

履歴書の書き方はわかりにくいところもありますが、正確に書くことができるのが一番です。特に職歴は退職した理由を備考欄に付け加えておくと説明しやすいですが、アルバイトや短期間の勤務の仕...

時効援用通知の書き方

意外と知られていないことですが、時効というのは漫然とその期日がすぎれば成立するというものではなく、時効の援用を主張しなければなりません。口頭では主張したという証拠が残りませ...

税理士報酬・源泉・納付書の書き方

  1.源泉所得税納付書を入手する 2.源泉所得税納付書など税理士報酬の書き方 3.納期特例用の源泉所得税納付書の書き方 4.その他の場合...

スポンサーリンク