入学辞退届の書き方
-
採用されやすい履歴書の書き方
1.文字の書き方1つで面接官の印象を左右するため 2.さらに書き上げた履歴書は誤字脱字などが無いか 3.アピールする上で企業側が求める人材であることも...
-
推薦状の書き方
1.いろいろな推薦状 2.大学院進学の場合 3.大学院進学の推薦「素案」書き方のポイント 4.「素案」はできるだけ具体的に 5.「...
-
昇格稟議の書き方
昇格稟議を作成するにあたり部下の長所をわかりやすく記入することが一番です。当たり障りのないような誰にでも当てはまる長所だとインパクトが弱く担当者に印象に残らないため、推薦す...
-
お礼メール(お礼状)の例文とマナーと書き方
電子メールがもっともポピュラーな伝達手段となっています。 手軽に行えるというだけでなく、時間的にも最短で用件を済ませることが最大のメリットです。また、一度...
-
小論文の書き方:薬剤師
薬剤師の資格をお持ちの方が就職を希望する時は、一般の職種と同じように就職活動を行います。就職希望先として多くの方が選ぶのは病院等の医療機関や調剤薬局です。  ...
-
博士学位論文の書き方
大学生の皆さんは博士学位論文を控えて、どのように論文を書くのか手も足も出ないかも知れません。そのようなことにならないために、博士学位論文の書き方を見て行きましょう。 ...
-
予算書の書き方
1.予算書とは 2.本文の書き方 3.収入と支出とで分ける 4.事業計画書としての書き方 予算書とは ...
-
「ご査収」の意味と例文と書き方
ビジネス文書などでは、定型文や頻繁に使われる単語などが多数見受けられます。友人や知人に送る文書とは異なり、取引先など失礼の許されない相手方に送る文書がほとんどですので、これらの定型...
-
感想レポートの書き方のコツ
感想レポートの書き方については、いくつかのポイントがあります。それらを項目別に見てみると、次のようになります。 1.読む立場と書く立場 ...
-
取締役辞表の書き方
取締役などがその役職を辞める際に提出する書類が辞表です。一般社員の退職届と同じもので、役職のある社員が書く場合は辞表になると覚えておきましょう。会社ごとにテンプレートが用意...

入力辞退届けの書き方については、それぞれの置かれている立場や事情によって様々になります。単に、入学手続きを見合わせるだけで、入学辞退の意思表示がなされたとする面もありますが、社会通念上は、多くの尽力いただいた学校をはじめ、関係者に対する配慮に対して、正式に入学辞退届けの提出は必要とされています。
けじめの意味も込めて書く
その書き方ということになりますと、滅多に書く機会もありませんし、受験生の保護者をはじめとする周囲にも、作成経験を持った人はなかなか存在しません。あくまで、相手方である学校側に失礼のないもの、在学中の学校に迷惑のかからないものが求められています。
そして、将来の生き方に、ひとつひとつけじめをつけていく習慣が身についていくことによって、常識を持った社会人として成長することができます。すなわち、入学辞退届けの作成も、貴重な社会勉強のひとつになります。
書き出しについて
入学辞退届けの文書の冒頭から、入学辞退の理由を説明し始めることは、相手の学校に対して失礼になります。入学願書の手続きから本番の試験、面接試験などの一連の採用選考に費やしてもらった時間と労力に対して、感謝の気持ちを込めてお礼を伝えることが先決です。
もちろん、手紙文の書き出しとしての季節柄の挨拶を先頭に持ってくることはいうまでもありません。季節の挨拶が思いつかない場合は、拝啓、結びには、敬具を添えます。また、様々な形でお世話をしてくれた学校側に対して、特に印象に残ったこと、
感銘を受けたことなどを盛り込むことで、誠意ある文書であることを印象付けることができます。学校説明会でのわかりやすい案内、試験会場における該当する教室へのスムーズな誘導、面接試験時に緊張をほぐしてもらうための配慮など、
一通り振り返ってみて、書き添えることで、文書全体を柔らかくする効果もあります。それらの配慮は全て、その学校の教育理念が行き渡っていることを示すものになります。そのことに対して触れておくことは、学校への敬意を表すことにもつながります。
入学辞退のお詫びについて
前段の書き出しから行を変えて、本題に入ります。まずは、入学許可に至る迄、多くの面で配慮いただいたこと、そして、最終的に入学許可をいただいたにもかかわらす、辞退という結論に至ったことに対して、お詫びの言葉から書きはじめます。
そして、導き出された結論は、本人の意思を最大限に考慮して、それに基づく家族全員の総意であることを伝えます。決して、受験生本人の思いつきや行き当たりばったりの軽薄な判断ではないことを伝えます。そのあとで、入学辞退の具体的な理由が続きます。
入学辞退の具体的な理由について
入学辞退の理由は、個々人によって様々になります。ここで大切なことは、マニュアル本にあるような抽象的な内容ではなく、正直に伝えることにあります。学校側としても、納得の行く形で入学辞退を認めたい思いがあります。家計の急変であれば、奨学金をはじめとする救済措置があります。
病気をはじめとする体調の急変、療養であれば、診断書に基づく入学時期の変更という方法もあります。転居であれば、学年にもよりますが、寮の提供などがあります。すなわち、辞退は、学校側の協力を持ってしても、実現不可能なことに限定されます。
入学辞退の必要性のない理由を提示したのでは、決して受理されることはありません。理由をでっち上げることは、あってはなりません。第一志望の学校への入学許可がおりて、併願していた学校の入学を辞退をせざるを得ない状況が、入学辞退届けの提出における最も多いケースになります。
学部が異なれば、将来進むべき道に最も有効とされる学部を選択する権利があります。同一学部であれば、入学を辞退する学校にはない専門分野に取り組みたいことを伝えます。すなわち、必要に応じて、具体的な学校名や分野を明記することは、決して辞退したい学校側に失礼になることではありません。
最終的に進むべき道については、本人の意思を遮ってまで入学させようという考え方は微塵もありませんので、ある程度は、きたんのない意思表示や取り組み姿勢を伝えていく方が、文書としての正当性も出てきます。
辞退届けの結びなどについて
文書全体の最後の結びも肝心です。入学辞退というわがままに対して、この届けに目を通していただけたことに感謝の気持ちを伝えます。そして、今後の学校の発展をお祈りすることを添えます。文末に、作成日付と自署、押印をおこないます。文書全体についても、直筆で丁寧に書くことが、学校側に対して好感を持たれます。可能な限り、ワープロでの作成は控えます。
書き方と共に大切になるのは、入学辞退届けの提出方法になります。最も理想的な提出方法は、受験生本人並びにその保護者などが同行して、事前のアポイントの下で、直接届けることが望ましくもあります。
辞退届の書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:入学の辞退届の書き方
タイトル:奨学金申し込み理由の書き方