実験ノートの書き方例
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実験ノートは実験の過程やその結果を記録し、研究室に残しておくためのものです。実験の成果によって特許を申請する場合に証拠書類となることがあるので、実験の度に記入するしておくと便利です。実験の前、最中、後と、それぞれに必要な項目とその書き方があるので、流れを掴んでおくと記入が楽になります。
実験前のノートの書き方
特許出願の証拠とするには、日時の明示が不可欠です。その為ページが変わる事にその都度日付を記入し、実験都度内容を埋めていきます。また研究室に残すのは他の研究生の参考となる可能性もあるためです。他の生徒や教員が見てもわかりやすい内容にすることも重要です。当然ですが、他の授業やセミナー用に書いているノートなどとは区別します。
実験ノートの具体的な書き方に入っていきましょう。実験直前にはその日の年月日や実験の流れ、目的、手段を記入します。またプロトコールも十件前に書いておきます。これは実験の手順でもあり、実験はプロトコールを見つつ行う為、材料や実験の反応に関する情報など細かく記入してください。今後同様の実験を行う場合は、例えば10ページのプロトコールに同じという例文のように示すことで、記入を省くことも可能です。
但し、確認できるといっても何度もページを戻していては手間になりますから、実験内容を覚えるまでは逐一記入していくのも有効です。またプロトコールにはチェック用のマスなども記載しておき、その動作を終えたらチェックを入れるというようにして実験を進めていくとわかりやすいです。プロトコールについては、実験に入る前であれば本当にその手順で問題がないかよく確認しましょう。
ノートに記している段階で疑問点が生じた場合は、その点についてもノートに記し、実験メンバーで話し合いや指導教員の指示を仰ぎます。また実験器具やサンプルはナンバリングをしてノートに仔細をまとめる方法が便利です。例えば1番と書いたラベルをサンプルに貼り、ノートには、1番のサンプル、中身の成分は何何であるというように列記していきます。
実験中のノートの書き方
実験中は、気づいたことがあればその都度実験ノートに加え、写真や計測したデータがあればそれらも実験ノートに貼り付けます。これらの資料はノートと別にしておくと、後で確認する際にどの実験のものかわからなくなる可能性があること、紛失することがある場合もあるため、常にノートに貼り、一緒にしておきましょう。基本的にはプロトコールに従い、滅多なことでは変更はしてはいけません。
どうしても変更の必要が生じた場合は、実験ノートにもその経緯、どう変更したのかを明確に記載します。実験器具やサンプルはラベルの番号で記入すれば間違いがないですし、実際に器具を取り違えるという事態も防ぐことができます。これらの中身は安易に覚えるのも危険です。極端な話、実験用具については覚えずに、1つ1つの手順に対して必ずプロトコールを見ながら行ってください。
次はこれをこうすれば良いと、頭だけで決めてかかると、かえって失敗を招きます。その分、ノートには間違いのない記載が求められることを肝に銘じておきましょう。不安な場合は必要に応じて器具の名称やサンプルの中身などをノートに記入するのもひとつの手段です。実験中に生じたデータや意見はどんなことも細大漏らさずに記入します。何が実験の成果に影響を与えるかはわからないのです。
実験後にのノートの書き方
実験中とも重複しますが、撮影写真や計測データを貼り付けます。合わせて、それらを分析した結果を文章でまとめましょう。文章だけではわかりにくい場合は、表やグラフも合わせて記入しましょう。もし実験によって出たデータが多い場合は、データ化してパソコンやハードディスクなどに保存しておくと整理が簡単に行えます。データ保存した際は、ファイル名などに日付を入れ、他の実験データを間違えないように注意してください。
また実験ノートにも、本日のデータはファイル名20150101内に保存というように、どこのパソコン、ハードディスクに保存したのか、ファイル名などと合わせて記入しておきます。実験結果を記入する場合、成功や失敗という言葉は不要です。具体的に何をしてどうなったという、いつ誰が見てもわかりやすい結果を書きましょう。そしてその上で、どう解釈すべきなのか、何が明らかになったのか、逆に不明点は残ったか、それは何かといった考察記録も残します。
これらは次の方針を立てるために役立ちます。次の方針に関しても、実験をするのか、行うのであれば同じ実験なのか、実験は完了なのか中止なのかを明記しておきます。結果を文章でまとめる際は、発生したデータをよく吟味し、考察を重ねた上で記しましょう。実験中の派生データとは異なり、結論をまとめるにはそれなりの時間をかけてください。この際も、直接関係無いと思われるデータであっても考慮に入れることが大事です。
色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:理科の実験記録文の書き方:小学生