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辞表を提出するとよく言いますが、具体的には上司の方に辞任届を提出することになります。辞任届は単に封筒の表に辞表と書いて出せば良いだけではなく、中身の文書など他にもルールが決まっています。ここではその書き方について説明します。
通常のサラリーマンは退職願
実は辞任届は、公務員もしくは民間企業の経営陣、つまり役員がその役目を持するという意味であり、一般的な会社員が使うものではありません。役職のない一般社員は通常、退職願もしくは退職届という形で出すことになり、辞任届を使うのは該当する一部の人だけとなります。ちなみに公務員が辞任という表現を使うのは、労働契約ではなく任用行為による勤務であるためです。
行政からの任用依頼を断る、辞するという意味で辞任を使います。自分が辞任届なのか退職願なのか、どちらに該当しているのかを理解した上で提出しましょう。但し中身の文面においては、今の仕事、役職を辞めたいという点て共通しており、特に違いはありません。
ですから中身に関しては、退職願に該当する人も参考にして構いません。表題が違うという点のみ、認識しておきましょう。また、あくまで役職を辞めるのであって、仕事そのものを辞めるわけではないこともあります。役員を持して一般社員になる場合、登記の変更手続きに必要であるとして、辞任届を提出する場合もあるのです。
書類の形式
基本的にはA4の用紙に記載します。退職願の場合は手書きや縦書き、コピー用紙ではなく便箋など紙に指定がある場合もありますが、辞表の場合はパソコンでワープロソフトによって作成、横書きの文章でも受理されることが多いです。その企業を退職する場合に提出するのであれば退職願と同じ扱いになるため、念のために書式について上司の方などに相談してから書くとよいでしょう。
以降の書き方についても同様ですが、必ずしもそれで通るとは限りません。企業によっては決まった書式というものがあるので、封書に手書きすれば安全、インターネット上に流布しているテンプテーションを活用すれば大丈夫だと考えるのは早計です。
中身の書き方
まず表題として辞任届と入れます。通常は横書きで書きますので、中央揃えの書式設定をしましょう。次に本文です。本文は横書きの場合は左揃えで統一します。文章は、例文をあげるならば、私は平成25年1月1日を持って貴社の職あるいは役目を辞任いたしたく、お届けいたします。というような形にします。
実際に記載する際は、拝命されている役職名をきちんと記載し、それ辞任するという書き方にしてください。本文に記載する年月日は実際に辞任する予定の日を記入しましょう。基本的には、上司との間で会社を辞める話は事前にしており、それが決定したので届出をするという流れになっているため、予定日は辞任届を出す時点でわかっているのです。
その次に、辞任届を提出する日の年月日を記載しますが、こちらは年代については上記の辞任する日と同じスタイルで書いてください。つまり、年号で書くか西暦で書くかということです。横書きですが、年号を用いるのが一般的です。その下に自分の住所及び氏名、末尾に勤めている会社名を正式名称で書き、御中という敬語で締めます。
会社を退職する場合
書式同様、中身においても会社を退職する際に提出する退職願を兼ねている場合は書き方に注意しましょう。退職願の場合、末尾の企業名には社長名や上司の名前を様付で加えて締める場合もあります。また、そもそも末尾ではなく、表題の下に提出日、そして社名及び代表者名の順番で記載するパターンもあるのです。この場合は次に自分の氏名と所属部署を書き、住所などは記載しません。また一身上の都合というような、理由を記載しなければならないこともあると覚えておきましょう。
敬語の必要性
あくまで辞めるという表明のための書類なので、ほとんどの企業では文頭の頭語や対応する結語、時候の挨拶文などは記載せず、要件のみを記載する形式になっています。強いて言うなら末尾の社名にいれる御中、また貴社という表現をする程度であり、それらにさえ気をつけていれば問題なく執筆できるとも言えます。
執筆段階ではまだその会社の人間ですが、自社ではなく貴社という敬語にする点に注意してください。また締め部分に、貴社の発展を願っておりますなどの挨拶も不要です。必要に応じて、取引先やお世話になった方に挨拶状をしたためることがあります。これらの文章はその時に活用しましょう。
捺印をする
自分の氏名の右脇には印鑑を押す必要もあるので忘れないようにしてください。辞任届に関しては実印でなければいけないということはないので、認印で構いません。これは退職願や退職届においても、そして役員という職だけを持する場合も共通です。本人が提出したという証明になり、捺印が無い届出は無効にされたり再提出を求められることもあるので注意しましょう。
辞表に関する書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:辞表の書き方
タイトル:辞任届の書き方について