「~の折」の意味と例文と書き方
-
上手な日記の書き方
上手な日記とは、どのような書き方のことをいうのでしょう。日記は、毎日書くことに意義があるといえますが、時には具合が悪かったり、お酒を飲みすぎて日記を書くどころではなかったり...
-
入試の推薦書の書き方
入試において推薦書は「推薦を受けた受験生がどういう人間なのか」や「受験生がいかに受験先の学校にふさわしい人間なのか」を受験先にアピールするためのものです。  ...
-
貸金裁判の陳述書の書き方
貸金裁判の陳述書は、民事の訴訟で訴えた本人から提出される書類のことです。証拠の一つで、本人の署名が必要になります。決められた定義はないのですが、本人の署名と日付を記載されて...
-
添字の書き方
添字とは、封書の表に、中身がどのようなものであるのかがわかるように書かれているものを指します。添え書きとも呼ばれることがありますが、その場合には、挨拶や差し出した人物の情報...
-
お礼メール(お礼状)の例文とマナーと書き方
電子メールがもっともポピュラーな伝達手段となっています。 手軽に行えるというだけでなく、時間的にも最短で用件を済ませることが最大のメリットです。また、一度...
-
紹介状の書き方:病院
病院の紹介状は院外の先生に患者の診療情報をやり取りするときに必要な文章です。研修医が紹介状を書く場合に最も機会が多い場合は患者が退院するときとなります。退院日前日になって指...
-
看護研究における参考文献・引用文献の書き方
1.看護研究とは 2.参考文献の書き方 3.例文 4.引用文献の書き方 看護研究とは 看護研究...
-
上手で綺麗な手紙の書き方
電子メールが社会に浸透し、手紙を書く機会が著しく減っている人も多い昨今においてふと手書きの手紙をもらうと新鮮な気持ちであったり嬉しくなったりします。勿論電子メールはすぐに相手に届く...
-
文章作成のポイントとコツ
文章を書くことが苦手な人は、一体どうすればうまくなるのか悩むと思います。人それぞれ得意不得意があるため、特に意識しなくても上手な文章を書いてしまう人もいます。 ...
-
合意書の書き方
1.合意書と契約書の違い 2.合意書と覚書などの違い 3.基本的な合意書の書き方 4.合意書を作成するケース 5.遠方との合意書の...

ビジネス文書や手紙など、書面で相手と連絡をとるときには、日常会話ではあまり使わないような語句や言い回しをすることがあります。
会話というのは相手の相槌などもあり、コミュニケーションがしやすい方法ですが、ビジネス文書や手紙などは一方的に相手にこちらの意図を伝えることしかできませんので、相手の様子を見ながら対応を変えるということができません。
そのため、ビジネス文書や目上の人に対する手紙のように、失礼や失敗が許されない文書を作成するときには、相手が内容を受け取りやすい簡潔な文章を作成すると共に、相手に対して悪い印象を与えないように、正しい日本語を使用する必要があります。
書面でしか
使われないような言葉もたくさんありますが、それらの意味を調べることはもちろん、どういった相手には使うことができて、どういった相手には使えないのかといった使い分けも知っておく必要がありますし、語句の場合には文中での言い回しのテクニックも知っておく必要があります。
そういう意味では、文書を作成するようになってから最初の内は、語句や文章を調べたり、例文をたくさん見て、自分なりの使い方を身につけていくという作業がほとんどになります。
しかし、こういった基礎をきちんと積み重ねておくと、いざ自分で文書を作成するときに適切な言葉選びができるようになりますし、例文を引用する場合でも、誤ったシチュエーションで使ってしまう心配がありません。
ビジネス文書でも手紙であっても
おおよその構成は似ているところがあります。頭語、時候の挨拶や安否の挨拶、感謝の挨拶、主文、結語といった構成になっており、このうち主文以外は例文を引用することも少なくありません。
中でも時候の挨拶や安否の挨拶、感謝の挨拶などは定型文がたくさんありますので、季節などに気をつけておけば比較的バリエーションを増やしやすくなっていて、それほど悩まずに書くことができます。
時候の挨拶などで良く目にする例文としては、「新春の候、時下ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます」や「暑さ厳しき折、皆様にはお元気にてお過ごしでしょうか」などの言い回しがあります。
この「~の折」という言葉は時間を指し示す表現で、季節や時節を指している場合と、ある一つの時点や何らかの機会を指している場合の2種類の使い方があります。一般的に良く使われるのは、季節や時節を指している使い方で、時候の挨拶などで良く目にする人も多いのではないでしょうか。
なお、この場合の「~の折」という言い回しには、送り仮名の「り」は必要ありません。送り仮名がつくと意味が異なってしまいますので、特にパソコンなどで文書を作成する場合には注意してください。
「~の折」という言い回しをするときには、大体後半に伝えたい内容が続きます。時候の挨拶などでもそうですが、主文で用いられている場合でも、「新型インフルエンザが流行の折、皆様にはマスクの着用や健康管理に気をつけられて、どうぞお健やかにお過ごしください」や「お近くにお越しの折は、ぜひお立ち寄りください」のように、相手に何らかの行動を期待する言葉が使われることが多いです。
ちなみに、この例文では二つ目の文章の場合には
時期ではなく何らかの機会(この場合は近くに出向く機会)を指した言い方になっています。また、ある一時期を指している使い方としては、「先日は大変お世話になりました。
ご多忙の折、ご面倒なお願いを致しまして誠に申し訳ありません」や「先だって御社の近くを通りかかった折、新たに建築された事務所を拝見いたしました」などのような文章で用いられています。
このように、「~の折」という言葉は、定型文である時候の挨拶でも主文でも、まとめの文章としても良く用いられています。「~のとき」よりも改まった言い方になっていますので、ビジネス文書や目上の人に対する手紙でも使いやすいですし、それほど使い方が難しい言葉でもありませんので、比較的応用しやすくなっています。
また、相手と自分の立場がどういったバランスになっている場合でも使うことができますし、相手が企業や団体であっても、個人であっても使うことができますので、悩むこともありません。
一方で、改まった言い回しになっていますので、親しい友人や知人との手紙やメールで使用すると、違和感を感じることもあります。改まった文書に良く使われる言葉ですので、ビジネス文書や目上の人への手紙では便利ですが、気軽にやり取りをしている人との個人的な手紙であれば、やはり「~の時期」や「~のとき」などの言葉を使用したほうが、しっくり馴染むでしょう。
どのような文書でも、必ず使える語句というのはかなり少なくなっており、ビジネス文書のように改まったものと身内同士でのやり取りとでは、言葉を使い分けた方がコミュニケーションがしやすくなります。上手に使い分けましょう。