「貴殿・貴台・貴公」の違いと使い分け方と書き方
-
活動報告書の書き方
活動報告書とは主に現在や過去の活動を報告する為に使用されるものです。企業や学校等、利用している組織は様々でそれによって書き方も変わってくると言うのが実情となっているようです...
-
始末書(交通事故)の例文とマナーと書き方
自動車を運転する場合は、運転手の義務として、誰もが周囲に注意を払っていると思います。しかし、そうしている時にでも、交通事故に巻き込まれることはありますし、自分自身が事故を起こしてし...
-
AED講習案内文書連絡の書き方
人間は事故や病気によって突然、心臓が正常に動かなくなる事があります。心臓が停止してしまうと、早く正常に動かす必要があります。心臓の細動が再開するまでの時間が短ければ短いほど...
-
手形領収書の書き方について
1.手形とは 2.手形のメリットとデメリット 3.手形の書き方 4.裏書の書き方 5.手形領収書の書き方 ...
-
外国税額控除の書き方見本
外国税額控除という言葉を聞いたことがあるでしょうか?FXや株などで海外のものを取り扱っている方は知っている方も多いでしょう。 1.外国税額控...
-
インターネット注文の注文書の書き方
最近、インターネットの普及によって、ものを買うときの購入方法まで変化が表れてきています。目当ての商品を探すにしても、画面上で見ることができ、たいていの物がそれで、済んでしまうように...
-
卒論インタビュー書き方
卒論インタビューをする前に幾つかしなくてはいけないことがあります。それは取材対象者について調べると言う事です。取材相手の経歴の概要が掴めたら、より深く調べます。過去は勿論、...
-
6月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
手紙やメールを書く際に時候に合わせた言葉を入れて結びを締めくくるだけでも、ずいぶんとその手紙やメールの印象が変わって来るものになります。 6月に手紙やメー...
-
INVOICEの書き方
INVOICEとは貿易業務に必要不可欠な書類の一つです、取引の形態によっては有価証券の一部にもなり得る書類と考えても良いでしょう、これは輸出の際には物を送る送り主が作成しま...
-
不倫相手への手紙の書き方
不倫相手に手紙を出して自分の気持ちを伝えたいと思ったあなた、普通に手紙を書いて近所のポストから普段の手紙のように投函してもいいのでしょうか?不倫は離婚理由にもなる重大な不貞...

ビジネス文書にしても個人あての手紙にしても、文書内で自分のことや相手のことを意味する単語を使用しなければならないことは多々あります。
定型文や常用的に使われている語句だけでなく
このような代名詞を用いる場合には、正しい意味や使い分けを熟知しておかなければ、せっかく文書を上手に書いても評価が下がってしまいます。
日本語には代名詞の種類もたくさんありますし、自分の立場や相手の立場によって使うことができるものが限られていますので、安易に何でも知っている単語を使うのではなく、きちんと理解したうえで使うようにしましょう。
一般的なビジネス文書や手紙などで使われている、定型文に関しては比較的流用しやすくなっています。こちらは代名詞などがありませんし、季節を間違えないように気を付けておけば、例文がたくさんありますのである程度自分らしく書くことができるでしょう。
しかし、文中で相手のことを代名詞で表現する場合には、いろいろな言い方があります。代表的なものとしては、貴殿や貴台、貴公などがありますが、これらはいずれも男性が男性に対して使う代名詞ですので、自分や愛あてが女性である場合にはまた別の言葉を選ばなければなりません。
特に、ビジネス文書では
こういった言葉を使う人も多いですが、近年では女性がかなり上のポストにいる可能性もありますので、相手に送る前に担当者の性別も把握しておく必要があります。
もちろん、女性が文書を作成する場合には、これらの言葉ではなく適切な言葉を選ぶようにしましょう。
代名詞以外にも女性が文書を作成する場合にはなお、男性が男性に対して使うといっても、これらの言葉はそれぞれに意味が異なっています。まず、貴殿というのは自分よりも使用できない言葉や言い回しがありますので、例文を探すときには特に注意が必要です。
目上の人や、自分と対等の相手に使う言葉です。「殿」という言葉は本来、宮殿や貴人の邸宅、寺院の建物などを指す言葉であったことから、目上の相手に対して使う言葉として用いられていました。そのため、自分よりも上の相手に対して文書を作成するのであれば、積極的にこの言葉を使用しましょう。
しかし、現在ではより使用範囲が緩やかになっており、対等の立場の相手に対しても、相手に敬意を表するという形で使用することがありますので、間違いではありません。そのため、ビジネス文書や手紙などでも頻繁に用いられている言葉です。
一方、貴台という言葉は貴殿に比べると
あまり目にすることがありませんが、目上の人、または対等の相手に使用するという点で、貴殿と同じ意味の言葉です。「台」という言葉は本来、土を積み固めて作った壇のことであり、そのような壇の上に立てた建物も台と呼ばれました。
つまり、殿と同じように台という漢字もやはり宮殿や邸宅、寺院などを指す言葉となっています。従って、貴台も貴殿と同じような状態で使用することができます。好みの問題ではありますが、あまり使い古されていない言葉を使い対たいときはこちらも取り入れてみるとよいでしょう。
貴公という言葉は逆に、自分と対等の人、または自分よりも目下の相手に使用する言葉です。「公」という言葉は本来、宮殿や官庁の建物のことであり、それから転じて大臣や長官などを指して使われるようになりました。
そのため、本来は目上の相手に対して使う言葉でしたが、日本では後に武士が最も身分が高いとされる社会になったこともあり、武家社会でこの言葉が広まったことによって、武士と対等、もしくは武士よりも目下の相手に対して使うことが一般的となりました。
現在ではその考えが基本となっており
自分と対等、もしくは下の相手に使用するという位置づけになっています。とはいえ、自分と対等の立場の相手に文書を作成する場合には、やはり敬意を払って貴殿や貴台を使用したほうが、相手に対しても悪い印象を与えずに済むでしょう。
これらの言葉は特に何らかの語句と組み合わせることもありませんので、いわゆる「あなた」という意味の言葉を文中で使いたいときに、相手と自分の立場を考慮して使い分ければよいです。
目上の相手に文書を送るときには
「貴殿(または貴台)からもよろしくお伝えくださいますようお願い申し上げます」などのように使えばよいですし、目下の相手に文書を送るときには、「貴公からのご連絡をお待ちいたしております」というように使用します。
いずれの場合でも、この単語だけでなく、文書全体で本来の使い道とは異なる語句を使用したり、間違った言い回しをしないように気を付けて文書を作成しましょう。
また、目下の相手に対する文書であったとしても、相手に対する敬意はきちんと持ったうえで文書の作成をしましょう。ビジネス文書であっても個人の手紙であっても、文書も大切ですが、相手に対する思いやりや気遣いというものが重要になってきます。