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親戚の子どもが小学校や中学校・高校・大学に入学や進学をするときは、お祝いを渡す場合があります。兄弟の子どもである甥や姪は自分の子どもと年齢が近い場合が多く、数年おきにもらったり渡したりという関係が続くこともあるでしょう。
入学祝を渡すのは親戚が中心
親戚の子どもが小学校や中学校・高校・大学に入学や進学をするときは、お祝いを渡す場合があります。兄弟の子どもである甥や姪は自分の子どもと年齢が近い場合が多く、数年おきにもらったり渡したりという関係が続くこともあるでしょう。親戚に子どもが多い場合は、今年は誰が入学するのか気にしておくようにした方がよいでしょう。
入学祝をもらったり渡したりするのは親戚が中心となります。知人の子どもにどうしてもお祝いを贈りたいという場合は、相手の負担にならないような贈り物を選んだ方がよいでしょう。自分はお祝いをあげてないのに、子どもの入学時にお祝いをもらったりすると気をつかってしまいますよね。
また、お祝いをもらったら相手の子どもが入学するときもお祝いをしなくてはいけないので、もらった方は数年先まで相手の子どもが入学する時期を覚えておかなくてはならないなど、気をつかわせてしまいます。親しい友達ならともかく、あまり親しくない相手には贈らない方がよいでしょう。
また相手が親戚でも知人でも、お祝いをもらったら自分もお祝いを忘れないようにしなくてはいけません。誰に何をもらったということを手帳に記しておき、相手の子どもがいつ入学または進学予定か確認しておくようにしましょう。
子どもはもらって嬉しいお祝いですが、親にとっては気をつかうことがありますので、慎重にしなくてはいけません。渡すべき相手には忘れず贈るようにし、あえて渡さなくてもよい相手には相手との関係を考えて、どうしても渡したいなら負担にならないようなものを選びましょう。
入学祝いを贈る時の祝儀袋の選び方
入学祝いには記念になるような品物を贈るケースも多いですが、御祝金を贈ると学校生活の準備に必要なものを買ってもらえます。品物を贈ると、すでに他の人からもらったお祝いや、両親が準備した学用品などと重複してしまう可能性もあります。小学校に入学する頃でも好みがはっきりしている子どももいますので、
好きなものが買えるように現金を贈るのが無難かもしれません。お祝金を贈るときは、結婚祝などと同じように、祝儀袋に入れてから渡します。入学祝いに使う祝儀袋は水引が紅白の蝶結びになっているものを選びます。蝶結びは何度あってもよいお祝いのときに使う祝儀袋です。
結婚祝もお祝い事ですが、こちらは何度もおとずれてほしいものではありません。お祝い事ではあっても一度きりであるように、結び切りの水引を使います。祝儀袋を選ぶ時に間違えると失礼にあたりますので注意しなくてはいけません。入学祝には蝶結びの祝儀袋を選ぶようにしましょう。
また、祝儀袋は水引さえ間違えなくては何でもよいわけではなく、包む金額によって選び方が違います。豪華な祝儀袋なのに中身が少ないということでは不釣り合いになります。一般的には1万円までのお祝いなら水引が印刷されている封筒型か多当折型のものを使います。
多当折型は主に関東地方で使われて、その他の地域では封筒型が使われます。2万円以上でしたら紅白の水引がついた祝儀袋がよいでしょう。このように入学祝の祝儀袋を選ぶ時は、包む金額に合わせて選ぶようにしましょう。
表書きと中袋の書き方
祝儀袋の表書きの書き方は、「祝 御入学」「御入学祝」「入学祝」などです。「祝御入学」では4文字になるため縁起が悪いと気にする方いらっしゃるため、祝を大きめの字で書いてから少しスペースをあけて、御入学と書くのがよいでしょう。最近は可愛い祝儀袋もありますので、子どもに直接渡すときなどに使うとよいでしょう。
子どもに直接渡す場合は、「ご入学おめでとう」という表書きも増えてきました。それから下の段には名前をフルネームで書きます。濃い墨の毛筆や筆ペンを使って書きましょう。中袋には金額と住所、氏名を書く欄が設けられているものもあります。その場合はその欄に記入しておくとようにします。中袋に何も書かれてない場合は表面に金額を書きます。
たとえば1万円であれば「金壱萬円也」というように、漢数字を使って書きます。住所と氏名は裏面には左側に寄せて郵便番号と住所、氏名を書いておきましょう。祝儀袋の中には中袋がついておらず、お金をそのまま入れるようになっているタイプもあります。慶事の中袋には、お祝いが重なるという意味がこめられているため2重にしてお金を入れた方が丁寧です。
中袋がついていないときは、和紙や半紙でお金を包むという方法があります。祝儀袋に入れるお金は新札を用意しましょう。もし手元にきれいなお札がないという場合は銀行に行けば、新札に両替してもらえます。お札の向きはバラバラにならないように揃えて、表が上になるようにして入れるようにしましょう。
入学祝の相場について
親戚の子どもが入学や進学するときは、入学祝を贈ることがあるでしょう。このとき気になるのが相場です。いくら贈ったらよいのか悩む方もいらっしゃるでしょう。入学祝の相場は、その子どもとの間柄や、子どもの年齢でも違ってきます。お孫さんが小学校に入学する場合、祖父母が入学祝として学習机やランドセルを贈るケースも多いです。
中学や高校の場合は品物よりも現金で10,000円~30,000円ほど贈る人が多いです。大学の入学祝となると、贈る金額もさまざまです。かなり高額なお祝金を包む方もいらっしゃいますが、50,000円~100,000円が相場のようです。姪や甥の場合は小学校なら3,000円~10,000円、中学校なら5,000円~10,000円程度、
高校や大学になると合格祝いという意味も込めて10,000円~20,000円という人が多いようです。品物を贈る場合は、小学校であれば入学してすぐに使える学用品などもよいでしょう。中学生になると腕時計や電子辞書なども人気があります。参考書などが買えるように図書券を贈るのもよいでしょう。
入学祝は結婚式のお祝いのように一般的な相場がないので金額を決めるのは難しいかもしれません。特にお孫さんに贈る入学祝の場合は、祖父母の経済状況によってもずいぶん金額に差が出るようです。一般的に小学校や中学校の入学祝に比べると、高校や大学は受験を伴うものなので、よく頑張ったという意味を込めて金額をアップするケースが多いです。
入学ののし袋の書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:のし袋の書き方:入学