司法修習生の就職活動における履歴書・志望理由の書き方

pixta_tegami_01

司法試験に合格したのちは、司法修習生は準公務員として裁判所や検察庁、法律事務所などで実際の業務を体験する流れになります。このとき、将来の希望が裁判所や検察庁などの官公庁や個人経営の事務所の設立である場合には、一般的な就職活動は必要ありませんが、最終的にどこかの法律事務所や民間企業などに勤務したいと考えている人は、他の求職者と同じように履歴書を作成して面接を受けるといった活動をする必要があることもあります。

 

  1. 1.司法修習生の就職活動
  2. 2.履歴書や志望理由の書き方のポイント
  3. 3.求められる人材とは

 


司法修習生の就職活動

pixta_tegami_02

一般的には、司法修習生は法律のエキスパートになりうるという認識がありますので、通常の活動よりも就職しやすいと思われがちです。しかし、近年では法科大学院の制度や司法試験の制度自体が大きく変化したことにより、司法試験合格者がかなりの数になっていくことは予想でき、活動もこれまでよりも厳しくなると見込まれています。

 

そのため、資格を持っていることに胡座をかくことなく、就職希望の企業や事務所などにおいて必要な人材であるとアピールする必要があり、面接はもちろんですが、文章の書き方などについてもしっかり勉強しておいた方がよいでしょう。

 


履歴書や志望理由の書き方のポイント

pixta_tegami_03

就職活動では切っても切り離せない履歴書に関してですが、司法修習生だからといって特別なことはありません。一般的な求職者と同じように、自分が持っている資格やキャリア、熱意などをアピールして、就職希望先にどのように貢献できるかということを主張するのが第一です。

 

司法修習生の場合、勤務希望が法律事務所なのか、企業なのかによってその書類に目を通す人が異なります。弁護士が目を通す場合には法律に関する専門用語を取り入れたアピールをするのも効果的ですが、相手はベテランの弁護士ですので、知ったかぶりで書くようなことはしないようにしましょう。

 

また、企業相手の場合には、一般的な例文を参考にするという方法もありますが、持っている資格やキャリアをいかに活用できるかという点を重視しながら、わかりにくい専門用語は極力省くようにするといった努力も必要です。

 

志望理由に関しては、勤務時間や給料といった条件面の良さを前面に押し出した書き方をしないようにしましょう。一口に法律事務所といっても、代表弁護士が得意としている案件も、スタッフの使い方もまったく異なります。そのため、個々の法律事務所の特徴を事前に把握しておいて、その事務所のどこに惹かれ、どういった貢献ができるかという点をアピールするようにしましょう。

 

たとえば、小規模な法律事務所ではいろいろな案件をこなすことができる実績のある弁護士を希望することが多いですが、社員弁護士の多い弁護士法人の場合には、専門性を極めた弁護士が複数常駐することにより、難易度の高い案件でもこなせるようになるといった違いも見られます。

 

これが企業となると、司法試験合格者の使い方も千差万別ですので、まずは希望勤務先のニーズを把握しておくようにしましょう。また、なぜ弁護士を目指したかというエピソードも盛り込んでおくとよいでしょう。

 

弁護士というのは守秘義務や倫理観を必要とする職業ですので、目指すだけの相当な理由がある人物に対しては信頼性が高まります。単純にきっかけとなった事柄だけでなく、自分の心境の変化などについても簡潔にわかりやすくアピールしてみましょう。

 


求められる人材とは

pixta_tegami_01

弁護士として人材を求められる場合には、案件を深く理解することができる話を聞くことができる能力、書類などの資料から内容を読み解くことができる読解力などが必要となります。また、相談者や相手方の中には、こちらとは気の合わない相手も多数現れますが、どのような相手にも冷静に対処できる能力も必要になります。

 

また、倫理観は非常に重要です。弁護する案件のすべてが必ず一方的な正義になるとは言えませんが、依頼者の利益を目指して努力をするときに、正しい倫理観や正義感というものがなければ弁護士という仕事を遂行することはできません。法律事務所では様々な案件の相談をきいたり受けたりしますが、このときに依頼者や相手方を説得するための確たる常識を身につけておくことも重要です。

 

そして、弁護士というのは先生と呼ばれる職業ですので、つい高慢になりがちです。常に謙虚にあることができ、人とのコミュニケーションにもたけているということは非常に重要な要素ですので、民間企業に勤務する場合でも自分が特別だとは思わないようにしましょう。

 

このように、司法修習生でも基本的な就職活動の内容や履歴書の書き方については大きな違いがありませんが、なかなか取得できない資格を有しているということもあり、部分的に一般的な求職者よりも厳しく見られることがあります。自分の特性やキャリアを正しく理解して、アピールするところはアピールし、法律家だからといって高飛車にならないよう誠実に活動をしましょう。

 

履歴書の書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:学生のためのアルバイト用の履歴書の書き方
タイトル:志望動機の書き方
タイトル:大学教員応募の書き方

転勤を断る理由の例文とマナーと書き方

正社員として会社の組織の中で働いている以上、上司から命令されることがもあります。 もし転勤という業務命令が出た時には、必ず従って転勤をしないといけないのでしょうか。子どもが小...

履歴書の書き方など例

就職活動を行っている方や、既に一定のキャリアを持っている方が転職活動を行う場面もあります。仕事探しを行う上では、現在では各種誌面の他にインターネットを利用する方法が用意され...

レポート表の書き方

大学などで提出するレポートにおいて統計などの資料を掲載する場合、表は欠かせません。文章で説明するよりもわかりやすいからです。しかし、項目をただ並べればそれで良いというわけで...

手紙の書き方のポイント

ハガキやラブレターなども厳密に言うと手紙となっており、封書に入れなければならないなどといったルールが無いということを記憶しておいてください。   ...

教育実習のお礼状の例文とマナーと書き方

教員を志す学生にとって、もっとも重要かつ貴重な単位取得が教育実習です。第一種免許状取得を目指す学生は、一か月以上にも及ぶ教育実習が必要です。実際に教壇に立つという経験は大学ではでき...

「平素」の意味と例文と書き方

ビジネスの文章では、平素からご愛顧いただき、という文章がありますが、平素とは普段、平常という意味で使われる言葉です。いつも、という副詞的な使用をすることが多いです。 &nbs...

「何卒」の意味と例文と書き方

ビジネス文書や目上の人への手紙というのは、普段でも書くときに緊張するものです。ましてや、相手に何かの依頼をするとなると、失礼のないような書面にしなければなりませんので、普段よりも注...

領収書の書き方のポイント

なにか事業を始めると、領収書が必要な場面は必ず生じるものです。その時に、書く方法を知らないのでは、恥をかいてしまうことにもなりかねません。しかし、何気なく生活していると、そ...

「ご丁重」の意味と例文と書き方

ご丁重という言葉は丁寧という言葉と同じ意味になりますが、より親切で礼儀正しい言葉遣いとして使われる言葉です。結婚式や挨拶文など特にビジネスの場面においてたびたび使われる言葉であり、...

建築請求書の書き方

家屋などを建築した際に発生する費用を支払ってもらうための請求書の書き方を説明します。建築関係の請求書は他の業界と比べると専門用語が多く、どの項目にどの費用が含まれているのか...

スポンサーリンク