手紙の書き方を知らない子ども達
-
ビジネスレターの書き方
ビジネスレターの書き方は、何に利用するかによっても内容は異なります。基本的なビジネス文書の形式があるため、抑えておくと便利に応用がききます。 ...
-
送付状の代理の書き方
送付状を代理で送らなければならない場合が発生することは良くあることではないでしょうか。 1.代理でファックス送付状を送るケース 2.メー...
-
弔電・お悔やみ電報(上司の親族)の例文と書き方
1.私たちの暮らしは多くの人との関わりながら暮らしています。 2.電報は言葉の文字数によって金額が変わってきますので 3.とくにお悔やみ電報のときは ...
-
祝賀パーティーの祝儀袋の書き方
祝賀パーティーといっても様々な理由があり、それらの目的と一致した表書きにしなければなりません。例えば婚礼・婚儀に関した祝賀パーティーの場合には、離婚したり再婚したりというこ...
-
香典の金額の書き方
人間には誰でも誕生がある限り必ず死が訪れます。昨今では身内だけで葬儀を執り行うことが少なくないため、葬儀についての知識が希薄になりがちですが、やはり身近な人の死にさいしては...
-
札の書き方:社名
慶事と弔事とを問わず、会社から先方へ花を贈る時には、社名を入れた立て札を添えて贈ります。単純に花を贈るだけでは、受け取る方にとっては、どこの誰から送られたか分かりにくいもの...
-
行事ごとの作文の書き方
子どもの頃、作文を書くことが好きだったという人は、全体の何割ぐらいいるでしょうか。ほとんどの人が「あまり好きではなかった。」と答えるのではないでしょうか。特に夏休みの作...
-
旅行反省会手紙の書き方
旅行反省会手紙の書き方についてですが、これは主に大勢で行く旅行を企画した幹事や数名でも一緒に旅行を行った人に対して送る手紙です。反省会とは名前がついていますが、反省すべき点...
-
返信用はがきの書き方
1.返信用はがきの使い道と仕組み 2.返信はがきの書き方・送り方 3.書き損じた時の対処方法 4.返信用はがきを書くときの心構え ...
-
年末調整の書類の書き方
年末調整は、会社に勤めている公務員やサラリーマンなどの所得者に対して、支払いをした給与や所得税を12月に調整する事です。 年末調整に必要な書類は、給与所得...

インターネットが盛んに使用されるようになり、パソコンや携帯電話が各家庭あるいは個人に急速に普及したことによって若い世代を中心にほとんど誰もが電子メールアドレスをもつようになりました。
誰もが個人に直接アクセスできる住所をもっているようなものであり、遠く離れていても電子メールであれば瞬時に情報を届けられることから汎用されるようになっています。
昔は遠く離れて住んでいる人とのやり取りというと、緊急性がある場合には電話、ない場合には手紙というのが一般的でした。今日ではこの構図が電話と電子メールとなり、手紙を書く機会が減少しています。そういった背景もあって、特に若い世代の人たちは手紙を書く機会に恵まれず、書き方すら知らないという現象が起こっています。
手紙の書き方として
形式的なものを考えるかもしれません。季節の挨拶に始まる美しい手紙を書くというのは人によっては一生経験しないものともなってしまいました。冠婚葬祭の案内状をしたためたり、仕事の都合で必要になったりすることはあるかもしれませんが、大人になってから経験するものという状態になっています。
しかし、少し問題視しなければならないのは、そういった形式張った手紙ではなく、日常的に友達に送るような手紙すら書き方がわからない人が増えているのです。
ハガキを送る場合には
表に宛先の住所、宛名、差出人の住所と名前を記載します。どこにどれを書いたら良いのかを知らない子ども達が増えているということが調査によりわかっています。確かに学校教育において教えるタイミングもなく、日常的に書くことがなければ知らずに育ってしまう可能性はあります。
電子メールが普及する以前にも手紙を書く機会が減っているということは嘆かれてきましたが、年賀状を書くという習慣は継続されていたため、子ども達にもハガキの書き方を知る機会が年に1度はありました。
しかし、電子メールの普及によって年賀メールで済ませてしまうことが広がり、年賀状すら書かない人が増えてきているのです。そのため、本当に一度も手紙を書かずに育ってしまう子どもが増えてきている現状があるのです。
それによりハガキの書き方を学ぶことはできても
実情として便利な電子メールが優先されてしまう可能性は否めません。直筆の文で伝えられるメッセージの重要さを認識するような機会が与えられない限り手紙の需要は減る一方になってしまうでしょう。
手書きする文字から伝えられる心のこもったメッセージの大切さを下の世代に伝えていくことが手紙の重要さを忘れさせないために必要です。家庭レベルでも祖父や祖母に手紙を書かせるなど、子どもに文通をする機会を与えてあげることが手紙の文化を守るには大切です。