「お引き立て」の意味と例文と書き方
-
よくわかるノートの書き方
皆さんは、授業の時どのようにノートを書いていますか? 先生の書いた黒板の文字を書いていますか。ノート提出の時は合格ですが、テスト勉強をするとき、ノートを見たときその日の授業の内容は...
-
調査記録の書き方
調査記録とは何らかの実験、何らかの業務内容、何らかの実質現状などを調査した後に、第三者に調査報告という形で提出する書類のことを指します。 1...
-
文章を書くことが増加しているからこその注意点
今は、パソコンや携帯、タブレット端末をはじめとする通信端末が急速に普及しており、一日の間でみない日はないのではないかと思うほどたくさんの人が手にして使用するような時代となりました。...
-
2月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
2月は暦の上では早春にあたりますが、実際には1年の中で寒さが最も厳しく、雪も多い季節です。そこで、寒さの中にも少しずつ近づいてくる春の明るさを感じられる事に焦点を当てた文章がよいで...
-
参考文献の書き方について
書籍の巻末などに書かれている参考文献ですが、この参考文献に正しい書き方というものが存在します。一般の人にはあまり関係の無い知識に思われるかもしれませんが、学生の卒業論文などにおいて...
-
ニュージーランドの手紙の書き方のお礼
旅行やホームステイ、留学等でニュージーランドに滞在していた方が日本に帰ってきてから手紙を書くことがあるでしょう。ニュージーランドに滞在中にお世話になった方にはお礼の意味を込...
-
挨拶状の書き方・例文集
1.挨拶状の書き方を知っておくようにする 2.結婚したときの挨拶状など正式な書き方 3.出産報告などの場合 4.転居、引越しなどの挨拶...
-
取材依頼文の書き方
取材依頼文を書くに当たっては、書き方以前に、完成品はどうなるのかということを想定した上で、企画を立てる必要があります。 1.企画立案と取材対...
-
商品のお礼状の書き方~ビジネス~
1.注文された商品を贈るとき 2.お礼状の書き方 3.お礼状のポイント 注文された商品を贈るとき ...
-
内容証明郵便の書き方について
内容証明郵便は、主に何らかのトラブルや係争において、相手に対して通告や警告、契約の取り消しを通告する場合に、郵便局が通告の事実を公的に証明してくれる郵便による書状です。 &n...
お得意様や取引先、またお客様などへの手紙やメールなどで、お引き立て、という言葉を使うことがあります。この言葉は、こちらもよく使われることが多い、ご愛顧、と同義語です。顧客の方に、相当額の利用をしていただいたり、長年の取引の実績がある場合には、伝統的な言葉でそう呼ぶということです。
ビジネス文書のなかにも
この言葉が出てくることがありますが、取引きした金額や利用された回数などという数に関係したものが客観的条件などには一切ないといいます。いつも利用してくれるお客様の、お引き立てやご愛顧に対しての感謝の気持ちを言葉にして書くことが一種のマナーになっているのです。
たとえば、平素は一方ならぬお引き立てに与り、厚く御礼を申し上げます、という風に書いておくと、感謝の気持ちが伝わりやすいですし、いつも利用してくれていることを理解しています、ありがたく思っています、と伝えることができます。
また、ご愛顧と同じような意味合いの言葉では贔屓などがあります。ですが、贔屓は丁寧語ではないですし、謙譲語でもないので、愛顧と書くようにしておくといいということです。
お引き立て、ご愛顧も同じような意味合いなので
その場にあわせて使い分けるといいです。年賀状の挨拶などの文章でも、目上の人には、旧年中は一方ならぬご厚情を賜り誠にありがとうございました、と書きますが、ビジネスとしてお客様に出す場合は、旧年中は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます、という風に、感謝の気持ちを書くことが大切です。
贔屓にしてくれてありがたい、いつも利用してくれて嬉しい、という気持ちを伝えるように書くことが大切です。文章の書き方ひとつで、その人が仕事相手に対してどのように考えているのか、というのがわかる場合もあります。なので、文章や言葉には気をつけておくことが大事なのです。
仕事相手に出す場合の目上、同僚などに対しても気をつけなければいけないです。下請けの会社などの場合、昨年はひとかたならぬお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます、という風に助かっています、感謝しています、という気持ちを伝えておきます。
また、仕事をもらっている会社に出す場合は、昨年は弊社を御利用いただき御厚情のほどありがたくお礼申し上げます、という風に書くようにしておくと印象が少し違います。
言葉の選び方で
その人に対する印象というのは大きく変化するものです。なので、きちんと正しい言葉遣いで文章を書くことが大事になってくるのです。
ご高配、という言葉を使う場合もありますが、これは相手への配慮を考えた文章です。たとえば、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます、という文章は常套句として覚えておくと便利です。
特別な配慮をしていただいて、という意味や、特に目をかけていただいて、という意味になります。お引き立てとは少し違う意味で使う場面が多いかもしれないです。
また、同じような意味を持った言葉には
援助、後援、ご支援、後ろ盾、お陰様という言葉があります。ですが、これは謙譲語ばかりではないので、使う場面も違う場合が多いです。なので、お引き立て、という言葉を使うほうが礼儀正しい文章になります。
お客様への文章で気をつけなければいけないのは、礼儀正しい言葉であること、また相手への配慮、そして感謝の気持ちを伝えるのにふさわしい言葉を選んでいることです。
文章の例えとしては
末永くご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます、というものや、平素は、格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます、というものもあります。平素は、格別のお引き立てをいただき、ありがとうございます、という文章や、平素は格別のお引き立てにあずかり誠にありがとう御座います、という文章でもいいです。
いろいろな場面で使う言葉なので、その場にあった使い方をできるように、いくつか文章を考えておくという人もいます。末文に使う場合は、今後ともお引き立ての程をよろしくお願いいたします、これまで同様お引立てくださいますようお願い申し上げます、という書き方をしておくと相手への配慮と感謝している、という気持ちが伝わります。
文章の書き方はお客様へ出すものと同僚や上司へのもので、必ず違うように考えておくことです。言葉の使い方でその人への対応が違ってくるので、しっかりと覚えておくことが大切です。常套句をいくつか覚えておく、というのも便利です。意味は同じでも、使い方が違うだけで、文章のイメージを変えることができるのです。
言葉はその人の人柄や知識の深さをはかることができるものでもあります。なので、社会人としていろいろな場面で使うことができるようにいくつかの言葉をあらかじめ覚えておくといざというときに使いやすいです。
働いている人の言葉遣いで会社のイメージが決まることもあるといいます。なので、きちんと正しい言葉を選んで文章を考えるようにすることです。