交流会参加依頼文の書き方

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  1. 1.交流会参加依頼文の目的
  2. 2.交流会参加依頼文の書き方
  3. 3.交流会参加依頼文を出す時期
  4. 4.交流会参加依頼文の注意事項

 


交流会参加依頼文の目的

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交流会とは、食事やお酒の席を一緒に過ごすことによって出席者同士がお互いに相手のことよりよく知り合い、出席者の交流や親しみを深めて人間関係をスムーズにすることを目的とした会のことを指します。出席者は全くの初対面である場合もあれば、

 

もともと同じ職場で一緒に働いていたり一つの組織や団体、グループなどに所属しているメンバーや会員であったりする場合などがあります。初対面のメンバーで行う場合には、お互いの自己紹介などから始まりますし、ある程度お互いを知っている場合にはより親しく関わり合う関係性の構築を目的とします。

 

参加者同士が初対面であれ、ある程度の知り合いであれ、その後のよりよい人間関係の構築が目的となる会ですから、可能な限り対象者全員に参加してもらえるような依頼文を作成し、可能な限り出席の調整できるようにすることが交流会参加依頼文の目的となります。

 


交流会参加依頼文の書き方

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交流会参加依頼文には内容としていくつか必ず忘れずに記載しなければならない事項があり、それ以外の情報に関しては作成者の好みや状況に応じて追加することになります。基本的な構成としては、決まり文句と時候の挨拶から始まり、日頃のお礼やねぎらい、交流会の目的や参加のお誘い、

 

予定日時や出欠の連絡方法などの事務的な事項に続きます。決まり文句とは頭語と結語と呼ばれるものであり、最初の「拝啓」と最後の「敬具」の組み合わせが最も一般的です。よりフォーマルな書き方としては、最初の「謹啓」と最後の「敬白」の組み合わせもあります。

 

相手が友人や家族などのようにある程度親しい間柄であれば省略をすることもあります。また同じく状況によっては時候の挨拶も省略することができます。フォーマルな意味が強い集まりの場合には必須ですが、ある程度フランクな集まりの場合にはかえって堅苦しくなるだけですのでない方が良い場合もあります。

 

これは会の意図を考慮して依頼文の作成者が決めます。時候の挨拶は季節の挨拶の言葉ですから、書く場合にはその時の四季に合わせて適切な一文を用います。日頃のお礼やねぎらいも会の集まりの種類によりますが、職場や何らかの活動を一緒に行う集まりの場合には、

 

きちんと日頃お世話になっているお礼や仕事や活動へのねぎらいのことばを入れることで受け取る方の印象が大変良くなります。ただ一方的な連絡事項だけを伝えられるのではなく、自分のことを気遣ってくれる姿勢が見られるかどうかというのは大きく印象に影響するものです。

 

相手の安否を尋ねる文章としては、依頼文を送る相手によってビジネス上の常套句のような文があり、一般に良く用いられています。例えば、ビジネス関係の相手に送る場合には「貴社におかれましては益々ご清栄のことと心よりお慶び申し上げます」「貴社におかれましては益々ご清祥の事とお慶び申し上げます」などが多いです。

 

また、個人宛に送る場合には「皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます」や親しい関係の場合には「お変わりなくお過ごしでしょうか? 」と言った一文もスマートです。相手を問わずに使える文章例としては「時下ますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます」などがあります。

 

続いて交流会の目的や参加のお誘いの言葉などを盛り込むのは当然必須です。交流会の目的としては、例えば参加者同士がより親しくなるため、初対面の参加者が同士がお互いに知り合うため、主催者側が参加者へお礼をするため、主催者側が参加者をねぎらうため、などが考えられます。

 

意図がきちんと分かっているとお誘いを受けた側はそれなりの心構えができ、結果的にきちんと交流会の目的が達成されたり、スケジュールを調整する意志が高まるために出席率が高まったりと言った効果があります。

 

また、交流会への参加のお誘いの言葉としては、いかに事務的ではなく「あなたに参加して欲しいのです」という意志を伝えられるかが大きなポイントになります。他の部分はよくある例文の通りでも構いませんが、お誘いの言葉に人間味が感じられないと出席率は低下してしまいます。

 

最後に、予定日時や出欠の連絡方法などの事務的な事項を記載します。交流会を開催する日時、場所、参加費を徴収する場合にはその金額、最寄り駅などのアクセス方法、連絡先、できれば会場の地図なども入れます。

 

この部分は内容に間違いがあってはいけませんので、何度でもしつこいくらい繰り返し確認します。また、うっかり忘れがちなのが出欠の連絡方法などの記載です。連絡先と連絡方法、出欠を連絡する締め切り日は分かりやすく簡潔に記載しておきます。

 


交流会参加依頼文を出す時期

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出席か欠席を尋ねる交流会の参加依頼文の場合には、可能な限り早めに出すようにします。特に宿泊を伴うような場合や参加人数が多い場合には、遅くても1ケ月前には参加者から出席か欠席かの返答が得られている必要があります。メールなどであれば発信すると同時に相手先に受信されますが、

 

郵送の場合には郵送の時間も考慮する必要があります。これは当然相手側から返答を得る時にも同じことが言えます。相手が受け取るまでの時間、相手が返事を出すまでの時間、こちらが返事を受け取るまでの時間を逆算し、遅くても1ケ月前に参加者から出欠の返答が得られるようにスケジュールを組まなければいけません。

 


交流会参加依頼文の注意事項

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交流会参加依頼文を書くにあたって一番注意しなければいけないのは、参加依頼文そのものを書くことが最終目的ではないということです。最終目的は出席か欠席かの連絡をもらうことでもありません。一人でも多くの方に、できればお誘いした全員に出席して頂き、参加者が交流会前よりも親しくなって交流会が成功することが最終目的です。

 

そのためには適当な定型文を切り貼りしていたのではいけません。とても難しいように思えますが、決して難しいことではありません。単純に、作成した交流会参加依頼文を読んだ時にあなたが参加したいと思う文章になっていれば良いのです。

 

参加者して下さる方は、参加するに当たって欠席すればしなくてもよいスケジュールの調整、服装や費用の準備など様々な準備をする必要性が生じる訳です。それでもなお参加しようと思って頂けるような文章を意識すれば、自然とその状況にあったオリジナリティのある素敵な交流会参加依頼文になります。

 

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