会社レポートの書き方
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特技の書き方:履歴書の40代
履歴書を書く必要が生じたとき、学校を出て間もなくの場合なら、学生時代の成績や特技についてを書けばよいので、それほど問題はないかと思われるのですが、40代で履歴書を書く必要が...
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予告を入れることで内容が入りやすくなる
映画やテレビドラマ、バラエティなどをみるとき、よく目にするコマーシャルですが、実は文章を書くときの書き方も、このコマーシャルを上手に利用することで劇的に読み手にとって入りやすい文章...
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年賀メール(職場の上司宛)の例文とマナーと書き方
年が明け、新たな一年のスタートを気持ちよく切るにあたり、新年の挨拶は社会人としてのマナーに沿った、しっかりしたものにしたいものです。新年の挨拶と言えばハガキの形...
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内示書の書き方
内示書の書き方がわからない人のための書き方について例文を交えて見ていきますが、そもそも内示書は発注書やその他の文書と何が違っているのでしょうか。発注書の前に内示書が出される...
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活動報告書の書き方
活動報告書とは主に現在や過去の活動を報告する為に使用されるものです。企業や学校等、利用している組織は様々でそれによって書き方も変わってくると言うのが実情となっているようです...
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保育実習の記録の書き方
小さな子どもが大好きで、子どもの身の回りの世話をしたり、子どもと一緒に遊んだり活動したりするのが好きな人は、保育士の仕事に向いているでしょう。保育士の仕事は何も保育園だけで...
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一口に書き方といっても色々ある
一口に書き方といっても色々あります。一番基本となるのが字の書き方です。字をうまく書けるようになるためには、一にも二にも姿勢を良くすることです。子供の時に姿勢を良くして字を書く癖をつ...
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お詫び・謝罪の言葉の例文と書き方
私たち人間は、どんな偉人であっても完璧な人などいないもので、どれだけ慎重に考え行動していても、時には間違いも犯し、失敗し、他人に迷惑をかけることもあるでしょう。 ...
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準確定申告の書き方
所得税の確定申告をしなければいけない人が、年の中途で亡くなった場合には、亡くなった日から4カ月以内に準確定申告を提出しなければいけません。 ...
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仕訳の摘要の書き方
経理の人なら知っておかないといけないのが、仕訳伝票の適用の書き方です。多くの会社では仕訳伝票の内容をパソコンに入力して処理をしていることでしょう。その入力内容が基となり、帳...
四月。各社の入社式のニュースが流れる時期になりました。彼らはこれから社会人として、学生時代とはまったくちがった世界で、様々なスキルを身につけ、成長していく「義務」があります。
レポートなんて怖くない!
社会人として会社に就職すると、多くの方がまずぶつかるのが「文書の壁」といわれています。社内規定の文書はもちろん、通常、各種講習会や勉強会に参加した後や社内研修などの際には必ずレポート提出が義務となります。
大学時代にも経験している方がほとんどでしょうが、会社では、業務時間内に行われる会合の場合、業務報告書という側面もあり、同時にその時間をどう使い、何を学んだかを会社に報告するものですから、レポートは非常に重要な意味を持ちます。本当に仕事ができる人は、デスクワークを貯めません。その日その日の業務報告や日報はもとより、連絡事項やメモももらさず書きとめる姿勢がデキる会社員には必要です。
読み手への配慮を
まず何といっても、レポートに求められるのは「分かりやすさ」です。作成にはもちろん時間も知恵も必要ですが、最も重視したいのは「読み手への配慮」。学校とは異なり、会社では業務に携わる上司が時間を割いて、提出された文章を読むということを理解してください。
ここを抑えておけば、レポート作成が重荷にならずに済みます。誰が読むのか、何を求めているのか、を的確に把握しましょう。さらに、「読み込むための時間」を出来るだけ抑えることも必要です。だらだらと時系列で進行を記載して、最後の最後で結論を述べる形は、読む時間を浪費するばかりか、最終的に意味が通じにくくなります。
書き方のコツ
上記の「読み手への配慮」を考えれば、必然的に構成が見えてきます。〝結論として何が言いたいか〟これが、冒頭に、大きく、明確に記されていれば、親切丁寧、さらに読み進める気もわいてきます。また、見出し、小見出しで、「本文を読まずとも意味が把握できる」必要があります。
これは新聞などを例にとっても分かるように、記事の見出しだけを拾い読みするだけでおおまかな理解が得られる新聞の構成を意識して、書類を作成する際には冒頭、見出しのみで意味が通じるものを目指しましょう。見出しだけではつかみきれない枝葉末節の部分が本文になります。
例文:「システムを生かすのは現場の声(○○講習会レポート)」など
自分だけの言葉で
よく聞くフレーズが並んだ報告書ほど、頭に入りにくいものはありません。どこかで読んだ文章、誰かが言っていた言葉は目だけが文字を追うだけで上滑りする文章になります。ここでひとつのポイントとなるのは、「印象を作り出す」ということ。これは、例えば講習会に参加している最中に、最も印象に残ったフレーズ、場面をその場で文章にして書きとめておくのです。
講習会終了後に内容や感想を思い出すことは非常に難易度が高い作業になりますが、その場で感じることを「言葉にしておく」と、それがリアルな感想になり、自分だけの感じ方で得たフレーズになります。
第三者の目で見直す
文章の推敲は何度でも行いましょう。読み直すことはもちろん、漢字の誤用にも注意したいものです。そこでポイントは「第三者の立場で見直す」こと。この文章を提出される側の上司の立場に立ってもいいですし、まったくの第三者の立場でもいいでしょう。「間違いがある」ことを前提に全体を読み直します。
間違っていない、という意識を捨てて、必ずどこかに誤りがある、という意地悪な気持ちを持って、「間違い探し」のイメージです。また、言葉や漢字の誤った使い方は、本人の思い込みで発生するので、なかなか誤りに気づかないことが多いものです。
これは、普段から文章を「読む」際に、その文章を推敲するつもりで読むクセをつけ、漢字や言葉、フレーズの使い方に「おや?」と思ったものを調べる習慣をつけると、自分がそれまで誤って覚えていたものに気づきやすくなります。また、もし自分の使い方が正しかった場合、人が間違いやすい・誤認しやすい言葉・漢字も知ることができます。
最後に
どのような形態であれ、「伝えたいことを伝える」というスキルは文書作成だけでなく、様々な場面で要求されるものです。話し言葉ひとつをとっても、対面と電話応対では使うフレーズや表現が異なりますし、文章で読む言葉と、口頭で説明する言葉にも違いはあります。
現代は各種SNSが発達し、誰もが情報を発信できる環境にありますが、一人よがりな解釈や文章が許されるのは、金銭の損得が関係しないプライベートな世界だけだと心しましょう。
ビジネスの世界では、常に「自分と相手」がいて、そこには金銭的なリスクをはじめとする真剣勝負が展開されているのです。たった一枚の報告書であっても、あなたのセンスと能力が光れば次の道がおのずと開けてきます。ぜひ、文書作成力をひとつの武器にして、社会人生活を突き進んでください。
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タイトル:旅行レポートの書き方