「ご多様・ご多忙・お忙しいところ」の違いと使い分け方と書き方
-
二分の一成人式の手紙の書き方
最近、急激に二分の一成人式を行う学校などが増えてきているようです。20歳の半分の10歳をお祝いする行事であるわけですが、その中で、親から子どもへ、また子どもから親への手紙の...
-
再年調の納付書の書き方
税金には、日常生活で最も目にする機会が多い消費税をはじめとして、所得税や法人税、相続税、贈与税に、あまり身近に感じられないゴルフ場利用税や入湯税、軽油引取税など、たくさんの...
-
清算結了の決算報告書の書き方
決算報告書とはその名の通り決算の内容をまとめた書類ですが、清算が結了した時には決算報告書と呼ばれる書類を2種類つくらなければなりません。1つは、税務署に税務申告を行う際に提...
-
協力依頼についての手紙の書き方
依頼の手紙や依頼状というのは、頼みごとを書いて相手に送る手紙のことをいいます。 資料の請求や、証明書発行といった身近なもののほかにも、祝辞やスピーチの依頼をする機会も多い...
-
所信表明の書き方
所信表明は、自身の気持ちを言葉にすることです。その中には、単純な決意だけではなくそうなったことに対する感謝の気持ちも込めなくてはいけません。所信表明の場としては、昇進や昇格...
-
目録の書き方
目録の書き方を例文も交えて見ていきますが、目録とはそもそもなんなのかご存知でしょうか。目録は収蔵しているもののリストとしての意味もあれば、贈り物などの実物の代わりに相手に贈...
-
年末調整:保険料控除申告書の書き方
1.生命保険料控除欄の書き方 2.地震保険料控除欄の書き方 3.社会保険料控除欄の書き方 4.小規模企業共済等掛金控除欄の書き方 ...
-
業務災害用の様式第5号の書き方
業務災害用の様式第5号は「療養補償たる療養の給付請求書」と呼ばれる請求書類の通称です。労働者は、通勤中や業務上で負傷したり、何らかの疾病にかかったときに、療養が必要であると...
-
職務経歴書の書き方:調理師
調理師が職務経歴書を作成するうえで意識するべきポイントは「内容が明快であるか」・「自分のアピールポイントがしっかり訴求されているか」と言った事などです。 ...
-
礼状の書き方
生活をしていると、職場の方であったり知り合いの方とかかわる機会が出てきますが、誰かにとてもお世話になった場合であったり、特別なお祝をいただいたりすることが生活のなか起こるこ...

先方に対して用件を伝える場合、あるいは、依頼などの本文に入る前の前置きとしてや詫びとして、使う言葉では「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「お忙しいところ恐れ入りますが」という文章を書きます。
この書き方をするだけで
もっとも自然で相手に対しての心遣いをしている言葉遣いだと思われるようになります。一般的には、「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「お忙しいところ恐れ入りますが」で自然にその気持ちが伝わり、相手に対してへりくだる姿勢を見せることになります。
しかし、もう少し硬い言葉遣いを使用する必要があるビジネスのシーンでは「お忙しい」とは書かないようにして、「ご多忙のところ恐縮でございますが」などと書くのが一般的になっています。
「お忙しい」よりも「ご多忙」の方が相手に対して硬い表現であり、ビジネスのシーンではこういった言い回しが適切でありマナーであるとされています。
また、それに変えて「ご多忙」に「の折」とつけたり、「の中」とつけたり、「のみぎり」とつけたりして丁寧さをより増した書き方も出来ます。相手との雰囲気や自分流の言葉遣いに相応しいのがどれが適当かを考えて自由に選んでみることが出来ます。
実際に「お忙しい」や「ご多忙」は相手への心遣いを込めて使う言葉です。しかし、相手が実際に多忙であるかどうかは掌握しておく必要がある訳ではありません。
もしも、相手が忙しさにおわれている状況でないことを把握していたとしても、実際には、このように書くことが礼儀となっていることを心得ておきましょう。
それから、「ご多様」と「ご多忙」の使い方ですが、どちらを使っても書き手の意味合いは同じなのですが、受け止める相手によっては、多忙の「忙」の字が「心を亡ぼす」という文字の編と作りから来ているため嫌う人が、結構いる場合があります。
「ご多忙」の「忙」という字は確かに心を亡くすや心を亡ぼすと書きますので、その理由で「忙」という字を使うことが相手に対して、直接失礼にあたるとは言い切れません。
ただ、現代では
「忙」という字のエピソードが広く知れ渡り一般的になってきたため、この文字を使う、使われることに神経質になる人が昔よりも増えているのも事実だという程度を知っておくと良いでしょう。
そのために、近年では相手の印象次第ではマイナス要素として取られかねない「多忙」を使わずに「多用」という表現を始めから使っていた方が一般的であると考えられるようになって来ています。
しかしながら、「忙」という字を使ったからといって相手から「失礼極まりない。」と不快感を示されることは、まずないと考えてよいでしょう。悪意を持って使っているものではないことは、たいていの方なら理解をしてくれる範疇だと言えます。
そんな中でも、あえて「多忙」を「多用」と置き換えることが出来ている文面を見れば、受け取った相手は、言葉の使い回しや文字の印象を細やかに配慮をしている人だという印象を持ってくれることから、いい評価を得られるきっかけにもなるかもしれません。
要するに「多忙」と「多用」の使い分けを出来る知識を知っている人である場合に限っては、その人同士が挨拶に触れ合うと、そこにはお互いが理解した上で把握しているという空気が自然に生まれて来ることを知っておきましょう。
この使い分け方は
相手へ知識を押し付けるのではなく、ただ一文字にも配慮をしている間柄だという空気感があることで、双方の信頼感や期待感が一気に高まる関係になりうるということです。
ですから、万人に対して使って無難な言葉を選ぶとするなら、嫌いな人がいる以上は、挨拶文には「ご多様」でしょう。実際に「ご多様は「やるべき事が多く忙しいこと」という場合、多忙は「非常に忙しいこと」でありニュアンス的にもほぼ違いはありませんので、同じような意味になります。
特にビジネスの世界では
書面にしろメールにしても依頼や交渉、用件の案内など確実に相手に連絡すべき内容を含んでいるので、より配慮をすることが大事です。
「忙」という文字が持っている印象があり、自分の意志とは関係なくあまりいい気分にならない印象を持つ相手がいることを知っておくと、普段から「多用」という言葉を用いるように意識をしておくだけでも、ずいぶんと変わって来るでしょう。
ビジネスの場合には、本題に入る前置きの心をほぐすような作用も持っている言葉であるだけに、慎重に相手の気持ちになって書くことが大事です。このようにそれぞれの言葉の使い分け方も、相手や状況に応じて「ご多様」「ご多忙」「お忙しいところ」と心遣いをして選ぶようにする配慮をして行きましょう。
どの言葉も、相手が忙しいかどうかは把握していなくても、忙しくない状況だと分かっていても使うのが心遣いですので、書面やメールでも一言添えることで、より行き届いた文章になるので確実に用いることが必要な導入部分に入れる言葉だというのをしっかり覚えておきましょう。