7月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
-
求人申込書の書き方
企業がハローワークで求人登録を行う場合、求人申込書に記入する必要があります。正確に記載しないと応募者に誤解を招いたり希望する人材に出会える可能性が低くなってしまいますので、...
-
説得力のある文章の書き方とは
日常の会話の中では相手に自分の思うことを普通に伝えることができるのですが、それを文章に治そうとすると意外と難しかったりするものです。また、結局は何を伝えたいのか混乱してしまう場合も...
-
「拝見しました」の意味と例文と書き方
文章の中で良く用いられる言葉で「拝見しました」という言い回しがあります。この言葉は、相手の文書や図面、書簡、書類などを自分が「見せて頂きました。」あるいは「読ませて頂きました。」と...
-
内部告発の書き方
1.内部告発とは 2.告発できる人と告発に関する期間 3.告発のやり方と書面の書き方 4.告発後の対応と心構え &nbs...
-
「致します・申し上げます」の違いと使い分け方と書き方
致します、申し上げます、という言葉は謙譲の意味で使われる言葉だといえます。たとえば、この言葉の前に書かれる言葉によって、致します、申し上げます、のどちらも使用することがあります。 ...
-
統一感のある文章の書き方
文章を書いている途中、いつの間にかタイトルとは違う内容のことを書いていることはありませんか? また、書きたいことがたくさんあり、思いつくままに書いて、結果読み手に「結局何が言いたい...
-
慰労会:のし袋の書き方
餞別とは引越しや転勤、異動、退職、慰労会などの際に相手に贈る金品のことで、この餞別を贈る際にはのし袋に入れて送ることになります。しかし普段、のし袋を書くことが少ない為、いざ...
-
初穂料のし袋の書き方~会社~
1.初穂料とは 2.のし袋の表の書き方 3.お金の包み方 初穂料とは 神社で祈願をしてもらうと、初...
-
在留資格変更許可申請書の書き方
在留資格変更許可申請書を書く際はまず法務省の「在留資格変更申請許可書」より申請書の雛型・テンプレートをダウンロードしましょう。以下に例文を交えた在留資格変更許可申請書の書き...
-
折りたたみ巻紙の書き方
巻紙というのは、半切り紙を横長に繋ぎあわせたもので、主に書簡などに使用されていました。最近では繋ぎ目のない、一枚紙を巻いたものや、サラサラと書きやすい繊維で作られているもの...

パソコンや携帯電話の普及によって、知らせたいことや伝えたいことがあるときには電話やメールで済ませてしまい、手紙を書くことがめっきり少なくなってきました。親しくしている友人や日ごろからメールでやり取りをしている場合は何事においてもメールや電話で済ませても悪くはありません。
メールならリアルタイムで相手に伝えることができるし、相手の返事も早ければ即もらうことができ、そこからまたやり取りが始まったり、簡単に写真なども添付して送ることもできます。
電話もお互いの生の声が聞けてメールならわかりにくいことでも、深く聞くことができたり言葉のやり取りがスムーズにできるのでメールや電話でもメリットはあるものです。
しかし自分の字で気持ちを文章にすることや、宛先なども書き、切手を貼ってポストに投函するという手間がかかる手紙ほど相手の方に温かい気持ちが伝わるものはありません。
またメールが通信手段のほとんどを占めている中
心のこもったお手紙をいただくと誰でもうれしい気持ちになり、印象に残るものです。特になにか頂き物をしたときにお礼の言葉を伝えるときは手紙が良いでしょう。
しかし手紙を書くことが少なくなった現在は、目上の方などに送る場合どのように文章を書けばよいのかよくわからないことが多いのですが、改まった文面で手紙を書く場合の文面をいくつかの例をあげて紹介してみましょう。
まず使う便箋ですが
目上の方にあらたまった手紙を書くときには白い便箋を使うようにします。初めに前文を書きます。「拝啓」という頭語のあと、一字分あけて時候の挨拶に入ります。
それは手紙を書いているときの季節に応じて夏なら「酷暑厳しき折」冬なら「寒気厳しき折」などと書くのですが、各月によっても暦の上での立春や立冬、土用、大寒などの言葉を入れたり、梅雨どき、若葉のころなどと季節を感じる言葉を使ってもよいでしょう。
一年の中で慣習のようにはがきや手紙などを書くのは年賀状、暑中見舞い、寒中見舞い、お歳暮やお中元のお礼状などですが、7月ごろはお中元のお礼状や暑中見舞いのはがきを送ることの多い月です。
その7月の挨拶にはどのような文章が良いでしょうか。
いくつかあるのですが、改まった文章の場合は「暑気厳しき折柄」「土用の入りとなり」「涼風肌に心地よく」「盛夏の候」などを使用します。親しい人に送る場合は「うだるような熱さが続いて折りますが」「暑い日がつづいておりますが」などで始まってもよいでしょう。
そしてそのあいさつに続き、相手の様子をうかがうような挨拶文を入れます。「暑気厳しき折、皆様にはますますご活躍のこととお祈り申し上げます」という文章にします。
ビジネスで使うような手紙の場合には
一年中使用できるような文頭の挨拶として、今、現在という意味で「時下」という言葉を使う場合があります。その時は「拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」というように使います。
挨拶が終われば本文に入ります。
本文ではいただき物をしたときのお礼なら「このたびは結構なものを頂きましてありがとうございます。」というお礼の言葉とともにいただいたものに対する感想などを述べます。
暑中見舞いなどでは自分の近況報告など、自由に文章を書きます。そして文末の結びの言葉ですが、文末は相手様の今後の健康や活躍を祈り、気遣う挨拶文で締めくくります。この時も季節や月によっては書く内容が変わってくるでしょう。
7月の挨拶文としては
改まった文面の場合は「酷暑の折、どうぞご自愛ください。」「一年で最も暑い梅雨明けの折、皆様のご健康をお祈りいたします。」など敬語をうまく利用した文章にすると良いでしょう。
また親しい方に贈る7月の挨拶文としては「もうすぐ土用の丑の日ですが、ウナギを食べて精をつけ暑い夏を乗り切ってください。」「もうすぐ花火大会ですね。ご家族皆さまで楽しんでください。」などの文面が良いでしょう。そして最後は文頭の「拝啓」を受けて「敬具」で締めくくります。
改まった文面にするか、親しみのある文面にするかは相手と自分の関係をしっかり見極めることが大切です。目上の方や会社の上司などには改まった文面にするなど相手に失礼のないように使い分けましょう。
例に出したような文頭の挨拶や文末の挨拶文は個人に対する手紙だけでなく、何かの会や団体の中で出す文書や、不特定多数の人に配布するようなチラシなどにも使用することができます。
ていないな挨拶文を入れると、相手がどのような相手であっても気持ちよく受けることができるのです。しかし手紙にしてもお知らせの文書にしても、形式にこだわりすぎると堅苦しい文章になって、かえって内容や気持ちが伝わりにくくなることもあるので、書いた文章を読み返してみて、自分がその手紙や文書を受け取った場合、心に響き、印象に残るような文章であるのかを確認したうえで送るようにするとよいでしょう。