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研究依頼文書、これは研究する人と、研究の対象者の関係を作る為に必要な文書です。倫理審査において問題になる事のとても多いことが依頼文書、それに添付される説明書、同意書などに関わっている事が分かっています。研究倫理にあった内容で、そしてトラブルにならないようにするためにも、しっかりとした内容で書かなければいけません。
構成について
書き方で一番悩むのが構成です。研究依頼は対象者に対してする場合と、その対象者を総括している相手に向けて行う場合があります。わかりやすく言えば、対象者が患者出会った場合、その病院の院長であったり、看護部長や施設長、担当の看護師、家族といったケースになります。本人に向けて行うだけでなく、その人を取り巻く人に対しても行うことがあるのです。
対象者は最初から脆弱性を持っている、研究対象であるということにおいて脆弱性も発生する事もあるので、人権を保護するという視点から、倫理的な配慮をすべきですが、こうした取り巻いている人たちというのは脆弱性があまり高くはないですが、その反面で社会的な影響力は大きいといってもいいですから、ほかの視点での配慮が必要になります。
どのような項目を入れるのか
研究依頼文書に入れるべき項目ですが、まずは挨拶です。これは冒頭の挨拶です。もし取り巻いている人に対して送る場合には、公的で一般的な慣用的な表現を用いればいいのですが、相手が対象者そのもので、個人である場合には、それほど堅苦しい表現は避けたほうがいいでしょう。あまり堅苦しい表現では相手も恐縮してしまいます。
その上で簡単な自分についての自己紹介を入れましょう。ここはあまり長い文章を書くのは避けます。協力してもらうことへのお願いとして自己紹介をしておくとわかりやすいかもしれません。どのようなことを研究テーマにして普段から活動しているかなどわかりやすく紹介しましょう。
研究の概要について
対象者は研究の概要を知っておく必要がありますので、依頼書にはそれを入れる必要があります。研究をする事になった背景や目的、意義やどのようにして行うのかその方法などを説明します。相手が理解できるように専門的な用語は使わずに長々と説明せずに、簡潔に書きましょう。
そしてなぜ自分が選ばれたのかと対象者は疑問に思っているかもしれませんので、対象として選んだ理由なども述べられる範囲で述べたほうが信頼関係がきずけるでしょう。研究計画書がある場合は添えるといいと思いますが、研究指導、論文審査に使うものとは別のもので相手に合わせてわかりやすいものを作成しなおす必要があります。
協力を依頼する
そして重要なことが協力を依頼するお願いの文面です。「つきましては研究の趣旨をご理解していただいた上で協力してくださいますようお願いいたします」という例文のような一文を入れておきましょう。そして依頼内容の詳細な説明について、相手がどうすればいいのかわからないということがないように明確にわかりやすく書きましょう。
対象者を取り巻く人たちに依頼する場合には、対象者を選んだ基準、方法や人数などもわかりやすくして、業務の支障になるわけですから、「お手数をおかけして申し訳ございませんが」といった一文を添えておくといいでしょう。返信用封筒を同封することも重要です。
倫理的配慮について
対象者を取り巻く施設長や病院の院長などに書面を送る場合は倫理的配慮を重視しているということが分かる文面を記載する必要があります。調査の許可、協力に関して自由意思の尊重をしていただきたいことや、対象者に対して、倫理的配慮を持っているということを伝えた奥と印象がいいでしょう。
インフォームドコンセントの条件
インフォームドコンセントとは説明と同意ですが、今病院ではこれが基本です。研究をするのですからそれに対しての説明、そして対象者の同意を得られなければ勝手に行ってはいけないのです。ですからわかりやすい言葉で専門用語を使わずに相手が納得できるように説明をする必要があるでしょう。専門用語ばかりを使って相手がわからないうちに同意をとってしまったのではこれは同意とは言えません。
研究依頼文書を出すということはお願いされた相手も周囲の人も普段の日常に支障が出る事もありますし、何かしらの手を煩わせてしまうこともあるかもしれませんので、そうならないようにするためにも、簡潔に依頼する内容はまとめておいて、相手がわかりやすいように準備や段取りをする事が重要です。
相手にお願いをするのですからその点を配慮してお願いしましょう。相手に対して敬意を適切に表現する事も重要です。日本なら文書手紙でも敬意を表現する事が出来て、それは季語を使うことで表現できます。不適切な敬語の表現は相手に対して失礼ですので、正しく使うようにしましょう。敬語が正しく使えないことは信頼関係を損ねる事にもつながります。
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