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食品がどういったものであるか、一般的には一括表示で記されていますが、これは原材料の多く添加されているもの順が書かれ、そのあとに食品添加物が多く添加されているもの順に書かれたものです。
そして、そこに含まれるアレルゲン、遺伝子組み換えの情報が添えられています。しかし、これらの表示を作る上では、それぞれに含まれている原材料の多いものを決める必要があります。
例えば、弁当には多くのおかずが入っていますが
それぞれ量も異なっています。また、そのおかずは様々な原材料で作られています。それらをすべてひっくるめて、全体との比率を計算してから、順序をつけていくといった、気の遠くなるような作業をする必要があるのです。
これらを機能的に漏れなく記入できるようにした物が、原材料規格書です。原材料規格書の書き方しては、まず最終製品を作るために投入する原材料を書き出します。簡単な例としては、あんぱんを示します。
あんぱんを作るためにはパンとあんこが原材料となります。まず、原材料規格書にはあんことパンを記載します。次にあんこを原材料に分けていきます。小豆、砂糖、食塩、寒天が良く使用されます。この4品を記入します。
次に、この4品を製造するために
使用された原材料を書き出します。小豆は原材料そのままのため、それ以上は分解できません。砂糖は一般に、サトウキビと甜菜を原料に製造されています。食塩は海水を乾燥させて作っていることから、海水と記載します。そして、寒天は主に紅藻類を原材料としています。
次にパンを原材料に分けていきます。パンは小麦粉、マーガリン、砂糖、食塩、酵母などが使用されております。これらも同様に小麦粉は小麦、マーガリンは植物性油脂、などと同様に区分していきます。
ここで気がつくのが、あんこ部分とパン部分で同様の原材料が使用されている、ということです。ここでは砂糖と食塩が挙げられますが、これらの合計量を計算します。
例えば
あんことパンの重量割合が6:4であれば(あんこの砂糖割合)×0.6+(パンの砂糖割合)×0.4を全体に対する砂糖の割合、とするわけです。こうして最終的な原材料割合を計算して、その順位を決めていくわけです。
こうしてできたものが、原材料表示欄に記載される内容となります。あんぱんの場合は原材料も少なめで比較的簡単ですが、これがたくさんの部材で成り立っている幕の内弁当などは、非常にややこしい作業が発生します。
これは、地道に分解して確実にこなしていくしか、手はありません。そして、今後、義務表示となる栄養成分の計算の基になるものであるため、ますます正確に記載することの重要性が高まっていくものと考えられています。