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電話が普及する前は、遠方の人に早く連絡事項や手伝えたいことがある場合には電報を使うことが主流でしたが、電話が普及してからはリアルタイムで伝えることができるようになりました。
さらに携帯電話が普及しだすと、個人から個人に、取り次いでもらう必要がなく電話することができたり、留守電やメールでメッセージを残しておけるようにもなりました。
しかし結婚式のお祝いやお葬式のお悔やみ言葉は
現在でも電報が良く使われています。結婚式に行って直接お祝いの言葉を伝えることができない場合や、お葬式やお通夜に行くことができずに遺族の方々にお悔やみの言葉をいうことができない時には祝電や弔電という形で電報を送ります。
電報の内容については特に決まりはないのですが、送られた電報は結婚式でもお葬式でも会場で読み上げられることになるので、大勢の人の前で読まれてもよいような内容で送る方が良いでしょう。ただ忌み言葉といって結婚式にしてもお葬式にしても使ってはいけない言葉があります。
たとえば結婚式で
これから結ばれ幸せな家庭を築いていく二人に対する祝辞なのに、「切れる」「別れる」「離れる」「戻る」など離婚や再婚、不幸を連想させるような言葉は縁起が悪いので忌み言葉とされているので、使わないように注意をしましょう。
またお葬式で
人が亡くなって悲しい思いをされているときに「再び」「重ねて」「続いて」などという言葉は、不幸が続くことを連想させるような言葉は忌み言葉とされているので使わないように注意をすることが必要です。またお葬式の場では宗教によっても忌み言葉があります。
仏教の場合には「浮かばれない」「迷う」など魂が成仏しないようなことを言ってはいけませんし、キリスト教なのに「成仏してください」という言葉も慎むべきことなのです。
結婚式でもお葬式でも共通して使ってはいけない言葉は「重ね重ね」「たびたび」「またまた」などです。結婚なら再婚を連想させ、お葬式では不幸が続くことを連想させるからです。
このような忌み言葉を避けることが最低のマナーなので、このような言葉を使わずに自分なりの文章を作って電報を送ってもよいでしょう。どのような文面にすればよいかわからない場合には電報を送るときに聞いてみてもよいでしょう。
いくつかの文例をあげてみると結婚式の場合は「ご結婚おめでとうございます。お二人の輝かしい門出を祝福し、末永いお幸せをお祈り申し上げます。」「ご結婚おめでとうございます。素晴らしいご家庭をお築きください。」友人や同僚なら「おめでとう!いろんなこともあったけど、これからは二人で幸せを築いてください。」などがあります。
弔電の文例としては
「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。」「お父様の突然の悲報に接し大変驚いております。残されたご家族の皆様のご心情をお察しし、すぐにでもお慰めに飛んでいきたい気持ちですが、はるかな地よりご冥福をお祈りいたします。」などで、キリスト教の場合には「神の御許に召されました何々様が安らかに憩われますよう心よりお祈りいたします。」などの文例があるので参考にされるとよいでしょう。
さて送り方にもマナーはあるのです。
祝電や弔電は式場で読み上げられるので、式に間に合うように、できれば前日までに式場に送ることができるとよいでしょう。送り先は式場で、宛名を結婚式の場合は新郎新婦宛かその両親あてにするとよいでしょう。
お葬式の場合は急なことになるので、あまり時間はありませんが、お葬式の前日まで、遅くても式が始まる一時間前までに届くようにします。送り先はお葬式を行う会場で、宛名は喪主の方の名前か「ご遺族様」とします。
結婚式やお葬式の時だけでなく、入学式や卒業式、受賞や昇進のお祝い、出産祝い、誕生日などお祝いのために送る電報もあります。そのようなお祝いごとのパーティーが開かれるけれど出席できない場合にはお祝いメッセージとして祝電を送るようにします。
最近は電報の台紙が様々なデザインのものが出ていて、祝ってもらう気持ちが伝わる内容も受け取る側にとってうれしいものですが、台紙がとてもきれいで、記念に残せるようなものが多いので、そのような台紙を使って送るとさらに喜んでもらえることでしょう。プリザーブドフラワーとともに送るものやぬいぐるみや風船と一緒に届けられたりできるものもあります。
出産祝いなどは
ぬいぐるみが声に出してお祝いの言葉を言ってもらえるものもあります。弔電でもお悔やみの時に適したお花と一緒に送ることができます。このように祝電や弔電もどんどん形が変えられ、文章だけのものではなくなってきました。
お祝いの言葉やお悔やみの言葉を直接参加して伝えることができない時の手段として使われてきた電報ですが、特に祝電の場合には、忌み言葉と送り方に気を付ければ、自分なりに300文字程度の文章を考えることができ、台紙も先方に喜んでもらえるような物を選ぶことができるのです。
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