研究論文の書き方とコツ
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契約書の書き方~改行~
契約書は、契約の内容を誰が見ても誤解することなく明示的に示すことが必要です。その為、誤解されるような書き方を行うことは後々のトラブルの元になります。その為、文章の内容のみで...
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縦書き封筒の書き方
手紙の宛名、差出人名は相手が初めて目にする場所です。楷書で丁寧に、読みやすい字で書いて、良い第一印象を与えましょう。封筒には縦書きと横書きがありますが、相手が目上の方や改ま...
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サンキューDMの書き方
DMはダイレクトメールの略称です。ダイレクトメールは一般的には広告を宣伝する意味で郵送物として送られてくることが多い言葉です。企業や団体の広告宣伝的な意味合いも強いのですが...
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所信表明の書き方
所信表明は、自身の気持ちを言葉にすることです。その中には、単純な決意だけではなくそうなったことに対する感謝の気持ちも込めなくてはいけません。所信表明の場としては、昇進や昇格...
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葉書の書き方サンプル
葉書にも様々な書き方があります。親しい友人や家族に向けたもの、親戚や勤め先の方に送るもの、取引先や顧客に対して送るもの、時候の挨拶、お祝い、お悔やみなど、宛先や記載内容は多...
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職務経歴書の書き方:調理師
調理師が職務経歴書を作成するうえで意識するべきポイントは「内容が明快であるか」・「自分のアピールポイントがしっかり訴求されているか」と言った事などです。 ...
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志望大学への志願書の書き方について
昨今教育現場において大学入試の形は多様化し、AO入試などの推薦入学を志す人が増えてきています。その際に必要になるものは、自分の志望動機などを書いた志願書です。志願書については、難し...
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三つの文章構造について
文章の書き方について書いていきます。文章をわかりやすいものにするためには、文章構造の工夫がどうしても必要になります。文章構造を考えずに書いた場合、文意がどうしても支離滅裂になってし...
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家庭科のレポートの書き方:調理
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12月の手紙の書き方・例文
1.12月の手紙の書き方の基本の流れ 2.12月の時候の挨拶の例文 3.12月の結びの挨拶の例文 4.12月の手紙の例文 5.12...

文章の書き方はその内容によって大きく変わってきます。ここでは、研究論文の書き方について説明します。一般的に、論文の構成は起承転結の形式をとります。研究論文は、全く初めての研究結果を論文にする場合以外、大抵は先行の研究論文が必ず存在します。
そのため、まずはその先行研究をまとめることから始まります。ここに当たるのが起承転結の「起」です。先行研究のまとめ方は、年代ごと、内容ごとによって変わってきますが、最終的にはどのような研究結果が出ているのかをまとめます。
その中で、どのような研究方法が用いられてきたのか
どのような問題点があったのかを挙げます。そして、それらの先行研究を踏まえ、自分が研究したことが先行研究とどのように違うのか、どのような結果を生むのかを明確に示す必要があります。
先行研究の量によっては、原稿用紙10枚以上にもなる部分ですが、先行研究をしっかりとまとめあげるだけでも十分な研究成果になります。本題の研究結果を示すのに自信がなければ、先行研究のまとめを本題にし、そこから浮かび上がってきた問題点などを指摘して、今後の研究に活かしていくとするのも一つの手です。
先行研究のまとめと自分の研究の意義を説明し終えたら、本題に入っていきます。本題の説明をしていく上で重要なのは、分かり易い言葉を使うことです。どうしても専門用語を使わなければいけないときは、本文中で説明をつけるか、注釈に説明をつけましょう。
また、一文一文が長くなってしまわないように
適宜句読点をつけていきます。接続詞や指示語も取り入れ、読み手に伝わりやすい文章にすることを心がけましょう。文章のみでは伝わりにくいことは、図説を用いると効果的です。研究の過程で何かしらまとめたものは図表などにし、本文の中に盛り込んでいくとボリュームのあるいい論文に仕上がります。
本文が長くなる場合は
各ポイントごとにまとめを作っておくと、読み手にも分かり易くなります。ここまでが起承転結の「承」と「転」の部分に当たります。そして最後に「結」に当たる結論部分を書いていきますが、ここではただ結論を書くだけではいけません。
ここでは今回の研究で得た成果の他に、見えてきた問題点や、これからの展望についても触れるようにします。そうすると次の研究への繋がりにもなりますし、新しい問題を提起することで、その分野の視野が大きく広がります。
研究というのはその時限りのものではありません。先行研究があり、それについて様々な研究がされてきたように、次から次へと繋がっていくものです。自分の研究が最後ではなく、これからどのような成果を得られるのかを提起することで、より内容のある論文に仕上げることができます。
書き終えた後は推敲に推敲を重ね、注釈部分と添付資料を適宜まとめます。誤字脱字は論外です。最後までしっかりとチェックを怠らないようにしましょう。
研究などの論文の書き方や参考文献の書き方など色々な書き方は下記が参考になります♪
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