「未筆ながら」の意味と例文と書き方

最近はメールが大変普及し、御中元やお歳暮をいただいたときにもメールでお礼をして済ませたり、何かのお詫びなどもメールで済ませることが多くなりました。親しい友人ならメールでも十分なのですが、目上の方や親せきの方、会社関係の方などメールでは失礼に当たることもあります。

 

そのような相手にお礼やお祝い、挨拶、お詫びなどの言葉を伝えたい時で、直接言えない時には、メールではなくお手紙を書くことで印象に残ってもらえ、相手様からの印象もよくなることでしょう。

 

しかし手紙は残るものでもあり、他の家族の方が見ないとも限りません。だから手紙を書くときには正しい手紙の書き方を知ったうえで書く必要があります。

 

敬語や謙遜語などを間違って使っていると

軽く済まされる場合もありますが、時には相手に不快な思いをさせてしまうこともあるのです。目上の方から目下の方にいう言葉を目上の人に使ってしまったり、丁寧になりすぎて敬語が二重になって使われくどく感じられたりすることもあるのです。

 

だから改まった相手に手紙を書くときには敬語の使い方を正しくするとともに、手紙の書き方も知っておきましょう。まず書きはじめは、お悔やみ状やお見舞い状以外は「拝啓」「謹啓」などの頭語から始めます。

 

「拝啓」よりさらに丁寧になると「謹啓」となります。そして一字分あけて、時候の挨拶と相手様の安否を気遣う言葉を書きます。たとえば「厳寒の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。」や一年中使われる時候の挨拶として、「時下、ますますご活躍のこととお喜び申し上げます。」などの挨拶言葉を書きます。

 

そして次に本文に入ります。

「さて、何々の件ですが」や「ところで先日は結構なものをいただきありがとうございました。」「先日はご迷惑をしてまことに申し訳ありませんでした。」などから始めて書きたいことを丁寧な言葉、敬語を使った文章でつづります。

 

本文が終わると結びの言葉に入るのですが、結びの文章としては、「まずはご報告まで」という要件の取りまとめのような内容の言葉、「今後ともよろしくお願いいたします。」という今後のお願いに関する言葉、「恐縮ですがお返事をお願い申し上げます。」という返信を待つ言葉、または「ご自愛のほどお祈りいたします。」という相手の今後を気遣う言葉などがあります。

 

結びの言葉として、相手の今後を気遣う言葉を結びの言葉とするときには、相手様のことなのに「最後になってしまい、申し訳ございませんが」という意味を込めて「未筆ながら」という言葉を入れ「皆様のご健康をお祈り申し上げます。」「未筆ながら、天候不順の折、何卒ご自愛専一に。」「未筆ながら、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。」などを書いて締めくくります。

 

「未筆ながら」は縦書きなら業のはじめから、横書きならぎぃうの左端から書きはじめます。「未筆ながら」と一言添えるだけで相手様の今後のことを考え、さらに立ててもらっているということが伝わるでしょう。

 

このようなことは構えて書かなくても

さらっと流暢にまとめるとスマートな手紙になります。そして頭語の「拝啓」や「謹啓」に対する結語として「敬具」「謹言」などと書くのが正しい手紙の書き方です。

 

このように改まって手紙を書くときには書く順序や言葉の使い方を知っているととても読みやすい文章になります。また本文を書くときにもあまり長々と書いた文章では読みづらくて、読む気にならないということもあります。だから簡潔に文章を書くことができるとよいでしょう。

 

そして自分の字なので、上手な人もあまり得意でない人もいるのですが、あまり得意でなくても心を込めて丁寧に書けば、読んでもらいやすく気持ちがしっかり伝わり、味のある手紙になります。

 

メールは同じ印字で届いたり送ったりするので

ある意味別の人が送ってもわからないということもあります。また書く内容によっては誤解して相手に届いてしまうこともあるのです。

 

しかし手紙なら書いた人は間違いなくその人なので、その人の顔が十分見えて読んでもらえることになります。また文章から誤解が生まれるということもないのです。だから手紙はメールと比べて、誤解が生じにくく、気持ちが伝わりやすいということです。

 

ただ敬語だと思って間違えて使用してしまい、相手に不愉快な気持ちにさせる可能性は否めないので、敬語の使い方に関する知識を持っているとそのようなことにはなりません。手紙の最後に相手様の名前を書いて宛先としますが、その際、相手の氏名の後には「様」と付けるのが一般的です。

 

例外としては、何々先生には「先生様」と様と付ける必要がなく、会社や団体が相手の場合には「御中」とつけます。また不特定多数の方に文書を作成して配布する場合には、「各位」と付けるようにします。このようなことを知って手紙を書くと、読みやすく、失礼のないスマートな手紙が書きあがることでしょう。

修理依頼書の書き方

電化製品などを購入すると電化製品ゆえに壊れてしまうことがあります。そんなときには修理依頼書を書くことになります。意外にも書く機会のある修理依頼書の書き方を今回ご紹介します。...

病院見学のお礼状の書き方

  1.お礼は文章でも書く 2.適したレターセット 3.封筒の宛先 4.本文の書き方   お礼は文章でも書く ...

町内会の班長のための現金出納帳の書き方

  1.町内会の現金出納帳の引継ぎについて 2.町内会費徴収の注意点 3.買い物など出金の記入例 4.入金の場合の記入例 5.会計報告...

退院祝いののしの書き方

友人や親戚、会社の同僚等、身近な方が入院先の病院から退院したことを知ったら、退院祝いを贈ることがあるでしょう。退院祝いは物を贈る場合もありますし現金を贈る方もいるでしょう。...

文章の書き方:稟議書

  1.稟議書とは 2.稟議書の書き方の構成 3.稟議書で便利な文章と稟議書の書き方例   稟議書とは 稟...

卒業式祝辞の書き方

毎年3月には全国の学校で開かれるのが卒業式ですが、どの式典にも必ず必要なのが卒業式祝辞です。   1.卒業式の祝辞とは 2.3つの挨拶とは?...

音楽における楽譜の書き方

音楽で使用する楽譜の書き方について説明いたします。音楽で使用される楽譜で最もポピュラーな物はみなさんご覧になった事があるでしょう、五線譜と呼ばれる五本のラインが横に平行に並んでいる...

EMSの書き方

  1.EMS(国際スピード郵便)とラベルについて 2.EMS書類用ラベルの書き方 3.EMS物品用ラベルの書き方 4.税関告知書補助用紙...

研修受入所見の書き方

研修受入所見の書き方に求められるのは、研修内容を受入側の目線で評価することです。受入した研修生の研修中の様子を記し、研修生としての礼儀、研修に臨む態度、意欲などを評価します...

喪中はがきの書き方:義父の場合

年賀状は一年を無事に過ごせた事に感謝し、新しい年の幸せを願って出すものです。自分自身や家族の幸せというより、年賀状を差し上げる先様の幸せを願います。喪中はがきというのは、年...

スポンサーリンク