「存じます」の意味と例文と書き方
-
法定調書の書き方
法定調書とは、所得税法・相続税法などに基づいて税務署が適正な課税を確保することを目的に、提出を義務付けている書類をいい、全部で40種類以上あります。そのうち多くの人が提出す...
-
アクションプランの書き方例
アクションプランは、実現する目標に向かっての具体的な行動計画ですから、この位置づけを確認して策定する必要があります。書き方の例文なども含め、順を追いながら見てみます。 ...
-
これで大丈夫手紙の書き方
普段はメールや電話で間に合っていても、ビジネスや人付き合いにおいて手紙のやりとりは欠かせません。とはいえ、手紙の書き方にはマナーがあり、それを知っているか知らないでいるかでは、受け...
-
文章で伝えることは言葉より難しい
文章を書くこと、文章で思いを伝えることは非常に難しいことです。というのも、お互いの顔と顔を合わせ、お互いの表情をみながら会話をすることができる環境であれば、何か間違った認識をしてい...
-
敬老会招待状の書き方
町内会や自治会で敬老会を催している地域もあるでしょう。町内会などの役員になると敬老会招待状を作成しなくてはならないかもしれません。 1.お年...
-
封筒の裏の差出人の連名の書き方
手紙を送る際、場合によっては封筒の裏の差出人を連名にする必要があります。例えば、結婚式の招待状です。封筒の裏の差出人の箇所には、挙式を行う2人の名前を連名で記すのが慣習とな...
-
ビジネスメールの書き方のお願い
1.人柄が見えるビジネスメールを 2.ビジネスでは必須、上手なお願い 3.社内メールでも心配りを 4.読みやすさは文章とレイアウトのバ...
-
クレームのお詫び状の書き方:エステサロン
エステサロンのクレームの中で多いものの1つに、合わないクリームなどを使ったことにより帰宅してから肌が荒れてしまったというような類のものがあります。 ...
-
中袋の書き方
知り合いや親戚にお祝いごとがある時は、相手に対してお祝いの気持ちを込めてご祝儀を渡しますね。もちろん現金をそのまま渡すわけにはいきませんから、ご祝儀袋に包んで渡すことになり...
-
大学AOのための自己PRの書き方:部活編
大学AO入試で必ず求められるといってもいいのが自己PRです。書くことがない、自分にはアピールすることがない、と悩む人もいるかもしれません。しかし、そんなに難しく考える必要は...

「存じます」という言い回しは、「思います」の謙譲語であり、ビジネスの場において使われることが多い敬語表現です。例えば「その他ご不明点等ございましたら担当○○までご連絡いただければ幸甚に存じます」や「何なりとお気軽にお尋ねいただければと存じ ます」などと、電話口でオペレーターが丁寧にお客様の対応をしている姿が一般的によく見られます。
また、目上の方や偉い方を相手に「先の件についてお聞きになっているかと存じますが」や「失礼ながらお伺いしたく存じます」などと、失礼のないようかっちりとした敬語表現として使用されることが多くあります。
その他の例文としては
「お褒めにあずかり光栄に存じます」や、「ご多忙とは存じますがご検討の程よろしくお願いいたします」などがあり、「思います」ではふさわしくないかしこまった場面で多く用いられます。
このように事務職や営業職などお客様との会話が多い業種では頻繁に耳にする機会も多くある言い回しですが、一方、少々堅苦しい言い回しのため社内や身内などで使用される機会は少なく、同じビジネスシーンでもその他の業種ではあまり聴き馴染みのない表現かもしれません。
または手紙における季節の挨拶やお知らせの文書などにも用いられます。書き方としては「○○様におかれましてはその後お変わりなくお過ごし(お暮らし)のことと存じます」や「貴社ますます御清栄の由、大慶至極に存じ上げます」のように用いられ、かっちりとした生真面目な文章を書きたい場合に定型文として使用されています。また「存じます」にはもうひとつの意味があり、「知っている」の敬語表現としても使用されてます。
この意味では基本的に
「存じて(存じ上げて)おります」といった言い回しとなりますが、先述の「思います」の意味同様、ビジネスシーンなどにおいて、目上の方やお客様など敬意を払うべき相手に対する敬語表現として用いられています。
例文としては、「この件についてはすでにご存じでしょうか」や「その件につきましては私も存じ上げております」などといった使用方法が挙げられます。「存じます」という敬語表現は、基本的に堅苦しい場面での使用が多い表現なので、果たしてそこまでかしこまる必要がある場面なのかを考えることが重要です。
実際には「思います」という表現で十分な場面なのに、無暗やたらと過剰な敬語表現を多用してしまうと、相手からは敬語を使用するべきシーンを分かっていない無知な人間なのだなと判断されてしまうか、または生真面目で気難しい人間なのだろうかと思われてしまうかもしれません。
例えば社内の方への連絡事項があり
電子メールで「ご確認いただきたく存じます」という言い回しをしたとしましょう。違う課で全く面識のない相手ならば違和感がないかもしれませんが、この文面を同じ課の方や直属の上司など身近な相手に送った場合、必要以上に堅苦しい印象を与えてしまうことがあります。
もちろん「この場合はこの言い方が正解」といった明確な答えはありません。年配の上司でも堅苦しい敬語を嫌い、「ですます」がしっかり使えていれば気にしないというおおらかな方もいますし、反対にどんなに年が近い先輩だとしても、仕事の上ではきっちりとかしこまった敬語を使用しなければ注意を受けてしまう場合もあります。
その人の敬語の好みに関しては
当たり前ながら人それぞれなため、どういうタイプなのかは話してみるまで分かりません。こういった場合、まずは正しい敬語を適切に使用することが一番無難なのですが、万が一正しい言い回しが分からなくても、真面目で一生懸命な態度を心がけていればどんなに不格好な敬語だったとしても相手に誠意は伝わります。
また、敬語の正しさばかりに気をとられていると
知らず知らずのうちにかえって失礼な言葉を使用してしまうケースもあります。特に社会人になりたての方など、正しい敬語を使わなければ叱られてしまうのではないかと気負いすぎるあまり、敬語を正しく使おうとする気持ちとは反対におかしな言い回しを選んでしまい、二重敬語を使ってしまう姿を見かけることもしばしばあります。
敬語は仕事と同じく、まずは失敗を恐れずに使ってみること、そこで指摘を受けてしまったらしっかりと反省の姿勢を見せ、正しい言い回しをよく確認して次回からは間違えないことが重要です。
また、ビジネスシーンならば社内にはお手本となる先輩や上司が周りにたくさんいることでしょう。先輩や上司がお客様や目上の方に対してどうのような言葉遣いを選び、どのような対応をしているのか、よく観察し勉強することが敬語をマスターするための一番の近道となります。
そうして見極めが出来るようになってきたら、今この場面はきちんとした敬語表現をするべきなのか、それとも少しくだけた言い方の方が良い場面なのか、適切な判断をして敬語を使い分けていきましょう。