「清祥・健勝・清栄・繁栄・盛栄・発展・隆昌」の違いと使い分け方と書き方
-
管理職任用試験の内申書の書き方
管理職とはその名の通り、仕事をする上で組織をまとめ、運営したりそれをサポートしたりする役職のことを指します。会社員であれば課長以上の役職の人は管理職という扱いになりますが、...
-
文章の書き方が上達する方法
「書く技術を高めるには、たくさんの本を読みましょう」 読書をすることは、自分で文章を書くのと同じくらい、あるいはそれ以上に文章力を身につける非常にいい方法です。(読書する以外、文章...
-
障害者ケース記録の書き方
障害者の方の1日の様子について、介護士などの担当者がつけるのがケース記録です。基本的には施設によって書き方が決まっていますが、ここでは一般的なルールや適切な記載の仕方につい...
-
現代社会レポートの書き方
現代社会をテーマにしたポートの書き方を説明します。レポートそのものの書き方に加え、現代社会というテーマ独自のルールも存在するため、執筆には注意が必要です。  ...
-
読書感想文の上手な書き方とは
1.ポイントとしては 2.直感的に選ぶ際の注意点としては 3.本を読んでいて自分が純粋に感じたこと 読書感想文の苦手意識を持...
-
育児休業者職場復帰給付金支給申請書の書き方
1.育児休業者職場復帰給付金支給申請書とは 2.育休者職場復帰給付金支給申請書の書き方 3.注意すべき点 育...
-
小学生の作文の書き方
小学生になると幼稚園や保育園の時と違った作業が学校でたくさん出てきます。その中の一つに作文があります。幼稚園や保育園の時は文字を覚えて単語を書くという所までできればよかったのですが...
-
宛名の書き方:ビジネスの封筒
ビジネスシーンにおいて、封筒を使った文書のやり取りというものは頻繁に行われるものです。 1.ビジネスで手紙を出す 2.ビジネスシーンでの...
-
絵葉書の書き方
絵葉書の書き方に、正しいも誤りもありません。どんな書き方でも、その人なりの個性が出て、楽しいのが絵葉書です。でも、実際に書きたいと思っても、どこから始めたらいいのか、分から...
-
給与所得者の保険料控除申告書の書き方
1.納税に関しまして 2.会社に提出する申告書と注意点 3.保険料控除申告書の注意点 納税に関しまして ...

ビジネス文書でも個人の手紙でも、礼儀正しく書かなければならない文章においては、必ず必要になるのが時候の挨拶です。これには大きく分けて二つあり、前半は季節を絡めたさまざまな表現を用い、後半には相手に対して健康や栄えている状況などを喜びたたえる言葉が用いられています。
本文の内容にかかわらず
これらは社外文書や手紙で近況を伝えたりお礼をしたり、依頼をするなど様々な文書において用いられる表現ですので、誰でも一つ二つはすぐに思いつくでしょう。
この文章では、季節を表す言葉が文書を作成している時期のもので間違いないかを気にする人がほとんどですが、実際には後半の言葉もいろいろな意味がありますので、間違えないように正しい言葉を使う必要があります。
特に、例文などを見ても
季節ごとの区別はされているものの、後半の文言については詳しい違いなどを掲載しているものはかなり少なくなっていますので、思いついた言葉を入れる人も少なくありません。
しかし、内容は微妙に異なっていますので、きちんと違いを理解して、季節だけでなく相手の満ち足りた状況を言い表す言葉も正しいものを選ぶようにしましょう。
一般的によく用いられる言葉は、「清祥」や「健勝」、「清栄」、「繁栄」、「盛栄」、「発展」、「隆昌」などです。これらは大きな意味合いではいずれも、相手の健康や繁栄を喜び称える良い言葉として使われています。
元々は「貴殿益々御健勝にして御隆盛の由、大慶至極に存じます」というように、漢文調の表現で相手に対してかしこまった言葉づかいで書かれていました。ちなみに、この文章の意味は、「あなたがますますお元気でご発展されているご様子を、非常におめでたいことと思っております」という意味になります。
現在でも意味はそれほど大きな違いがありませんが、この部分だけを漢文調にしてもそのあとの本文とのバランスが悪くなってしまいますので、「拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」というように、通常の文体で書くことが一般的になってきました。
この文章における時下というのは
季節の言葉を入れずにこの一文を入れるときに用いられる言葉で、ただ今、このごろといった近況を表す言葉として用いられています。時候の挨拶で季節の選び方に迷った時には、このように書くことで年中活用できる便利な言葉ですので、セットで覚えておきましょう。
これらの言葉は大きく分けて二つあり、清祥や健勝は相手の健康を意味しています。そのため、基本的には個人相手の手紙などに用いる言葉です。一方、繁栄や発展、隆昌という言葉は、経済的に豊かであったり、相手の会社の業績がどんどん向上しているといった繁栄を意味する言葉として用いられています。
これは個人の出世などにも用いることができますので、基本的に個人相手でも企業や団体相手でも使うことができる言葉となっています。そのため、文書を書くときの決まり文句として覚えておくつもりであれば、こちらの方を優先的に使うように癖をつけておいたほうがよいでしょう。
また、これらの両方の意味を持っている言葉として清栄があります。この言葉は清祥と盛栄を合わせたような表現になっており、健康と経済的繁栄の両方を称えることのできる便利な言葉ですので、個人にも会社にも使うことができるだけでなく、正しい言葉の意味を知っている相手にとっては、他の言葉よりも幸福をたたえられているイメージを受けます。
このように、普段何気なく使っているような言葉でも、よく調べると意味が異なる場合があります。特に、個人に限定される健康を意味する言葉を使う場合には、ビジネス文書でうっかり使わないように気を付けましょう。
ただし、ビジネス文書であっても
担当者個人への連絡の場合などは健康を意味する言葉を使っても問題ないこともありますので、きちんと使い分けができるようになったら臨機応変に対処できます。
連絡文書であってもほぼ必ず入れている文言ですので、何通りか用意しておくと、同じ相手に連続して文書を送る場合でも変化があってよいでしょう。
これらの言葉を使った例文はいろいろありますが、個人相手には「寒さ厳しき折、貴下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」などのように使いますし、企業相手の時には「時下ますますご発展のこととお慶び申し上げます」というように使います。
気を付けたいのが個人でお見舞いやお悔みの手紙を出したり、不幸があった直後に連絡をするときです。この場合にはこれらの言葉を使うのは避けたほうがよいので、「寒さ厳しき折、おかわりはございませんでしょうか」など、おめでたい言葉を避けて時候の挨拶を入れるとよいでしょう。
また、何らかの依頼をする場合などは、「ご心痛のところ大変申し訳ございませんが」など、相手の気持ちを思いやった言葉を入れるようにすることで、申し訳ないという気持ちを伝えられます。