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お礼は文章でも書く
医学生として病院見学や臨床研修を行った際、お世話になって病院や担当者の先生にお礼状を書きましょう。一般的なマナーをわきまえているという評価だけではなく、礼節を守る学生がいるとして通っている学校や、その学校の出身で現在その病院に勤務中の先輩医師に対しても礼を尽くすことに繋がるからです。
本格的にその病院への就職を考えているのであれば、アピールにもなります。お礼状の形式は手書き、ワープロ書きのいずれでも構いませんので、相手の状況やTPOなどで適宜使い分けましょう。ワープロ書きであれば、病院見学の後すぐに感謝の意を伝えることができますが、病院宛に送信される他のメールの中に埋もれてしまう可能性があります。
一方手書きの場合は、メールより送付に時間を要しますが、正式な書状という形式を保ち、送信者独自の筆跡である事が記憶に残ります。相手の方がコンピュータをよく使う方か、そうでないかによっても使い分けると効率的です。手書きで送付する場合は、病院見学の後に直ぐ書き始められるように、便箋、封筒、切手などを用意しておきましょう。
適したレターセット
電子メールの場合は、持っているメールソフトから送るので1つだけですが手紙で書く場合は、便箋、封筒、筆記用具の種類に選択肢があり、どれがお礼状として相応しいのかを考える必要があります。コストがかかるものではないので、持っていない場合は面倒でも購入しましょう。
まず便箋は、白地で模様などもなく、縦罫のものが最も適しています。その他の便箋も不適切という程ではありませんが、カジュアルなイメージを持たせることになるため、マナーを踏まえた手紙としてはいささか礼に欠けます。
封書に入れる際は、書き出し部分が上に来るようにして三つ折りにして入れてください。宛名が折り目になってしまわないように注意します。お礼状が便箋1枚のみの場合、白紙の便箋を1枚追加して入れることが適していますが、近年ではエコロジーの問題からそれを良しとしないこともあるため、
入れなければ失礼ということはありません。封筒は長型4号と呼ばれるサイズで便箋と同じく白無地の和封筒が望ましいです。紙質にも注意し、二重になっている種類や厚手の上質紙で作られた封筒を選択します。
白無地であればコンビニなどでも販売されていますが、文具店などで便箋と封筒がセットになっているものを用意しておきましょう。筆記具はボールペンか万年筆を使います。当然鉛筆で下書きすることはできないので、別の用紙に下書きを作成してから本番に望んでください。下書きを作っておかないと、
文章の構成を考えながら書き進めなければいけないので、誤字脱字が多くなり、便箋を無駄にしてしまいます。また万年筆であれば青いインクも可能ですが、ボールペンはカラーインクを使わずに黒で書きます。
封筒の宛先
本文の前に封筒に記載する宛名の書き方についても説明します。宛先は病院見学の際担当してくれた部署の責任者、あるいは直接の担当者の名前で記入します。余裕があれば、病院の院長宛にも別途送付すると、より礼儀を弁えた対応になります。住所は病院の住所で書き、氏名欄は病院名から書き始めます。
次に部署名、そして担当してくれた方の肩書きと氏名の順です。事務員ではなく医師が担当者の場合は、氏名につける敬称を様ではなく先生にしても良いでしょう。但し先生様のように、両方を並べてはいけません。また個人名を付けるので、病院名の後に御中という敬称は不要です。
本文の書き方
本文は前文、主文、末文、後付けによって構成されています。初めの前文では、頭語と時候の挨拶を述べます。頭語とは、拝啓などに代表される手紙の常套文句です。対になる結語を末文で添えるので、どの頭語を使うのかと、対応する結語は何かを調べます。
特に問題がなければお礼状の場合も頭語は拝啓で構いません。時候の挨拶は手紙を送付する時期や天候に合わせて変更するので、その時期にあった挨拶分を確認してください。月ごとに決まっている場合が多く、1月であれば新春の候や厳冬の候、6月であれば初夏の候や梅雨の候という出だしになっています。
時候の挨拶は拝啓に続けて書かず、1マス分空けるか、改行して次の行から書き始めます。次の主文でお礼を述べます。作文と同様に、段落が変わったら1マス空けるなど文法や敬語の使用には注意して記入してください。便箋のところでも述べましたが、
あらかじめ下書きを別に作成し、文法などのミスがないと決まった段階で便箋に書き写すようにすると効率よく書くことができます。内容は、単にありがとうございますというだけではなく、見学させてもらった場所の中でも印象的だったことなど、具体例を交えて執筆しましょう。
また、それによって自分が感じたこと、今後の抱負なども述べると印象が良くなります。次の末文で、最後お礼の言葉を述べ、結語で文章を締めます。拝啓の場合は敬具などが対応する結語です。最後に後付けを書きます。後付けはお礼状を執筆した日付、差出人の署名、宛先を書いてください。
日付は便箋が縦書なので、漢数字にし、年の単位も平成や昭和などの年号で書きます。署名欄は、自分の名前及び、所属する学校名、学部、学科を併記します。宛先は封筒に書いたものと同じく、病院名、部署名、送る方の氏名を敬称をつけて記入します。
ここでも先生と様と併記しないなど、封筒でのルールは守ってください。宛名は罫線の枠ギリギリになるイメージで、本文より大きめに記載します。また必須ではありませんが、手紙には脇付という宛名の左下に記載する言葉も存在します。
医療分野では手紙を書く際に用いられることが多いので、覚えておくと便利です。その他の注意点としては、まず追伸を書くのは御法度です。必ず本文中で伝えたいことは完結させましょう。
できるだけ下書きの段階で伝えたいことは書き出すようにし、もし便箋に写している最中に追加したいことができてしまった場合は、面倒でも書き直してください。またお礼状は正式な文書なので、尊敬語、謙譲語、丁寧語といった敬語を正しく使い分けてください。
お礼状の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
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