【11月】手紙の書き方

pixta_tegami_01

手紙を書くときには、その季節や送る相手によって、いろいろと気をつける必要があります。11月の時候にあった挨拶を使うことで、その相手に季節を感じてもらうことができるようになります。なので、できるだけ季語や時候の言葉を使えるように、いくつか知っておくと便利です。会社やプライベートな手紙などでも利用することができるのでメモしておいたり、文章をあらかじめ考えておくというのもいいです。

 

  1. 1.季節にあった時候の言葉を知っておく
  2. 2.手紙の書き方は季節の言葉をはじめに使う
  3. 3.はじまりの文章と結びの挨拶について

 


季節にあった時候の言葉を知っておく

pixta_tegami_02

時候の挨拶用語はその季節をイメージしたものが人気があります。会社の営業や連絡などのメールの文章を書くときにもその月にあった文章と言葉を利用することが大切です。
11月の手紙の書き出しにも利用できる例文をいくつか書いてみると、暮秋の候、深秋の候などがあります。

 

ほかにも、書き方としては霜秋、向寒、初雁、などがあります。文章にするときには、このようなその季節の温感や鳥、花などを取り入れた言葉を使うと柔らかい雰囲気の手紙を書くことができるようになるといいます。11月は秋なので、秋、という一文字がついている言葉もよく使われます。

 

小春日和の好季、鮮やかな紅葉の候となり、吐く息も白くなり、ゆく秋の寂しさ身にしみるころ、というものもあります。季節をイメージさせる言葉をさりげなく利用することで、文章がわかりやすく、外に出なくてもその雰囲気などを感じることができることができるのです。仕事でもプライベートでも使える言葉なので、覚えておくといいということです。

 


手紙の書き方は季節の言葉をはじめに使う

pixta_tegami_03

11月の手紙の書き始めと例文としていくつかよく使うものを覚えておくと手紙を書くときに書きやすいといいます。初霜の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます、というものや、寒気の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます、というものは会社からの手紙などにも使いやすいものなので、メモをしておく、記憶しておくというのもいざというときにすぐに書くことができるので便利です。

 

知り合いなどの家族や親戚などに送るときには、深冷の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます、というものや、菊花の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか、という相手を気遣う文章を選ぶというのもいいです。長文のものになると、小春日和の穏やかな日が続いていますがお変わりなくお過ごしでしょうか、というもの、おびただしい落ち葉に過ぎゆく晩秋を惜しむ今日このごろですが、という風景を思い浮かべさせられるものを書き加えるという文章もあります。

 

ごく親しい人への文章の場合は、少しくだけた書き方をしてもいいので、熱燗で一杯、に人生の幸せをしみじみ感じるような季節になってきました、というものでもいいかもしれないです。こたつの恋しい季節になりました、皆様にはご一同様お元気でしょうか、というのもみんなでこたつに入って温まる姿を想像できてとても季節を思い浮かべやすいものです。ほかにも、冬将軍はもうそこまでやってきています、という文章も少しかわいらしさがあるのに、冬の寒い季節が近づいているということがわかります。

 


はじまりの文章と結びの挨拶について

pixta_tegami_01

季語をはじまりと結びの挨拶で使うとわかりやすい手紙になることができます。季語というのは先にも書いたように、季節を表す言葉のことです。難しい言葉を考えることはないので、秋、冬、春、夏などはすべて季語といえます。うららか、暑い、寂しい、寒いなども実は季語です。さらに、日付などで使う何月、というその月も季語になるのです。結びの挨拶も文章の終わりに使用しますが、季語などを加えて書くといいです。

 

たとえば、寒さに向かう季節、お体に気をつけてお過ごしください 、というものや、寒さが日一日と増して参りますがお風邪など召されませぬよう御身体を大事にしてください、という相手へ伝えたいことや気遣いを考えたものを使うと気持ちも伝わりやすいです。11月は寒さも厳しくなり、体調を崩しやすい人も多い時期なので、そのような文章を結びで使うのもいいといえます。

 

季節の流れははやいものです、秋から冬への気温変化にご自愛下さい、というもののほかにも、向寒の折柄、ご健康にはくれぐれもお気をつけください、というものも使いやすいです。相手を選ばない、そのまま使えるものなどもあるので、それは会社やプライベートでも使うことができます。小春日和、という言葉は春に近づいてきているときに使うものなのか、というと少し違います。

 

季語でもあるこの小春日和ですが、晩秋から初冬にかけて、一時的にでも穏やかで暖かい天候のことをそういうのだといいます。小春という言葉から春をイメージして使い方を間違えがちですが、実は陰暦で10月のことをいうのだということです。なので、季節的には11月の手紙などに書いてもいいということになるのです。

 

入試の推薦書の書き方

入試において推薦書は「推薦を受けた受験生がどういう人間なのか」や「受験生がいかに受験先の学校にふさわしい人間なのか」を受験先にアピールするためのものです。  ...

文章の書き方を考察する

一言で言いましても、文章の書き方というものは、様々なものがあるわけです。それは手紙の書き方から、作文、小論文、小説に至るまで、実に多数の分野に広がっています。   ...

看護研究における参考文献・引用文献の書き方

  1.看護研究とは 2.参考文献の書き方 3.例文 4.引用文献の書き方   看護研究とは 看護研究...

被保険者住所変更届の書き方

被保険者住所変更届は2枚あるのをご存知でしょうか。これらの変更届は例えば結婚などによって配偶者が増えたり、結婚をすでにしていて引越しをした時などにできるだけ速やかに提出すべ...

自己資本の様式の書き方

これから起業をしようと考えている人は自己資本を管理してしっかりとした様式のものを利用することが一番です。書き方を理解して自己資本を守ることができるビジネスマンになることが重...

上申書の書き方

上申書とは、様々なケースで書く事になりますが一般的には部下から上司に対して意見を書いた文書を提出する書式になります。もともと上申書は、中国から来たものです。天子に文書を奉る...

履歴書の書き方など例

就職活動を行っている方や、既に一定のキャリアを持っている方が転職活動を行う場面もあります。仕事探しを行う上では、現在では各種誌面の他にインターネットを利用する方法が用意され...

職場上司への謝罪文の書き方

仕事においてミスをしてしまったら、会社全体の損失にもつながります。事態の収束はもちろんですが、口頭で謝罪するだけではなく、謝罪文を職場上司に当てて執筆する必要があります。謝...

作文の書き方にはコツがあります

作文に苦手意識を持っている人は案外多いものです。字数が埋まらない、どう書いていいのかわからない、まとめ方がわからない、と悩みは人それぞれでしょう。しかし、ちょっとしたコツをつかむこ...

お客様へのお礼状の書き方(例文)

  1.ビジネスでもお礼状を書く機会は多い 2.時代はネットでも手書きは大切 3.文例をストックしましょう 4.お礼の文章を書くポイントを...

スポンサーリンク